オスとメス=進化の不思議 の商品レビュー
栄養豊富な大きい配偶子をつくるのが雌で、運動性のある小さな配偶子をつくるのが雄であり、それはコンピューターによる計算でもモデル化できる仕組みであるという科学的なわかりやすい説明。 生物学がどのように性を説明し理解しようとしてきたかはマット・リドレー『赤の女王』なんかにも詳しく書...
栄養豊富な大きい配偶子をつくるのが雌で、運動性のある小さな配偶子をつくるのが雄であり、それはコンピューターによる計算でもモデル化できる仕組みであるという科学的なわかりやすい説明。 生物学がどのように性を説明し理解しようとしてきたかはマット・リドレー『赤の女王』なんかにも詳しく書かれているけど、本書は読みやすくて手っ取り早く理解するにはいいとおもう。
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なんで男と女があって、それ以上もそれ以下もないのか?が一般人にも理解できるように説明されていてすごい。かなりおもしろかった
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良著だった。LGBTQの理論が盛んになってそもそもの性別という概念を無くしてしまうような動きを感じる事がたまにあるけど、生物学的に人類の雄と雌はどう存在してきたのかをまず知らないと何も語れないなと思った。 著者の長谷川さんが何度も言っていた科学的な事実とその事実の推奨は全く別と...
良著だった。LGBTQの理論が盛んになってそもそもの性別という概念を無くしてしまうような動きを感じる事がたまにあるけど、生物学的に人類の雄と雌はどう存在してきたのかをまず知らないと何も語れないなと思った。 著者の長谷川さんが何度も言っていた科学的な事実とその事実の推奨は全く別という話も印象に残った。自然のあるがまま生きる事を選ぶのであれば生物学的な特性に沿って生きればいいけど、ヒトは最早その領域にいない、文化的な存在であることは万人共通の見解だと思う。選択の時代だ!
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