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徳川家康 弱者の戦略 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2023/08/07

家康は我慢して我慢して、天下をとったんですね。 勉強熱心だった。 今の世の中でも、通用しますね。 というか、今の日本の常識を作ったのが家康だから…? ただし、面白みないなー。 歴史にifはないけれど。 織田とか豊臣の天下だったらと考えずにはいられない。

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2023/07/30

史実に基づくもの、筆者の推察によるものなど、どのような考えから答えを導いたのかがわかりやすく、歴史認識について、改めて考えさせられる一冊。 とても丁寧で素人でもわかりやすく、他の人物についても、いろいろと勉強したくなる内容だった

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2023/07/15

雨宿りのために入った書店でたまたま購入。 今年は家康イヤーだが、僕は昔から信長・秀吉・家康だったら家康に興味がある。ビートルズだったらポール派で、キャンディーズだったらミキちゃんがいい(関係ないか)。 とにかく、生きていくうえで何かヒントがあるのではないかと思っている。

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2023/06/14

磯田さん、家康は専門じゃないでしょと思いながらも磯田さんの名前で購入しました(そもそも最近、磯田さんの専門が判らなくなってきてますが)。 本書は初心者向けに家康のライフイベントを丁寧に説明していきます。基本は通説に従いながら、最新研究も踏まえて記述していきます。その纏め方が上手く...

磯田さん、家康は専門じゃないでしょと思いながらも磯田さんの名前で購入しました(そもそも最近、磯田さんの専門が判らなくなってきてますが)。 本書は初心者向けに家康のライフイベントを丁寧に説明していきます。基本は通説に従いながら、最新研究も踏まえて記述していきます。その纏め方が上手くて、家康の一代記としてコンパクトにまとまった本になっていると思います。 磯田先生は歴史を俯瞰的に見てそこから軸を見つけて説明するのが相変わらず上手いですね。

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2023/06/10

ポップな伝記物としての側面があって、読みやすかった。 武士として貫く矜持と時代に合わせて生き抜く器用さのバランスは見習いたいと思った。 個人的に幼少期-青年期くらいの話が良かったが、後半なかなか読み進められなくなってきた。

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2023/04/28

信長にこき使われ、信玄に脅かされ、秀吉の命で関東へ・・・。家康は最初から天下を目指したわけではなかった。今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」のままの、家康の人生は厳しい選択の連続だった。家康は最強のライバルから何を学んだのか?

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2023/04/27

どうする家康は間違いではないと感じました。後世の人は徳川家康と聞くと天下をとった権謀術数の人と思っていますが、少なくとも秀吉に臣下の礼をとるまでは、どににもいる大名の一人だったと感じました。天下をとる人は実力と言うよりかなりの強運では。

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2023/04/09

大河ドラマから徳川家康興味がわき、この本を読んだ。よくNHKで拝見する磯田先生、分かりやすく、勉強になりました。「人の振り見て我が振り直せ」こそ家康がリーダーに登り詰めた秘訣ではないかと感じた。

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2023/03/29

NHKの歴史番組でもおなじみの磯田先生。独自の視点で家康をとらえます。運もさることながら、やはり学びですね。家康自身信長や秀吉、吾妻鑑からも多くこと学んだ。そして江戸幕府とつながった。棚から牡丹餅的な言い方をされることが多い家康ですが、実像はそんな簡単なものではなかったと思います...

NHKの歴史番組でもおなじみの磯田先生。独自の視点で家康をとらえます。運もさることながら、やはり学びですね。家康自身信長や秀吉、吾妻鑑からも多くこと学んだ。そして江戸幕府とつながった。棚から牡丹餅的な言い方をされることが多い家康ですが、実像はそんな簡単なものではなかったと思います。

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2023/03/25

大河ドラマの影響で、様々な徳川家康関連本が出版されていますが、テレビ番組等で活躍する著者がこれまでと異なる視点から家康の戦略を述べた一冊。 著者の視点は明確で、冒頭で次のように述べています。 ○家康は、三河の弱小大名であったのに、なぜ・どうやって天下を手に入れ、しかも260年も続...

大河ドラマの影響で、様々な徳川家康関連本が出版されていますが、テレビ番組等で活躍する著者がこれまでと異なる視点から家康の戦略を述べた一冊。 著者の視点は明確で、冒頭で次のように述べています。 ○家康は、三河の弱小大名であったのに、なぜ・どうやって天下を手に入れ、しかも260年も続く、政権を築けたのか? ○読者の参考になるように、家康のその「弱者の戦略」をみてもらう 大まかに歴史を振り返りながら、キーワードは「武威」と「信頼」だという視点で解説されており興味深い内容です。この戦略により天下統一を果たしたわけですが、その支配のあり方が現在の日本に影響しているということがよく言われるわけですが、逆に、日本の国民性がこうだから、家康の考え方、支配の仕方で統一できたとも言えるのではないかと感じてしまいました。 さて、今回の大河でも史実かどうかという意見がよく聞かれます。本書を書くにあたり、著者のスタンスが個人的に納得いくものでしたので、そのまま引用しました。 ○大切にしたい視点  専門家の難しい歴史書は「史実」の追求に血眼になります。それをあまりやりすぎると、読者が置いてけぼりになってしまいます。史実も大切ですが、史実には必ず「尾ひれ」がつきます。学者は必ず、その尾ひれを切り捨てるトリミングをしてしまいます。「素朴一次史料主義」というやつです。当時の一次史料だけを確かな史料とみなし、後世の史料や伝聞の記録を全部捨てます。見向きもしません。  しかし、それでは、かえって歴史の真には迫れないのです。というのも、歴史は伝えられるなかで尾ひれがつきますが、その尾ひれのつきかたにこそ、歴史時代の人々の心があらわれる面もあるからです。 <目次> はじめにー家康はどうしたのか! 第1章 「境目の土地」三河という運命 第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界 第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」 第4章 二つの滅亡 長篠の合戦と本能寺の変 第5章 天下人への道

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