棕櫚を燃やす の商品レビュー
「あまさず暮らす」この言葉に出会っただけでもこの本をよむ価値があるかも。 よいこともわるいこともあまさず暮らしの中にはある。その家族の中で起こる現象の全てが愛おしく感じさせてくれる。
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ん〜なんだろう??このいつもと違う読後感。静謐な言葉の礫が心にたくさんひっかかり、静かに染み込んでいくような初めての経験。忘れられない1冊
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
賞を取った表題作の父と娘2人に通い合う情愛はしみじみと温かく1年と時間をくぎられた中で壊れゆくものをぞっと守っているような緊張感に満ちていた。 もう1篇の「らくだの掌」のひょうひょうとした並木さんのありように心が締めつけられた。とても好きな作品です。
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知らない単語、とくに形容詞、副詞、がたくさん出てきて、調べながら読んだ。 こんなふうに日常を言葉で表現できたら、同じ日常でも違って感じられるだろうと思う。 この著者の方と一緒に生活してみたい。 ここ最近のベストワン。
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