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社会の変え方 の商品レビュー

4.5

56件のお客様レビュー

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2024/08/21

「こどもに優しい社会はみんなに優しい社会」というのは、本当にそうだなと思う。 無駄を省き、その地域にあった政策を迅速に行うこと。それも殺害予告や妨害に何度もあいながら… どれほど困難なことだっただろう。 私もタイトルにあるように「日本の政治をあきらめている人」なんだけど、せめて選...

「こどもに優しい社会はみんなに優しい社会」というのは、本当にそうだなと思う。 無駄を省き、その地域にあった政策を迅速に行うこと。それも殺害予告や妨害に何度もあいながら… どれほど困難なことだっただろう。 私もタイトルにあるように「日本の政治をあきらめている人」なんだけど、せめて選挙にはしっかり行くとか、出来ることをやろうという気持ちになった。 他力本願だけど、こんな風に社会を変えてくれるかも!というような政治家が登場してくれないかな。

Posted byブクログ

2024/08/17

自分だったら、志はあっても行動までする勇気は持てないと思う。 一度でも殺人予告を受けた時点で頓挫だろうな。 素直に感服。

Posted byブクログ

2024/08/04

テレビで拝見し、どのような生い立ちでなぜ改革に取り組めたのか気になり、読みました。 バタリティや志の凄さに圧倒されましたが、市民や市の職員もまた少しでも生活しやすい街づくりをしていたのだろうと思います。 今の自分に何ができるか分かりませんが、目の前の人を想像しながら、互いに住...

テレビで拝見し、どのような生い立ちでなぜ改革に取り組めたのか気になり、読みました。 バタリティや志の凄さに圧倒されましたが、市民や市の職員もまた少しでも生活しやすい街づくりをしていたのだろうと思います。 今の自分に何ができるか分かりませんが、目の前の人を想像しながら、互いに住みやすいように行動していきたいです。

Posted byブクログ

2024/06/24

読了。強い人だと思った。ホリエモンとの対談動画を見て、本を読んでみようと思った。読むのは、大変だった。熱かった。政治家を辞められたのはもったいないと感じた。

Posted byブクログ

2024/06/24

この人は凄い。明石市長になるまでを描いた序章は、文章もうまいから小説のよう。ウルウルしながら読んだ。 漁師の家に生まれ、子供時代は、障害を持って生まれた弟を世話しながら過ごした。母親からは、弟の面倒を最後までみなければならないから、2人分稼げるようになれと言われ、精一杯勉強して...

この人は凄い。明石市長になるまでを描いた序章は、文章もうまいから小説のよう。ウルウルしながら読んだ。 漁師の家に生まれ、子供時代は、障害を持って生まれた弟を世話しながら過ごした。母親からは、弟の面倒を最後までみなければならないから、2人分稼げるようになれと言われ、精一杯勉強して東大に合格した。卒業後はNHKに就職したが、書店で石井紘基の本を手にし、仕事を辞めて選挙を手伝ったが落選。石井からは、司法試験を受けて弁護士になることを勧められ、4回目の挑戦で合格した。石井はその後、衆院議員に当選したが、2002年に刺殺されたため、その遺志を継いで、2003年の衆院選に臨み、当選した。国会では、犯罪被害者等基本法や無年金障害者救済法を担当し、成立させたが、2005年の郵政解散選挙で落選した。その後、明石に戻って弁護士の仕事を再開したが、2011年に明石市長選挙に立候補し、すべての政界や業界の支持を受けた対立候補者を破り、当選した。 「どんな選挙をしたか」と 「どんな政治をしているか」は、深くつながっている。 〝政党”や“業界団体”に担がれて選挙をやれば、 そちらを向いた政治になる。 市民とともに選挙をやって勝ち切れば、 「市民のための政治」が可能になる。 日本は、いまだに公共事業に多くのお金をつぎ込んでおり、GDPの7.3%(2017年)。イギリスやフランスよりも多く、アメリカより6割以上多い。一方で、子供などへの家族支出は、スウェーデン3.4%、イギリス3.2%、フランス2.9%に比べ、日本はわずか1.56%と半分程度。 自治体のトップには予算の配分を変える権限がある。税金を子供に使うことによって、子育て層から町へとお金が動き、地域の経済も回る。子どもの予算を12年間で倍増させ、職員を3倍に増やした結果、人口は10年連続で増加した。 日本には離婚後の子供を守るルールがないため、明石市では、離婚届を取りに来た人に「子供の教育に関する合意書」などの参考書式を配ることを始めた。この取り組みは厚生労働白書で紹介され、その後、法務省がこれをモデルにパンフレットを作成し、全国の自治体に配布した。 外交や安全保障などは国が担い、観光、経済政策は広域で対応、福祉、健康、地域の安全、生活支援などは市町村が担うのが合理的。 企業や団体の応援で当選した議員は、最初から一般市民よりもその企業や団体を見ています。それに加えて政治家からの口利きを期待して、企業や団体などから献金の打診も山ほどあります。さらに国会議員ともなると、空港やフライト、鉄道だけでなく、都心の一等地の宿舎などで優遇を享受できる。置かれた環境が過剰な特権につながり、さらなる勘違いを生じさせる。そのしわ寄せを受けるのは一般市民です。

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2024/04/29

出来ることなら明石市で子育てしたいな!と思う。 リーダーとして「どこに向かって誰のために何をするのか」が明確でブレない。とてつもないプレッシャーや『嫌がらせ』はそれはもう凄かったと思います。 もちろん市長のもとで働く公務員の方々もそれはもう大変だったでしょうね。でもそのおかげで...

