創業100年超 老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界 の商品レビュー
動画制作経験皆無の有隣堂メンバーがハヤシさん、ブッコロー(と中の人)とともにチャンネルを育てていく奮闘記的本。チャンネル運営についてハヤシさんが「有隣堂さんはどう思うんですか?」の問いかけやチャンネルに対する熱量を感じて、スタッフさんたちの意識が変わっていったところがよかったです...
動画制作経験皆無の有隣堂メンバーがハヤシさん、ブッコロー(と中の人)とともにチャンネルを育てていく奮闘記的本。チャンネル運営についてハヤシさんが「有隣堂さんはどう思うんですか?」の問いかけやチャンネルに対する熱量を感じて、スタッフさんたちの意識が変わっていったところがよかったです。私も「主体性」を持って仕事をしようと思いました。あと佐藤さんのプロレス回が割と人気のようです。
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子供の頃から本を買うなら有隣堂。参考書と文具はトーヨー街と決まっていた。 YouTubeも見ていて、お気に入りは作家の一日や本店巡り、エレベータも面白かった。 紆余曲折があって今のような人気チャンネルとなったのだが、プロデューサーのハヤシ氏の力が実に大きいと知る。あと編集の力。何...
子供の頃から本を買うなら有隣堂。参考書と文具はトーヨー街と決まっていた。 YouTubeも見ていて、お気に入りは作家の一日や本店巡り、エレベータも面白かった。 紆余曲折があって今のような人気チャンネルとなったのだが、プロデューサーのハヤシ氏の力が実に大きいと知る。あと編集の力。何時間も掛けて撮ったものを8分に編集する、これは素人には真似できない。「YouTubeを見る層は、ほとんど本を読まないと思った方がいい」本屋のサイトなのに。これを受け入れる有隣堂のやり方も良かった。基本的に企業に雇われている動画クリエーターの地位は低い。どんなに一生懸命作っても、企業の上層部が色々言ってきたり、作る側が忖度したりで、面白いところがどんどん削ぎ落ちてしまうらしい。有隣堂は完全に自由にやれる。これはなかなかこの国の企業では出来ないのではないか。 ブッコローのぬいぐるみ、1,200個が販売初日に瞬殺で完売するなど、会社側の予想も遥かに越える人気ぶりだ。 書店経営はどんどん難しい方向に向かっているようだが、有隣堂には頑張って欲しい。なんといっても本カバーが秀逸。大手書店のなかで間違いなく最もセンスが良いのだから。
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大好きなゆうせか(有隣堂のYouTubeチャンネル)ができるまでの過程が垣間見えるのが、ファン必見です。
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チャンネルを1万人くらいの時に登録して、ずっと欠かさず動画みてたので買いました。 まさかの、ちょっとうるうるとしてしまった。 似たような苦しさを味わった事がある人は、会社員なら意外と多いんじゃないかと思う。 SNSマーケティングの手法が分かる本なのかなと思って読み始めたけど、全...
チャンネルを1万人くらいの時に登録して、ずっと欠かさず動画みてたので買いました。 まさかの、ちょっとうるうるとしてしまった。 似たような苦しさを味わった事がある人は、会社員なら意外と多いんじゃないかと思う。 SNSマーケティングの手法が分かる本なのかなと思って読み始めたけど、全く違ってて、「今立ちはだかる壁の高さと孤独感に、なんども心折れそうになりながら立ち向かう姿勢」に勇気をもらえた。 チャンネルファンや、マーケターだけでなく、メイン事業以外の業務をやってる人、新規事業の立ち上げなどでもがく人にも良さそう。
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最近、「有隣堂しか知らない世界」にはまって、ガラスペンと『新明解国語辞典』を買いました。 横浜に旅行する機会があったら書店にも行きたいです。
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感動した、というか、感心した、というか。ずっと、楽しいチャンネルを本屋さんがやっている、くらいの気持ちで観ていました。が、読んでみると、そりゃそうだよな、と腑に落ちる点が多々。企業がやることなので、目的や目標、どのような戦略でそこに向かっていくのかの議論、分析、反省、改善、と一連...
感動した、というか、感心した、というか。ずっと、楽しいチャンネルを本屋さんがやっている、くらいの気持ちで観ていました。が、読んでみると、そりゃそうだよな、と腑に落ちる点が多々。企業がやることなので、目的や目標、どのような戦略でそこに向かっていくのかの議論、分析、反省、改善、と一連の流れがあるんですね。本気で取り組む、という姿勢の大事さを痛感しました。
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自称ゆーりんちーなので、楽しく読みました。帯コメントを他書店の方が書いている事、そしてこの本が有隣堂だけでなくTSUTAYAや丸善で買えることが素晴らしい事だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
有隣堂。神奈川を中心に東京千葉に40店舗を展開する書店。社長の一声でYouTubeを立ち上げることになった初めは。会社と動画制作会社と契約して「つんどく兄弟」という本の紹介サイトを作った。しかし登録者数は伸びない。YouTubeはやめずにリニューアルし、得意分野と語りたいという熱量を持つ社員を登場させる。その一発目が「文房具王になり損ねた女」の通り名を持つスタッフ岡崎浩子。この一発目がヒットし「有隣堂しか知らない世界」の方向性が決まった。 このYouTube番組が好きで毎回見ている。確かに、動画、初期のものをたどってみると本の紹介の動画が何本か上がっていた。作っているのは、プロではない人たちだから何もかもが手探りだったんだろう。そういえば以前は週2回放送していたがいつのまにか週1回のアップになっていた。失敗があっても、思うような結果がすぐ出なくても続けていくのは大変なことだと思う。社外の人だけでなく社内の人も厳しい目で見るだろう。そのプレッシャーをはねのけて、改善点や可能性を探りながらチャレンジしていく様子は、どのビジネスでも通用するものだと思う。また、自分はその道の専門家じゃないからと言って初めから諦めてしまわずに、プロに任せるところは任せる、自分たちでやれることはやってみるという姿勢も大切だ。自分たちで作り上げる、という意識が働くモチベーションにつながるんだろう。 番組ファンで買ってみたけど、予想外にきちんとしたビジネス本だった。
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YouTube「有隣堂しか知らない世界」でのブッコローの忖度ない発言が好きで見ていますが、それが本になったということで読んでみました。 紹介する商品への好きが溢れて異常になれば成立という箇所が印象に残りました。それを可能にするには、「商品知識」と「熱い思い」が大事。 それはそうで...
YouTube「有隣堂しか知らない世界」でのブッコローの忖度ない発言が好きで見ていますが、それが本になったということで読んでみました。 紹介する商品への好きが溢れて異常になれば成立という箇所が印象に残りました。それを可能にするには、「商品知識」と「熱い思い」が大事。 それはそうですよね。人にすすめるにはそれだけの根拠がないと伝わらない。腹落ちしました。
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YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の立ち上げの話。有隣堂は浪人・学部生時代に、今は無きヨドバシAkiba店にお世話になっていました。老舗書店にしてはかなり攻めたコンテンツなのですが(ガラスペンの回をぜひ見てほしい)、失敗談や攻めていつつも譲れないことなど、新コンテ...
YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の立ち上げの話。有隣堂は浪人・学部生時代に、今は無きヨドバシAkiba店にお世話になっていました。老舗書店にしてはかなり攻めたコンテンツなのですが(ガラスペンの回をぜひ見てほしい)、失敗談や攻めていつつも譲れないことなど、新コンテンツ立ち上げを考えている担当者や経営者も勉強になる内容だと思います。
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