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名探偵のはらわた の商品レビュー

3.4

62件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    2

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2024/06/25

もともと「名探偵のいけにえ」がすごくすきだったので、ブックオフで見つけたので購入しましたが、うーん。ちょっと現実味がなさすぎて設定が好きではなかった。伏線回収も期待していたものよりイマイチ

Posted byブクログ

2024/06/27

ミステリ好きが選ぶミステリランキングで1位だと思って買ってみたらあんまりだった もう一度調べてみると、それは名探偵のはらわたじゃなくて名探偵のいけにえだった 上手くできているんだろうけど、登場人物が多かったり、話の展開がごちゃごちゃすぎて良く分からなかった 解決編は確かに「おー...

ミステリ好きが選ぶミステリランキングで1位だと思って買ってみたらあんまりだった もう一度調べてみると、それは名探偵のはらわたじゃなくて名探偵のいけにえだった 上手くできているんだろうけど、登場人物が多かったり、話の展開がごちゃごちゃすぎて良く分からなかった 解決編は確かに「おー」っとはなるけど、別に興奮するようなことは無い 登場人物にもあまり肩入れ出来なかった 設定は面白そうだけど、その設定の枠内のまま終わってしまった どんでん返し系の読みすぎかなあ?

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2024/06/18

もっと現実的な連続殺人かと思ったけど ファンタジーな話で拍子抜けした。 事件がエグいと聞いていたから読んだけど そうでもなかった。 登場人物がどんどん増えてちょっと分かんなくなった 私にはあまり刺さらなかった。

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2024/05/27

過去の猟奇的殺人事件の犯人が現代に蘇って悪逆の限りを尽くす、作者らしいぶっ飛んだ特殊設定ミステリ。 こんなアベンジャーズは嫌だ。 この作者にこのタイトルはヤバそうと思って読んだけど、他作品に比べると、グロ要素や残虐性は控えめだった、その時点でなんか感覚バグってるかもしれないが。 ...

過去の猟奇的殺人事件の犯人が現代に蘇って悪逆の限りを尽くす、作者らしいぶっ飛んだ特殊設定ミステリ。 こんなアベンジャーズは嫌だ。 この作者にこのタイトルはヤバそうと思って読んだけど、他作品に比べると、グロ要素や残虐性は控えめだった、その時点でなんか感覚バグってるかもしれないが。 主人公が歴代作品トップクラスの常識人なのもあるかもしれない。(というより他作品が軒並み倫理観のカケラも人たちしかいないので...) この設定だからこそ出来るトリックをフル活用して、綿密なロジック、そして多重解決と作者の持ち味が遺憾無く発揮されていて満足でした!

Posted byブクログ

2024/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】記録/神咒寺事件/八重定事件/農薬コーラ事件/津ケ山事件/顚末 日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、儀式でよみがえり、また殺戮を繰り返し始める。 名探偵・浦野はよみがえった殺人鬼の一人に殺されるが、明治生まれの名探偵・古城が地獄からよみがえって浦野の体に入り、鬼の正体を暴いて、滅ぼす。 浦野の助手だった「はらわた」こと原田亘と共に。 大量殺戮だが、エログロ描写はほとんどなくて、フラットな語り口なので読みやすい。けれど、よく考えると、乗っ取られた人たちの人生とか、加害者(とされてしまう)遺族とか辛い。そっちがテーマではないのだけれども。

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2024/05/22

不可解で猟奇的な事件の謎を探偵が颯爽と解き明かす... のだがミステリーではあっても断じて推理小説ではない。詭弁小説とでも言ったらよいのか、「証拠と矛盾しない範囲でどこまで奇想天外なストーリーを組み立てられるか」勝負になっている。テンポもよいし面白いんだけど。 生きた人間の匂いが...

