1,800円以上の注文で送料無料

脳の闇 の商品レビュー

3.6

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/01/30

まず最新刊へコピペ) 【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。

Posted byブクログ

2023/12/31

人が持つ不合理な性質について、糾弾するのは非常に簡単な話である。しかしながら、現代社会にとって不合理であっても、進化の過程で合理的であったから、今尚人に備わっているのだと理解した。この本では承認欲求について手を変え品を変えかかれており、これほど承認欲求についてくどく語る本も珍しい...

人が持つ不合理な性質について、糾弾するのは非常に簡単な話である。しかしながら、現代社会にとって不合理であっても、進化の過程で合理的であったから、今尚人に備わっているのだと理解した。この本では承認欲求について手を変え品を変えかかれており、これほど承認欲求についてくどく語る本も珍しい。読み終わったとき、自分の不合理な性格や気質も強ち悪くはないなと良い意味で開き直れた。

Posted byブクログ

2023/12/18

脳についてわかりやすく書いてある。 脳を知りたいと思った時の初期段階の内容。 なので、私は面白く読めた。 中野さんの性格が私にも当てはまる所があり、共感できた!

Posted byブクログ

2023/12/03

 やっぱり好きだな~中野信子さん。いつ読んでも良い。彼女の悩んでいる姿は同性でも色気を感じてしまう。皮肉が小気味良く響く。論調にビリビリと痺れる。私がファンになる人達は色気を伴い私にビリビリと電流を流してくる。その色気と電流に上せファンになるのだ。  色々な話題がエッセイ的に分散...

 やっぱり好きだな~中野信子さん。いつ読んでも良い。彼女の悩んでいる姿は同性でも色気を感じてしまう。皮肉が小気味良く響く。論調にビリビリと痺れる。私がファンになる人達は色気を伴い私にビリビリと電流を流してくる。その色気と電流に上せファンになるのだ。  色々な話題がエッセイ的に分散しているので痺れポイントを全ては書けないので絞ると「一番安い物を選ぶタイプ」。「周囲の人に恵まれている時はいいのだが、他人を操作するタイプに出会った時にその標的とされて被害を受けやすい。」…その通り。「自分を粗末に扱うことに慣らされ、搾取されることがあなたの存在意義だと教えられて、そこから逸脱する事を許されて来なかった。」中野氏も若い頃はそんな部分があったとある。早めに気付いて良かった。母親から距離を置き精神的自立に成功している。「自分を粗末に扱わない、という態度は自分をリスクから遠ざけ、自分は大きな価値を持つものだと、自信をもって言う事が出来る。」共感しかない。拠り所と知見が無く感覚の鈍い人達なら家族とは仲良くやっていくべき、という昔ながらの社会から押しつけられた国家運営に都合の良い通念を無条件に信じ、親のことを嫌うなんて可哀想な事だよね、等と言うだろう。自分の心を守ることが一番大事な事なのに、こちら側の事情等を推察するという概念や配慮、想像力も無い。  「気難しい自分の扱い方」 「相手に合わせるためのやる気を出すことが不可能なのである。」「この相手に合わせることによるメリットはコストに見合わない」…共感しかない。孤独になりたくないだけで合わない誰かと一緒に連むくらいなら進んで孤独を選びたい。ずっと気楽だ。「素焼きの器を障ることが出来ない。そこにある潤いを貪欲に奪っていくという有り様が、どうも気に食わない」この方、図々しくないんですね。そして今まで他者から図々しくされてきた経験があるのでしょう。嫌気が差している。女性は図々しさが出て来ると若くても醜く見える。(美しさに老若男女は関係無いですが)私の周りにも図々しい女性が沢山居る。辟易する。ヘドが出る。自分が醜く見えてることに気づかない。中野氏のいう「いい人仮面」をつけているので自分は「いい人」を演じているんだろうけれど勘が鋭い人はすぐに見抜く。その醜さを。印象も含めて顔。造作が良くても醜く見える。 中野氏が美しく見えるのは彼女の純粋な精神性。顔に出てる。  中野氏とは凄く気が合いそう。多分お会いする事はないだろう事は残念だが、彼女の知的レベルについて行けるように今後も勉強していきたい。  アポロンとカッサンドラの引用、格好いいね!  

Posted byブクログ

2023/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビで有名な脳科学者の方のエッセイ。 第6章の「やっかいな私」は、著者自身の過去を告白する内容でとても面白かった。ここに、孤独願望を強化する働きをもつホルモンは、男性ホルモンのテストステロンで、この値が高いと他人から干渉されずに一人で過ごす事を好むようになる、とあり自分に当てはまるようであった。 逆に女性は基本的に寂しく、常に誰かがいる事で安心する傾向がある。安心感をもたらすセロトニンの合成能力は男性の3分の2程度らしい。女性が感じる寂しさの肌感は独特で、理由の分からない漠然とした不安や哀情が浮かび、誰か他にやり取りできる人がいさえすれば、一時的に抑えることができるとある。そこで手近な夫などにぶつけてみても、理解されず相手にされないことが多く、それが主婦の目立った不満として集約されるらしい。勉強になった。 ちなみに男性は、銃を手にするだけで唾液中のテストステロン濃度が100倍にも上昇するらしい。他にも筋トレや闘争状態、不倫などのステディでない相手との性行動、高級スポーツカーに乗る事でも分泌が促される。 男女ともホルモンに振り回されている感があるが、それも進化の過程で身に付けた性質の名残が断片化されたものだとあり、諦めるしかない。

Posted byブクログ

2023/11/26

色々チャプターごとで話題が飛ぶなぁというところと、自身の話も絡めた内容が多いのでエッセイぽかった。 衝撃的な内容があるわけではないけど、ところどころへーって内容はあるので、軽く読むのが調度良い気がしました。 あとがきはニヤリと読んでしまいました。

Posted byブクログ

2023/11/25

私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が...

私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が最高でした。

Posted byブクログ

2023/11/19

子供のころのことが書かれているのが 興味深い。 昔から人と違っていた。 大人が言うことにもハテナだらけだったんだろうなぁ。 はじめに言葉ありきのところに 書いてあった 双子語、個人語というものが気になる。 人と人がコミュニケーションをとり 理解しあうには、言語以外の何か見えな...

子供のころのことが書かれているのが 興味深い。 昔から人と違っていた。 大人が言うことにもハテナだらけだったんだろうなぁ。 はじめに言葉ありきのところに 書いてあった 双子語、個人語というものが気になる。 人と人がコミュニケーションをとり 理解しあうには、言語以外の何か見えないものがある。 言葉をあまり交わさなくてもなぜかわかってしまう、 いくら言葉を連ねてもまったく通じてる感じがしない。 コミュニケーション力って ほんとどうやって測るんだろうなぁ。

Posted byブクログ

2023/10/21

著者の後書きで、「バカには読めない本」とストレートに書かれているのが笑ってしまった。 脳科学者の視点で、現代社会の病理と人間に備わる深い闇について、著者の書きたい事しか書いていないかなり振り切った本。 なかなか個性的な著者で面白いです。

Posted byブクログ

2023/10/19

脳科学分野の観点から様々な社会問題や人の悩みや暮らしに考察を入れてくれる。哲学的な要素も強い。 結構好きなタイプの本でした。

Posted byブクログ