ゆりかごになりたい、とヤナギは言った の商品レビュー
木の成長とその後伐採され加工されるその行方.またそのまま枯れ朽ちていくこと.木も生きていて変わっていくことを描いている.最後に登場した木の説明もあり丁寧だ.
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「大きくなったら何になると思う?」森の木たちが話し合っています。それぞれの木の特質が、何に作られると最も活かされるか知っているのです。「何にもならない」のも生態系の中の大切な位置づけなのです。木たちの静かな語らいが、落ち着いた味わいのある木版画で描かれています。
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かなり予想外だった。 なるほど、木の特性、役割。 自らの得意な分野で活躍したいよね。 ヤナギがタイトル務めてるけど、別に主役ではない。 みんなが主役。
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木版画が素敵。ナラ、ブナ、カバノキ、ヤナギ、ポプラ、トウヒ、カエデ、シダレヤナギ、トネリコ、トチノキ。10種類の木のそれぞれの夢。読んだ後は木をじっくり観察したくなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ナラやブナ、カバノキ、カエデ、トネリコ、ポプラ、ヤナギ、シダレヤナギ、トチノキ、トウヒたちが、おしゃべりをしている 「ねえ、大きくなったら何になる?」 おもちゃやタンス、ゆりかごになりたい木たちもいれば、朽ちていくと答える木、クリスマスツリーになりたい木も 〇木版画の色合いもやさしい 色んなものが、やがて色んなものに姿を変えていく トウヒは、最後のページのものになったのかな?
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