不可解で猟奇的な事件の謎を探偵が颯爽と解き明かす... のだがミステリーではあっても断じて推理小説ではない。詭弁小説とでも言ったらよいのか、「証拠と矛盾しない範囲でどこまで奇想天外なストーリーを組み立てられるか」勝負になっている。テンポもよいし面白いんだけど。 生きた人間の匂いがしないのは令和の小説だからなのか。

Posted byブクログ

2024/05/17

エレファントヘッドの衝撃が忘れられずこの本を手に取りました。 グロテスクな表現はほとんどありませんが、思ってた通りクセのある作品でまたまた僕の好みでした。 ブラックユーモアというか表現が独特で思わず声を出して笑ってしまうぐらいツボにハマってしまったんですが、人によっては不快に思う...

エレファントヘッドの衝撃が忘れられずこの本を手に取りました。 グロテスクな表現はほとんどありませんが、思ってた通りクセのある作品でまたまた僕の好みでした。 ブラックユーモアというか表現が独特で思わず声を出して笑ってしまうぐらいツボにハマってしまったんですが、人によっては不快に思うかもしれません。 ストーリーもオカルトチックな内容で好き嫌いは分かれそうです。 ちょっと普通のミステリ小説に飽きた人に読んでほしいです。

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2024/05/15

実在する事件をフューチャーした 特殊設定探偵小説。 主人公は探偵の助手をしていた男で 最後の最後まで冴えない部分が多く 展開に振り回されがちではありました。 (探偵が奔放な性格ということもありしょうがないといえばそうですが。) 地獄から戻ってきた探偵だけあって 容赦なく犯人を...

実在する事件をフューチャーした 特殊設定探偵小説。 主人公は探偵の助手をしていた男で 最後の最後まで冴えない部分が多く 展開に振り回されがちではありました。 (探偵が奔放な性格ということもありしょうがないといえばそうですが。) 地獄から戻ってきた探偵だけあって 容赦なく犯人を殺す めちゃくちゃ暴力的で 躊躇ない姿に最初は引いちゃいましたが 地獄から来たのを考えると普通なのかなと思いました 割と設定がなんでもアリアリで 同じく地獄からよみがえった凶悪犯罪者達は 人から人へ取り憑いていくような それで推理が成立するのかってくらい とんでも設定でした。 ただ、推理はロジカルで 描写にあまり無駄がなくスッキリした小説という 印象です。 ロジカルに対して、反論 反論から新たなロジカルを打ち返す 説が覆されたなら、それを前提に新たな説を こういったロジックを上塗りしていく 手法が好きであればハマれる作者かも

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2024/05/12

「お前の彼女は2階で茹で死に」を先に読んで、この著者は気になると思ったので読みました。 凶悪犯罪者が蘇り、生きてる人間に取り憑いて生前に行ったものと似た凶行に及ぶという設定で思ったよりファンタジーだった。 その死者がいくらでも新しい体に乗り移れるなど、それが出来るならなんでもあり...

「お前の彼女は2階で茹で死に」を先に読んで、この著者は気になると思ったので読みました。 凶悪犯罪者が蘇り、生きてる人間に取り憑いて生前に行ったものと似た凶行に及ぶという設定で思ったよりファンタジーだった。 その死者がいくらでも新しい体に乗り移れるなど、それが出来るならなんでもあり感は否めないけど、推理はしっかりしていて納得できる内容になってるので、なんかこれで良し!となってしまう。 ラスト数ページは不覚にも、ちょっと感動だった。 「お前の彼女は〜」に比べると、かなり読みやすい。グロ要素も(ほぼ)ない。ラノベっぽさを感じてしまう人もいるかも。 「お前の彼女は〜」の刑事もだけど、白井さんはろくでなしな男をかっこよく書くのが上手いね! つい映像で見たくなってしまう。 (若干ネタバレ?) 表紙の女性、誰?と私も最初思ったけれどこれは赤いスカーフとボブの特徴から、チェシャですね

Posted byブクログ

2024/04/29

作中世界という基準での多重解決と、メタ的な次元、現実の事件の新解釈という多重解決が同時になされていく多重・多重解決

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