ニードレス通りの果ての家 の商品レビュー
ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」 これが明らかにされるのがミステリーだと思う 読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う 人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう この作品も、その意味ではミ...
ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」 これが明らかにされるのがミステリーだと思う 読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う 人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう この作品も、その意味ではミステリーでありホラーだと思う ミステリーでありホラーでありながら、ほんの少しのやさしさも漂っていて ネタ的にはある意味おなじみのものではあるが、退屈はしない文章になっていて、自分は好きだと感じた
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ホラーと聞いていたが… ホラーであり、ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、スリラーで、愛にも触れる作品。 あとがきをきちんと読むと、この作品が娯楽で消化されてはいけないことが分かります。 多くの人があらゆることに 目を向けて 理解をしていかなければならないですね。 こん...
ホラーと聞いていたが… ホラーであり、ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、スリラーで、愛にも触れる作品。 あとがきをきちんと読むと、この作品が娯楽で消化されてはいけないことが分かります。 多くの人があらゆることに 目を向けて 理解をしていかなければならないですね。 こんな感想では意味深ですし、何にでも言えることではあるのですが、 読めば分かるはず。
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ひまわりめ〇んさんのレビューにつられて図書館予約した1冊。 ホラー? サスペンス? まあ、なんでもいいや。怖い話です。苦手な方はお手になさらぬように。 物語は、ほぼ三者の視点で代わる代わる語られていきます。 テッドという青年 テッドの飼い猫のオリビィア 十一年前に失踪し...
ひまわりめ〇んさんのレビューにつられて図書館予約した1冊。 ホラー? サスペンス? まあ、なんでもいいや。怖い話です。苦手な方はお手になさらぬように。 物語は、ほぼ三者の視点で代わる代わる語られていきます。 テッドという青年 テッドの飼い猫のオリビィア 十一年前に失踪した妹を探してテッドに近づく女性ディー なぜか読みづらかった。 登場人物もかなり少なく、350ページ程度の話なのになかなか読み進めることができなかった。 あてずっぽうに予想した部分が当たってしまったのも悪かったなぁ。 これ、ひょっとしたらアレ系の話かも、と。 それで興味がかなり失せてしまった。 それでも怖いお話でした。 でも、アレ系の話にちょっと辟易しているので評価はこんなもので。 ちょっと思ったけど映画にでもしたらおもしろいかも。 撮り方にはかなりの工夫を凝らさないといけませんが。
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明らかに怪しい序盤 → 全体像がじわじわ見えてきて恐ろしくなってくる中盤 → 流砂の如き「まさか」に飲まれる終盤、そして最後には静かな悲しさが残った。 「まさか」の展開なんだけど、単に読者を騙すギミックとして「まさか」を使ってるだけじゃないのが分かる。ほかの作品も読んでみたい。
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全体的に息苦しいような暗さと圧迫感を感じた。 でもこの先どうなるんだろうと読む手が止まらなかった。 明らかに怪しいあいつ。 犯人は絶対にあいつだ。あいつしかいないよね、って感じで展開していくが、実は。。 いやー驚いた。そうきたか! ドキドキ、息を殺すようにして読み進めたので、最後...
全体的に息苦しいような暗さと圧迫感を感じた。 でもこの先どうなるんだろうと読む手が止まらなかった。 明らかに怪しいあいつ。 犯人は絶対にあいつだ。あいつしかいないよね、って感じで展開していくが、実は。。 いやー驚いた。そうきたか! ドキドキ、息を殺すようにして読み進めたので、最後は、はー!ため息ついた。 面白かった。
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図書館。 前半は遅々として進まなかったが、後半になるにつれ、驚きがだんだん悲しみに変わっていった。 結果、何となくこんな展開かしら、と思ったうちの一つにオチがついたけれど、とにかく悲しかったなあ。
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うー、後半読むのが辛くて斜め読み。 そしてこれはホラーなのか? 私が思ってるホラーとは違って、拍子抜けだった。ずっと物語は不穏な気配に満ちていて、定まらない何かにぞわぞわさせられたけども。 語り手がどれも、信頼できず戸惑う。 ラストはちょっと救いがあるというか、少しだけ光が見えて...
