海よ光れ! の商品レビュー
学校新聞で定評ある学校が東日本大震災の直後から避難所になりながらも新聞を作ったというドキュメンタリー 最後廃校になって作り手がいなくなるという現実の厳しさを突きつけられるのだがここまで含めて世に知らしめてくれる一冊だと思う
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岩手県の大沢小学校での様子が書かれている。子供のものが多く、怖がりながらも周りへの気遣いがかなり感じられて尊敬の念さえ覚えた。伝統の劇とか新聞などへの強い誇りを持っていて、受け継いで行こうとする気持ちが凄かった。被災者でない自分はもっと色々できるはずなのにと少し情けなく、反省した...
岩手県の大沢小学校での様子が書かれている。子供のものが多く、怖がりながらも周りへの気遣いがかなり感じられて尊敬の念さえ覚えた。伝統の劇とか新聞などへの強い誇りを持っていて、受け継いで行こうとする気持ちが凄かった。被災者でない自分はもっと色々できるはずなのにと少し情けなく、反省した。もう少し自分に厳しくあらねば。あの時の小学生がもう大人になっていることに衝撃を受ける。 読んだきっかけ…夏休みに子供が親子読書しようと借りてきた。
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東日本大震災について、あらゆる子どもたちの家族の様子や思いが書かれています。私自身、被災経験はないですが、これからどうなるかわかりません。これからの子供たちもそうです。 だからこそ、この本に出てくる話のように助け合って生きていくことが大切だと思いました。
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涙涙涙!涙無しでは読めませんでした。 東日本大震災。 あの時の映像、CM、連日のニュース どれもちゃんと思い出せるのに もうあの頃の小学生は大人になっているのですね。 小学校5.6年生の課題図書だと侮ることなかれ ちょっとしたことですぐぴーぴー言ってる私ですが この本を開くと過酷...
涙涙涙!涙無しでは読めませんでした。 東日本大震災。 あの時の映像、CM、連日のニュース どれもちゃんと思い出せるのに もうあの頃の小学生は大人になっているのですね。 小学校5.6年生の課題図書だと侮ることなかれ ちょっとしたことですぐぴーぴー言ってる私ですが この本を開くと過酷な状況下の中 前向きに感謝を忘れず出来ることを探した子ども達がいました。 大人が子ども達に励まされる そんな1冊です。
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とても良かった。子供たちの楽しさや純粋さ、寂しさや悔しさがじんわりと伝わってきて、大津波が登場してからボロボロに涙が止まらない。でも読んでいる時に、しっかり地域の人と子供たちの絆の強さと温かさをもらえた。 子供たちは自分たちなりに、上の人の動きや気持ちを汲み取っているんだなあと...
とても良かった。子供たちの楽しさや純粋さ、寂しさや悔しさがじんわりと伝わってきて、大津波が登場してからボロボロに涙が止まらない。でも読んでいる時に、しっかり地域の人と子供たちの絆の強さと温かさをもらえた。 子供たちは自分たちなりに、上の人の動きや気持ちを汲み取っているんだなあと涙が出た。力になりたい・今の自分たちに何が出来るだろうとしっかり考えて行動できているのが心強い…! 肩もみ隊や、避難所に残った小さな子の相手を率先して小学低学年の子が担ってるなんて。 人が増えて、学校で避難生活もだんだん窮屈に感じ始めた頃、仲が良かった地域の人がギスギスし始めた。そんな時、校長先生が、「朝のあいさつ」の時間を設けた。全員で支え合い乗り越えようと、1日の始まりに声をかけることでみんなの団結力も強まる。 悠太くんの、お母さんを元気づけたい!たくさんの人に支えてもらって「ありがとう」を伝えたい!という気持ちに『新聞をつくりたい』と思えるのは、執行部にいたからというのも大きいけど、すごく良い案だよね。皆に読んでもらえて状況や感謝を伝えられるし、大沢小学校には昔から皆が新聞に馴染んでいる。 全国から届いた2101通の手紙にも涙。 今だとLINEやツイッターでコメント一つで気持ちを送れるけど、やっぱり手紙やハガキで実際に手書きで書かれたものを手に取れると受け取る気持ちも大きくなると思う。ずっと温もりを感じられる気がするのは何故だろう…( ; ; ) 特に兵庫県の子どものハガキ。根から発芽させるタンポポの写真を載せて、「このタンポポのようにたくましく生きて下さい」とメッセージ。グッときた。 最後の新聞、大人になった今だから書ける内容に、思わず皆大きくなったねと心の中で呟いた( ; ; ) 街や人を守ったり、救助する職業に就かれた方が多いなという感想。悠太くんとても字がキレイに書けてます。内容も噛み締めたい。
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課題図書は、ノンフィクションだけでも読む派なんですが、今年は泣けて仕方なかったなぁ…。去年の中村先生のも良かったけど。そして、新聞を書いた子どもたちの後ろに見え隠れする、児童全員の頑張りも伝わってきて、心打たれました。
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2024年読書感想文課題図書 高学年 岩手県山田町の大沢小学校は2019年度に閉校しましたが、すばらしい伝統がありました。地区のお祭りで「大沢虎舞」を踊ること。全校児童劇で「海よ光れ」を演じること。そして、学校新聞の「海よ光れ」です。岩手県の小中新聞コンクールでは毎年最優秀賞受賞...
2024年読書感想文課題図書 高学年 岩手県山田町の大沢小学校は2019年度に閉校しましたが、すばらしい伝統がありました。地区のお祭りで「大沢虎舞」を踊ること。全校児童劇で「海よ光れ」を演じること。そして、学校新聞の「海よ光れ」です。岩手県の小中新聞コンクールでは毎年最優秀賞受賞、全国大会でも毎年上位に入賞します。 2011年、小学生新聞の表彰で編集員たちが東京に行ったわずか6日後、地域は東日本大震災にみまわれます。 小学生の編集員たちは極限の状態で自分たちにできることとして、新聞を作ったのです。どうぞ、その新聞も見てください。
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高学年の課題図書。当時の小学生が立派な社会人になるくらい時間がたったんですね。子どもでも出来ることをしようと行動する姿に涙腺が緩みました。人は弱いけど強い。
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課題図書を読む。子どもは大人の姿に励まされ、大人も子どもの姿を見て励まされる。マイナスじゃなくてプラスの面に焦点を当てて発信していく子どもたち。なんてすばらしいんだ。
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東日本大震災では福島原発のニュースばかりが流れていたように思います。 なので、そこで暮らす人々のことは深く考えてこなかった気がします。 文中に「おれたちがこんなつらい思いをしていることを、よその人たちは知っているのかな?関係ないよ、と自分たちだけお腹いっぱい食べているのかな?暖か...
東日本大震災では福島原発のニュースばかりが流れていたように思います。 なので、そこで暮らす人々のことは深く考えてこなかった気がします。 文中に「おれたちがこんなつらい思いをしていることを、よその人たちは知っているのかな?関係ないよ、と自分たちだけお腹いっぱい食べているのかな?暖かい家で好きなテレビを観て、楽しく暮らしているんだろうな...」と悔しく思ったと語る子どもの言葉がチクリと胸に刺さりました。 近年、震災大国となってしまった日本で暮らしていく上で考えさせられる1冊でした。
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