脳の闇 の商品レビュー
まず最新刊へコピペ) 【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。
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人が持つ不合理な性質について、糾弾するのは非常に簡単な話である。しかしながら、現代社会にとって不合理であっても、進化の過程で合理的であったから、今尚人に備わっているのだと理解した。この本では承認欲求について手を変え品を変えかかれており、これほど承認欲求についてくどく語る本も珍しい...
人が持つ不合理な性質について、糾弾するのは非常に簡単な話である。しかしながら、現代社会にとって不合理であっても、進化の過程で合理的であったから、今尚人に備わっているのだと理解した。この本では承認欲求について手を変え品を変えかかれており、これほど承認欲求についてくどく語る本も珍しい。読み終わったとき、自分の不合理な性格や気質も強ち悪くはないなと良い意味で開き直れた。
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脳についてわかりやすく書いてある。 脳を知りたいと思った時の初期段階の内容。 なので、私は面白く読めた。 中野さんの性格が私にも当てはまる所があり、共感できた!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テレビで有名な脳科学者の方のエッセイ。 第6章の「やっかいな私」は、著者自身の過去を告白する内容でとても面白かった。ここに、孤独願望を強化する働きをもつホルモンは、男性ホルモンのテストステロンで、この値が高いと他人から干渉されずに一人で過ごす事を好むようになる、とあり自分に当てはまるようであった。 逆に女性は基本的に寂しく、常に誰かがいる事で安心する傾向がある。安心感をもたらすセロトニンの合成能力は男性の3分の2程度らしい。女性が感じる寂しさの肌感は独特で、理由の分からない漠然とした不安や哀情が浮かび、誰か他にやり取りできる人がいさえすれば、一時的に抑えることができるとある。そこで手近な夫などにぶつけてみても、理解されず相手にされないことが多く、それが主婦の目立った不満として集約されるらしい。勉強になった。 ちなみに男性は、銃を手にするだけで唾液中のテストステロン濃度が100倍にも上昇するらしい。他にも筋トレや闘争状態、不倫などのステディでない相手との性行動、高級スポーツカーに乗る事でも分泌が促される。 男女ともホルモンに振り回されている感があるが、それも進化の過程で身に付けた性質の名残が断片化されたものだとあり、諦めるしかない。
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色々チャプターごとで話題が飛ぶなぁというところと、自身の話も絡めた内容が多いのでエッセイぽかった。 衝撃的な内容があるわけではないけど、ところどころへーって内容はあるので、軽く読むのが調度良い気がしました。 あとがきはニヤリと読んでしまいました。
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私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が...
私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が最高でした。
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子供のころのことが書かれているのが 興味深い。 昔から人と違っていた。 大人が言うことにもハテナだらけだったんだろうなぁ。 はじめに言葉ありきのところに 書いてあった 双子語、個人語というものが気になる。 人と人がコミュニケーションをとり 理解しあうには、言語以外の何か見えな...
子供のころのことが書かれているのが 興味深い。 昔から人と違っていた。 大人が言うことにもハテナだらけだったんだろうなぁ。 はじめに言葉ありきのところに 書いてあった 双子語、個人語というものが気になる。 人と人がコミュニケーションをとり 理解しあうには、言語以外の何か見えないものがある。 言葉をあまり交わさなくてもなぜかわかってしまう、 いくら言葉を連ねてもまったく通じてる感じがしない。 コミュニケーション力って ほんとどうやって測るんだろうなぁ。
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著者の後書きで、「バカには読めない本」とストレートに書かれているのが笑ってしまった。 脳科学者の視点で、現代社会の病理と人間に備わる深い闇について、著者の書きたい事しか書いていないかなり振り切った本。 なかなか個性的な著者で面白いです。
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脳科学分野の観点から様々な社会問題や人の悩みや暮らしに考察を入れてくれる。哲学的な要素も強い。 結構好きなタイプの本でした。
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自身の体験を交えて書かれていることから、エッセイ本のような感がある。なので、読んでいて「勉強している」といった感覚はなく、「読み物として面白い」。 個人的には、読み進めるうち「橘玲の本っぽいな」とも思った。 (電子書籍に収録されているかわからないけど)あとがきまで、ぜひ読んでほ...
自身の体験を交えて書かれていることから、エッセイ本のような感がある。なので、読んでいて「勉強している」といった感覚はなく、「読み物として面白い」。 個人的には、読み進めるうち「橘玲の本っぽいな」とも思った。 (電子書籍に収録されているかわからないけど)あとがきまで、ぜひ読んでほしい。いや、むしろあとがきから先に読んだほうがいい。「バカには読めない本」「あなたの知的水準がいまいちなのは私のせいではない」と、はっきり書かれている。著者のスタンスが分かる。 内容とは直接関係ないが、 “~だけれども。”という言い回しが目立った。いたるところに、“~だけれども。”があって、これは何かを意図しているのだろうか?と思ったほど、この表現が多かった。それがクセなのか、わざとなのか、わからないのだけれども。
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