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脳の闇 の商品レビュー

3.5

64件のお客様レビュー

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2024/07/23
  • ネタバレ

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Audible聴了。 もう少し科学的な考察かと思ったが、中野先生の単なるエッセイ。これまでの先生の研究に基づいた科学的な脳の話は少しでがっかりだが、様々な分野に対する考察(持論)の量は多い。 ただ読者を「バカ」呼ばわりする不遜さはいかがなものか。

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2024/07/11

以下自分用メモ •自分に興味を持ち、自分の言葉を聞いてくれる人に好意を持つので、その性質を使う。あなただけには自分の話を打ち明ける、あなたの話だけは面白く聞ける、秘密を共有できる…あなただけが、優れた才能の持ち主、あなただけがこの世界で正しい、素晴らしい、といった特別性を付与...

以下自分用メモ •自分に興味を持ち、自分の言葉を聞いてくれる人に好意を持つので、その性質を使う。あなただけには自分の話を打ち明ける、あなたの話だけは面白く聞ける、秘密を共有できる…あなただけが、優れた才能の持ち主、あなただけがこの世界で正しい、素晴らしい、といった特別性を付与する。または孤独な存在だ、自分だけが孤独を理解できるといったような共感というスキル •こう変わってくれたらいいのに、ともしも誰かに対して思ったとしたら、その時点でもうその人のことを許容していない。一方で多くの人が、誰かも自分が正しいと思っている方向へ、私が導いてやる、という一面を持っていて、快感に思う。男→女:処女信仰、女→男:教育してやろう •自分をコントロールしようという人には必ずしも心のスキマがある。こういう形に自分をデザインしたいという欲求の裏に、自分の理想と自分の本質が乖離していることへの焦りやコンプレックスがある •

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2024/07/03

「あとがき」を先に読んだ方が良かったかも 落第横丁は自分が学生時代に少なからずお世話になったが、名前の由来なんぞ知らないで通っていた。もうその頃に映画館は無かったと思うが、自分が卒業した年に生まれた著者さんの方が良くご存知であった。

Posted byブクログ

2024/06/18
  • ネタバレ

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「人生の消化試合」「防弾ガラス」等、気になる単語が出てくる。人の気質も生存戦略か。「あいまいさを保持しておく知力」納得。

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2024/06/11

脳科学の立場から、常識に切り込んでいく内容 現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を読み解いていく内容。悩める人に読んでほしい

Posted byブクログ

2024/05/06

これって自分だけ? 人間ってどうしてこうなんだろう? という普段思っている疑問を科学的に論述されるとなんか安心する。

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2024/05/03

女性のセロトニンの合成量は男性の2/3 日本人の遺伝子プールでは、セロトニントランスポーターの数が少ないタイプの人が、世界平均と比べて異様に多い。

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2024/03/18

"Darkness of the Brain" 結論 ●今生きているだけで勝者 (生きていること、 それこそがチャンスの正体) ●真の恐怖は 【自分をコントロールできない】こと ●正しくホモサピや自分の脳構造を理解し、正しく生きましょう この本は...

"Darkness of the Brain" 結論 ●今生きているだけで勝者 (生きていること、 それこそがチャンスの正体) ●真の恐怖は 【自分をコントロールできない】こと ●正しくホモサピや自分の脳構造を理解し、正しく生きましょう この本は、科学的な方法論を基準に語られた本です。 胸がドキドキした箇所 ・ 通訳の必要性あり ・ 文脈の理解必須 ・科学的事実は変化の可能性あり。 ・不変 誰もが平等にその正当性を確認できる状態を担保していなくてはならないというルールは不変 これが科学の本質 ・人間は、本質的には自由を回避していながら、それでも自由を求め続けるという葛藤状態のまま生きている ・問題は解決できる ・感情は解決できない ・錯覚 自身のない人は、 世間の基準に合わせて自分を変え、 その合致するところに称賛を得ようと 躍起になってしまう。 けれど、 自信に溢れた人はその真逆かもしれない。 自分の業を肯定している。 己の醜さと闇を知って、  それを愛する方法を知っているから、 輝くことができるのではないか。 ・音楽は感情の調整役 ・音楽は必要不可欠ではないだろうか? ・ネアンデルタール人と現生人類の違い ・価値の認識ができるかどうか? ・種の滅亡に大きく関わっているとしたら面白い ・目に見えない価値を象徴するトークン ・権力構造の維持に直接関わってくる ・象徴的価値の運用能力の有無 ・エネルギーになる? ・水嶺となるかならないかの違い? ・解 ・人間がそう行動してしまうのは、  自身のせいではなく  脳のせいであるという事実 ・いまここに、 そういうありようで 存在していることそのものが、 それだけの理由と価値があったとの証左 ・バッシングをうける行動をしてしまう そう行動するだけのメリットが かつてヒトの進化史上あったということ ・対処方法 地味で面倒な努力 ・生物学的な欲求に対しては抑制を掛ける ・社会的には攻撃を受けにくい振る舞いを選択しつづける ・慰め、解、 少なくともこの世界には、変化に適応して姿を変え、生き延びた進化の勝利者だけが、生物として存在している。 いまどんな状態であれ、認められなくても、一つのバリエーションと考える ●個人的感想 変化に抗うもよし、抗わないもよし

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2024/02/19

2024.02.18 Audibleにて 中川さんの本にしては珍しく、あまり内容が頭に入ってこない本だった 旦那の話のくだりが、どーも、気にかかったくらい。 それは、「結婚してる側」の意見だと思ってしまったから。いやいや、「結婚しててもしてなくても私変わってないから」って言うの...

2024.02.18 Audibleにて 中川さんの本にしては珍しく、あまり内容が頭に入ってこない本だった 旦那の話のくだりが、どーも、気にかかったくらい。 それは、「結婚してる側」の意見だと思ってしまったから。いやいや、「結婚しててもしてなくても私変わってないから」って言うのかもしれないけれど、それは、結婚したから変わらなかったかもしれないよね。 変わらなくても認めてくれる旦那が居たから。 ま、それは、私が「結婚してない側」で、ただ、結婚したいと思ってもできない僻みなのかもしれませんが。 ま、それはさておき。 気持ちもそぞろな感じで聴いてたから、頭に入らないのかな、また、改めてどっかで聞こうかなって思ってたけど。。。 あとがき聞かなきゃ良かった 著者に一線を引かれるとはこういうことか。 「バカには理解できない本」と称し、そういうバカとは関わりたくないと。。。 そもそも、著者との「バカ」の定義が違うのかもしれない。多分、著者の言う「バカ」は、気分を害するような行動をして、それを楽しそうに動画アップしたりするような人たちなのかもしれない。 でも、バカはそういう人たちだけに使う言葉ではない。まぁ著者は「バカ」と言われたことがないんだろうな。 私は、「バカ」と言われてきた人間で、それは愛嬌だと思っていたし。ORANGERANGEの歌にも「刺激が欲しけりゃ馬鹿になれ」って歌詞があるように、決して「バカ」が悪い事だとも一概に悪い人だとも思っていない。バカは、使いようだと思っている。 だからか、いきなりガツンと否定された感覚。 勝手に、著者の考えに親近感を覚えてたし、元気が欲しい時に手を伸ばしガチだっただけに、ショックは大きい。 著者のこういう研究結果があるから、こういうことが考えられるよね!面白いよね!ってなんでも面白ーいって受け取ってる印象が好きだったんだけどなー

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2024/02/17

自己承認欲求について、著者なりの賛否を書いた本。 著者の経験がバイアスとして多く含まれており、是是非非。 同じ立場の方ならば共感を得られる良い本かと。

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