晴れときどき涙雨 の商品レビュー
相応の経験や年齢を重ねて、人間的な厚みもないとあれだけ心揺さぶられる作品を書けないのかも。 特に阪神大震災が、著者に大きな影響を与えていることがわかり、作品で災害のシーンが丁寧にページを割いて描かれていることの意味がわかった気がした。
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図書館で「ありゃ?ずいぶん前に図書館で借りたのに、何故に新刊コーナーにいるんだい?」と手にとってみると、加筆されて違う出版社から出てたのね( ゜o゜)それは読まねば!(^^)♪ そして目から水が溢れる(T-T)毎日のように毒を吐く私はまだまだ修行が足りないなぁ(_ _)反省
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川富士立夏のころ【2005~2009】 髙田郁のできるまで【~2014】 明日に繋ぐ想い【~2023】 「自身について書き綴ったエッセイ集」 悲喜こもごもがあって今がある。過去も今もそしてきっと未来も否定することなく過ごしていける人なのかもしれない。
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これまで作品を通してしかイメージしていなかった高田郁さん。 このエッセイ本を読んですっかりファンになりました。 サイン会など機会があれば絶対行くぞ。 その前に出来ること、感想をファンレターで送ろう!! いや~ よい本でした。
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最新のエッセイ集。 自身の生活のこと、作品にまつわること、若かりし頃夢に向かっていた話、そして出版社、編集者、書店員など、一つの作品が形になって店頭に並ぶまで、関わった人たちのこと。 その時々にかけられた言葉、メッセージ、それらを今もずっと大切にされているからこそ今の高田さんがお...
最新のエッセイ集。 自身の生活のこと、作品にまつわること、若かりし頃夢に向かっていた話、そして出版社、編集者、書店員など、一つの作品が形になって店頭に並ぶまで、関わった人たちのこと。 その時々にかけられた言葉、メッセージ、それらを今もずっと大切にされているからこそ今の高田さんがおられるのだと納得できます。 若い頃の夢は叶わなかったけれど、小説家という新しい道が開け、その道がいつまでも真っすぐ続いていきますように。
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版元を替え、加筆をしながらの 同タイトル3冊目の最新版とのこと。 高田都三のエッセイです。 拙ブログ→ 「晴れ時々涙雨」~思ひ出す事など https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/4e3ffaff93049c09d9952a8857e76ee9
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初めて読む髙田さんのエッセイ。 とても良かった。ますますファンになりました! お人柄はもちろん、髙田さんが大切にしている「心持ち」とでも言いましょうか。 大切にしている想い、作品に対する想い、「書くこと」への想い、家族への想い…と、たくさんの想いに加えて喜怒哀楽に触れることが出...
初めて読む髙田さんのエッセイ。 とても良かった。ますますファンになりました! お人柄はもちろん、髙田さんが大切にしている「心持ち」とでも言いましょうか。 大切にしている想い、作品に対する想い、「書くこと」への想い、家族への想い…と、たくさんの想いに加えて喜怒哀楽に触れることが出来たのも嬉しい。 じんわり心に染みる言葉、著者自身の体験談。 ところどころ胸に込み上げてくるものがあり涙ぐんでしまいました。 あと「大阪のオバチャン」のエピソードには思わず吹き出した。 髙田さんがいっぱい詰まった1冊。 読んだあと、もっと高田さんのことが知りたくなった。 執筆中の思い出や作品の裏話を読んで、まだ未読の作品「銀二貫」「あい 」を読む楽しみが更に増えました。 そして本作で「大阪ホンマ本大賞」の詳細について知れたことも良かった。 『心ある言葉は、弱気や不安からそのひとを救う「お守り」になります』 『あなたの明日に、優しい風が吹きますように』
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※このレビューにはネタバレを含みます
"みおつくし料理帖"や"あきない世傳"を読んでいるのかと思うほど、文章から漂う空気が同じだった。 このエピソードから、この人物から、この景色から、生まれてきた小説だったんだなとしみじみ思いながら読んだ。 助けてくれる人、駆けつけてくれる人、想いを馳せてくれる人、寄り添ってくれる人…。 感謝の仕方や敬意の払い方まで、小説に出てくる人たちかと思うほど、同じ感覚で読んでいた。 あなたなら同じことをしたと思う。 そう言える人や言われる人はいるだろうか。 優しく暖かい文のまま、辛い経験の告白には衝撃が大きかった。また、古き良き本屋さんの現状では、"輩"という単語に怒りや悔しさが滲み出るようで、言葉が立体的になった瞬間だった。 エッセイは軽やかな心持ちで読むことを想像していたが、前記の小説を読んでいる時の心持ちや空気感を同じくしていたので、この作家さんの内面が文によく現れているんだなと思った。 それと同時に、この作家さんの書く文がとても好きなんだなとあらためて思った。
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エッセイは軽いものと思っていたが、ひとつひとつが深く時に重く、もちろんくすりと笑えるものもあり、小説のようだった。こういう経験があの作品に繋がっているのだな、と納得するところあり。 所謂顔出しをしていないけれど、読者さんたちとの交流を大切に丁寧にされていて素敵。読者さんたちに...
エッセイは軽いものと思っていたが、ひとつひとつが深く時に重く、もちろんくすりと笑えるものもあり、小説のようだった。こういう経験があの作品に繋がっているのだな、と納得するところあり。 所謂顔出しをしていないけれど、読者さんたちとの交流を大切に丁寧にされていて素敵。読者さんたちにもそれぞれ小説のような人生がある。 まだ読んでいない作品も多数あるのでこれから少しずつ読もうと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2023/02/15リクエスト 1 顔出しをしない著者がコロナ時のサイン会では、エアーハグをするという。そしてそれぞれの人に、声掛けすると。 優しいお人柄が文章からにじみ出る。 今まで、どんな思いでこの仕事をしてきたか、ご家族とのエピソード、時代小説の売れる要素、それを書きたくないことなど、自作を読んだらこのエッセイの話を思い出しそうな気がした。 そして過去に交通事故にあい、それ以来、右手に不具合があったりするとのこと。 いい人だと思ったから、非を全面的に認めたから、厳罰を求めなかった。たいしたことないと思ったが、翌日から高熱が出て…と。 著者の事故の相手は、年配の方。その人が、まだ運転を続けていたら、また事故を起こすかもしれない。 自分自身、著者と同じ立場になったら、厳罰を求めないと思ったが、もし同じようなことが自分に起こったら、よく考えないといけないと感じた。
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