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日本の赤い霧 の商品レビュー

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凄まじき日本共産党、及び国内左翼(+パヨク)の歴史。

2023年2月読了。 著者は御歳七十四。もう50年前後もの間、日本国内に巣食う「左翼組織」を取材し、その根深さ及び危険性を世に喧伝し続けてこられた。 本書に書かれているのは、中露共⇒日本共産党⇒国内(ほぼ全ての組合)⇒出版・報道メディア…、に至るまで幾重にも張り巡ら...

2023年2月読了。 著者は御歳七十四。もう50年前後もの間、日本国内に巣食う「左翼組織」を取材し、その根深さ及び危険性を世に喧伝し続けてこられた。 本書に書かれているのは、中露共⇒日本共産党⇒国内(ほぼ全ての組合)⇒出版・報道メディア…、に至るまで幾重にも張り巡らされた「醜悪な共産主義ネットワークの歴史」であり、その執拗且つ陰湿な目的,手段を暴き出した「日本の赤い裏日本史」でもある。 ここに書かれている内容をほぼ承知の上で、全てのメディアが全く記事にもニュースにも書いていない事、著者が一生を掛けて戦い続けているにも関わらず、その成果たる本書が(失礼だが)誰も知らない様な出版社から刊行されている事を思えば、 21世紀を既に20年以上経過した今尚、隠然たる勢力を現代の日本社会に於いて一定の影響力を持っている事が、当たり前のような事実である事の何よりの証左とも成っている。 このような感想を書いた自分ですら、いつか何らかの妨害を受けることに成ったら、その時日本は「滅びへの道」を真っ直ぐに進んでいる事だろう。 各種メディアやジャーナリストが一様に口を閉ざしていると云う事実が、何よりそれを物語っている。どんな著名人でも、これからは違った眼で見るように成るだろう。正直「メディアはもう殆ど誰も信用出来ない…」と云うのが率直な感想である。 より多くの日本人に読んで頂きたい、恐ろしい「日本赤化計画」を暴き出した啓蒙書である。 これから将来、日本はこの赤い霧から本当に立ち直れるのか、この本を読んで益々懐疑的な、憂鬱な気持ちに成った次第である。

左衛門佐

2023/07/10

 極左労働組合というと、間違いないく弊社の話になる。  マングローブ、トラジャ、暴君、そのあたりを読んできて、またこの手のを読んでしまう。  それらは国鉄からJRオンリーだが、本書では革マルだけではなく、極左労働組合が誰の何の目的で発生し、広く日本に浸透していることに警鐘を鳴らし...

 極左労働組合というと、間違いないく弊社の話になる。  マングローブ、トラジャ、暴君、そのあたりを読んできて、またこの手のを読んでしまう。  それらは国鉄からJRオンリーだが、本書では革マルだけではなく、極左労働組合が誰の何の目的で発生し、広く日本に浸透していることに警鐘を鳴らしている。  もともとはGHQが日本の民主化を名目にして、本来の目的の弱体化を図って労働組合に送り込んだ反社会勢力が、方向転換した後に歯止めが効かなくなって組織の癌となっていく。  JR東日本、日本航空、自治労、そしてこの罠にはまったのが田中角栄だと糾弾している。  入社したころ、パートナー会社で働く元国鉄の爺様たちの話を聞く機会はあった。  昔は良かったなぁというその話を聞くたびに、だから国鉄は潰れたんだよなぁと思っていた。

Posted byブクログ