うー、後半読むのが辛くて斜め読み。 そしてこれはホラーなのか? 私が思ってるホラーとは違って、拍子抜けだった。ずっと物語は不穏な気配に満ちていて、定まらない何かにぞわぞわさせられたけども。 語り手がどれも、信頼できず戸惑う。 ラストはちょっと救いがあるというか、少しだけ光が見えてホッとした。
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あらかじめのお断り・・ノーベル文学賞でも本屋大賞でも東大卒作家の作品でもオックスフォード首席の作品でも10以上の賞ゲットの作品ですら、オールラウンドの人々がこぞって拍手とは言えない・・とうっすら感じている。 でもこうしたプラットで書く以上社会常識を逸脱しない程度に言わせていただけ...
あらかじめのお断り・・ノーベル文学賞でも本屋大賞でも東大卒作家の作品でもオックスフォード首席の作品でも10以上の賞ゲットの作品ですら、オールラウンドの人々がこぞって拍手とは言えない・・とうっすら感じている。 でもこうしたプラットで書く以上社会常識を逸脱しない程度に言わせていただければ、面白くなかった。 理解できないというわけではなく、夏目漱石ではないけど猫語を文字にして人間とほぼ同じ考えを持っているんだ。。ということは驚かない・・驚いたところで何にも感銘はない。 ただ、障害を持った方が少しでも良い方向へという道を歩くことへの賛美はたたえたい~解離性人格障害というスタンス 筋を書いても、ネタバレにならないほどに説明しても100見は一読に如かず。 読まないではこの感覚伝わらないだろうし、読んだから、激讃する方々はさらに増えていくだろうし・・でも一人くらい同じ考えの方がいるかもしれない。 テッド、猫のオリヴィア、失踪した少女の姉ディー、3点からの語りは読み進める苦しさで参った。 猫以上に人間であるテッドの語り・・精神を病んでいる以上、当然ながら妄想・幻覚・意識のずれが酷いことを承知で読んでも、苦しい、耐えられなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやー、レビューが書きづらい。 どんな感想を書いても、本作品の事前に晒してはいけない部分に触れてしまいそうで。 ニードレス通りに猫のオリヴィアと暮らすテッド。 娘のローレンがときおり訪れ、部屋の中を暴れ回っている模様。 テッドはその昔、”アイスキャンディの少女”ルルの失踪に関して怪しい人物としてメディアに吊し上げられた過去がある。 一方、ルルの姉ディーは、浜辺でルルが失踪した日を堺に坂道を転がり降りるような人生。 それでもルルをかどわかした犯人をこの手で捉えようと独自の調査を続けている。 疑わしき人物に行き過ぎた行為を行った過去もあるようで、その執念は凄まじい。 今回辿り着いた被疑者(テッド)は、犯行現場近くに住む、犯人像のプロファイルとも極めて近しい。 テッドの隣家に転居し、様子を探る日々が始まるのだが。。。 テッド、オリヴィア、ディー目線の物語と間接的に描かれるロレーンの描写。 何かが潜んでいると分かるぐらい、それぞれの登場人物の物語がちょっとづつ噛み合わず、思わせぶりな不穏感が漂う。 後半明らかになる事実と照らし合わせて2度読みすると、なるほど~と思う場面、記述が多々ある。 ただでさえ自分は読むのに時間が掛かる質なので、ある程度で打ち切ってしまったが、そういう読み方をする時間、覚悟があればこの本の持つポテンシャルを十二分に楽しめるんだろうなぁと思った。 ただ、自分的には著者あとがきで語られている本書の主要テーマとホラー要素に関する言及と、袖の紹介文に書かれているあおりがちぐはぐで、何かもやもやする読後感が拭えなかった。
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テッド、娘のローレン、猫のオリヴィアが暮らす森に面した通りの隣に住み始めたディーと4人の視点で物語は始まる。特にオリヴィアの語りは神がかりでスラスラとは読めなかったが、途中から後半にかけての怒涛の展開にびっくり! 匂いや手触りさえリアルに描写される悲惨さと共にテッドの哀しさが胸に...
テッド、娘のローレン、猫のオリヴィアが暮らす森に面した通りの隣に住み始めたディーと4人の視点で物語は始まる。特にオリヴィアの語りは神がかりでスラスラとは読めなかったが、途中から後半にかけての怒涛の展開にびっくり! 匂いや手触りさえリアルに描写される悲惨さと共にテッドの哀しさが胸に沁みる。救いのある終わり方が何より良かった。
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