1,800円以上の注文で送料無料

教育大国シンガポール の商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/01

本書でメインで取り扱っているのと同じ高学歴の母親として、仕事と教育の両立についてすごく考えさせられた。 教育とケア、ジェンダーの問題は常に問題意識をもって自分自身の行動を省みるようにしたいし、それが子どもに与える影響についても考え続けていきたい

Posted byブクログ

2023/05/28

シンガポールは教育大国であるとは聞いていたけれど、その弊害も大きいことがよくわかった。 資本主義の社会で、何でもかんでも競争や目的 持ちすぎるのもかえって不幸になることがあるのだと思った。

Posted byブクログ

2023/05/14

子育てがしやすいと言われているシンガポールだが、本当にそうなのだろうかという疑問を常日頃感じていたが、本作を読みその問いに納得感を得られた。 子育てへの経済的支援は一時的なものであり、出生率は1.2程度と低水準。また教育に多額のお金がかかり、競争も激しい。日本の教育が悪いとは言え...

子育てがしやすいと言われているシンガポールだが、本当にそうなのだろうかという疑問を常日頃感じていたが、本作を読みその問いに納得感を得られた。 子育てへの経済的支援は一時的なものであり、出生率は1.2程度と低水準。また教育に多額のお金がかかり、競争も激しい。日本の教育が悪いとは言えず、子育てのサポートも手厚いことを再認識した。教育について大事なことは機会を多く与え、自分の頭で考えることを学ばせ、好きな道に進む事をサポートしてあげることだと思う。

Posted byブクログ

2023/03/31

特に幼児教育に関して、シンガポールに理想郷のようなイメージを描いていたが、日本と同じかそれ以上の苦労があるのだなと目から鱗が落ちる思いであった。

Posted byブクログ

2023/03/05

シンガポールは教育競争、とくに中学受験がすごい(その時に全国統一テストがある)乳幼児期というかむしろその児童期以降の受験期に母親が専業主婦になりたいと希望する人も多い。 シンガポールの方が国家形成の歴史としてより合理的に教育システムができあがっていて、できない子へ対する段階的...

シンガポールは教育競争、とくに中学受験がすごい(その時に全国統一テストがある)乳幼児期というかむしろその児童期以降の受験期に母親が専業主婦になりたいと希望する人も多い。 シンガポールの方が国家形成の歴史としてより合理的に教育システムができあがっていて、できない子へ対する段階的な進路とかも用意されているけど、日本は挫折した子へ対する子へのケアが弱い。 少子化でミドル層の教育熱が加速していて、周りがやってるからと塾の低年齢化は日本でも見られる。 中学受験でただ“周りに打ち勝つ”ということを期待され、本来の勉強の楽しさではなく、偏差値や点数アップをゲーム感覚でやるようなことは、それが可能な環境である事への意識(感謝)が薄れ、 のちのち個人の能力主義的な思想に偏り、差別的思想に繋がるのではないか(勉強しなかったやつが悪いんだとか)という問いが頷けるところでした。 息子たちの中学受験を考えるにあたり勉強になりました

Posted byブクログ

2023/02/09

シンガポールの教育というと、世界的競争力を持つ、先端のものをイメージしていたが、日本の受験と重なる部分があるのは意外だった。学歴でその後の人生が決まってしまう様子はアジア共通なのか。興味深い一冊だった。

Posted byブクログ

2023/01/22

のびのびとした教育を受けさせるために、熾烈な受験を勝ち抜かなければいけないという皮肉。親としてじぶんの態度を決めきれないでいます。 #中野円佳

Posted byブクログ