出来ることなら明石市で子育てしたいな!と思う。 リーダーとして「どこに向かって誰のために何をするのか」が明確でブレない。とてつもないプレッシャーや『嫌がらせ』はそれはもう凄かったと思います。 もちろん市長のもとで働く公務員の方々もそれはもう大変だったでしょうね。でもそのおかげで今は日本中で羨ましがられる市になっています。大変だけど、その分、すごい『やりがい』『充実感』があるのではないでしょうかね☆

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2024/04/20

明石市長だった泉房穂の書籍。改革派で、既存権益にすがる人達にとっては目の上のタンコブだろう存在だが、市民の方を真摯に見つめて、既存の考えに囚われず、できることを一つ一つ成し遂げられた意志、力量には脱帽。やや自慢のストーリーも多い印象は受けたが、型にハマらず戦っていくスタイルには勇...

明石市長だった泉房穂の書籍。改革派で、既存権益にすがる人達にとっては目の上のタンコブだろう存在だが、市民の方を真摯に見つめて、既存の考えに囚われず、できることを一つ一つ成し遂げられた意志、力量には脱帽。やや自慢のストーリーも多い印象は受けたが、型にハマらず戦っていくスタイルには勇気づけられた

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2024/04/01

前半は筆者の自伝のような形で半生が語られ、途中から明石市の政策が紹介されている。 筆者の生き方も、明石市の政策もどちらも興味深く読めた。 泉さんは最後は不祥事で引退という結末を辿るが、それでも明石市に残した実績を考えると稀有な政治家だと思った。

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2024/03/17

3.5。兵庫県明石市の元市長による著書。明石市で行った政策や活動がメインだが、非常に面白かった。中学校の給食費の無償化や医療費無料の18歳までの拡大、第二次以降の保育料無料といった子育てに重心を置いた政策は非常に素晴らしい。また、その予算もやりくりで何とかしたとの事も素晴らしい。...

3.5。兵庫県明石市の元市長による著書。明石市で行った政策や活動がメインだが、非常に面白かった。中学校の給食費の無償化や医療費無料の18歳までの拡大、第二次以降の保育料無料といった子育てに重心を置いた政策は非常に素晴らしい。また、その予算もやりくりで何とかしたとの事も素晴らしい。実際、役所の知り合いの話や年度末恒例の道路工事など、無駄とは言わないが、ここは削れるだろうってところはたくさんある。それを実行し、明石市を明るい町にした著者は本当に凄いと思う。ただ、夕張市の例もあるので、本当に予算は貯金できたのか?(大赤字や借金まみれ等)と疑ってしまうのもある。 もし、この本に書いている事が本当なら、是非、 自分の街の市政を任せてみたい!

Posted byブクログ

2024/03/15

「みんなにとって優しい社会の実現」はとても大事。選挙権のある大人はもちろん、中高生にもオススメしたい1冊。 明石市といえば、子育てに手厚い街。 泉市長といえば、口は災のもとで暴言吐いたオッチャン。 その程度の情報しか持っていなかったけど、いつだったか雑誌VERYで紹介されていた...

「みんなにとって優しい社会の実現」はとても大事。選挙権のある大人はもちろん、中高生にもオススメしたい1冊。 明石市といえば、子育てに手厚い街。 泉市長といえば、口は災のもとで暴言吐いたオッチャン。 その程度の情報しか持っていなかったけど、いつだったか雑誌VERYで紹介されていた記事を読んで、「子育て世代はちゃんと政治家選ばなアカンわ」と思って図書館で予約。 冒頭、アツい思いに感動して、電車の中で読んでたのに思わず泣いてしまった。 猛勉強で東大、政治家になる前に弁護士、市長になる前に社会福祉士の資格取るとか、努力の人なんだな。 誰も置き去りにしない、みんなに優しい街 市民を市役所窓口でたらい回しにしない 本当に支援が必要な人は、市役所に相談することすら発想がないから、市役所職員のほうから出向く 素晴らしい。市民として、こういう市長を選びたくなるのはとてもよくわかる。 しかし、正義感強めでアツい人って、どうしてもパワハラと紙一重になりがちな印象…。職員は大変だと思う。 自分が若い頃だったら、こういう人の下で働いてスキルを高めたい!と思っただろうけど、もはやすっかりぬるま湯な生活なのでガンガンやられると精神的にキツそう…。 やったことが多すぎて、功績自慢な感じもしてしまって星をひとつ下げたけど、それだけのことをやってきたのはすごいこと。 国がやらないなら、明石市でできることをやる。 会社のルールを変えるのは無理でも、部内なら変えられるかもしれない…という勇気はもらえた。 政治家を選ぶって、市民としての権利と責任なんだよな。 アツい人は正直苦手…だけど、もっと社会がよくなるように政治家はアツい人を選びたいと思った。

Posted byブクログ