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東大に名探偵はいない の商品レビュー

3.3

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2023/05/31

東大出身の作家達によるミステリー短編集。 どれも主人公が東大出身者や現役生だったりととことん東大にこだわっている。 それぞれの作家たちの色が出ていて面白かった。

Posted byブクログ

2023/05/30

え。こんなに空気みたいな読み物ある?って思うぐらい空気だった。面白くなくはないこともないことはないみたいな。 東大生なら「あるあるネタ」で盛り上がりそう

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2023/05/03

フィクションなんたろうけど、それぞれの作家さんの東大生ライフがいくらか反映されてるのかな?と邪推しながら読みました。 ミステリーとしてだけでなく、 大学生の自由さや、先のわからない不安感。 「東大生あるある」みたいなあれこれが興味深かったです。

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2023/05/01

東大卒の作家による東大を舞台としたミステリアンソロジー 今、人気の作家たちが多く、東大卒ミステリ作家がこんなに増えていたのかとびっくり それぞれの持ち味が分かる1冊だった 東大が舞台と言うことで、その作者の年代によって、 大学の雰囲気が少し異なり面白い でもどの時代も女子の...

東大卒の作家による東大を舞台としたミステリアンソロジー 今、人気の作家たちが多く、東大卒ミステリ作家がこんなに増えていたのかとびっくり それぞれの持ち味が分かる1冊だった 東大が舞台と言うことで、その作者の年代によって、 大学の雰囲気が少し異なり面白い でもどの時代も女子の少なさに言及されているのが面白い 個人的には 『片面の恋』辻堂ゆめ の最終ページの筆者注に一番びっくり

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2023/04/30

実在の事件や出来事、「○○効果」みたいな知識も話の中に交えながら描かれていて、「さすが東大出身(?)」といえるような作品ばかり。東大のキャンパス、その周辺、東大に絡む多くの登場人物。東大に縁が深い人だったらもっと親近感みたいなものをもって読めるのだろうか。 可もなく不可もない短...

実在の事件や出来事、「○○効果」みたいな知識も話の中に交えながら描かれていて、「さすが東大出身(?)」といえるような作品ばかり。東大のキャンパス、その周辺、東大に絡む多くの登場人物。東大に縁が深い人だったらもっと親近感みたいなものをもって読めるのだろうか。 可もなく不可もない短編集。「いちおう東大です」のブラックユーモア感は嫌いじゃない。

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2023/04/28

著者6名全員が東大卒(在学中の方も)という面白いコンテンツ。 当たり前だけど6名それぞれ個性があって、どの話もおもしろかった。 言わずと知れた日本で最も有名な大学だけど、だからこそ逆に「東大コンプレックス」のようなものを感じてる東大生もいるんだろうなぁと思う話もあったし、 これ...

著者6名全員が東大卒(在学中の方も)という面白いコンテンツ。 当たり前だけど6名それぞれ個性があって、どの話もおもしろかった。 言わずと知れた日本で最も有名な大学だけど、だからこそ逆に「東大コンプレックス」のようなものを感じてる東大生もいるんだろうなぁと思う話もあったし、 これは良い意味で東大が舞台じゃなくても成り立つ普通の大学生の話だな、と思うものもあり。 かと思えばお食事前後にはおすすめできないくらい延々とウンコの話をしてるものもあったりw やはり「東大卒」や「東大生」と一言に言っても、当たり前にみんな個性があるし、通ってるのが東大なだけ(それが凄いんだけど)で普通の人なんだよなぁと、本とは関係ないところで思ったりした。 このレビューを書くに当たっても「やはり東大卒だけあって話を作るのが上手い」みたいなことを書きたくなる自分もいて「違う違う!いや…違うというのも違うのか?」と少々勝手に混乱気味w きっと東大卒じゃなくても、みんな素敵な作家さんだと思うし。 それはそうと、色々な括りの数人の作家さんが同じテーマで書いた本ってもっと流行っても良い気がする。というか読んでみたい。 ▪︎収録作メモ(オフィシャルサイトより) 「泣きたくなるほどみじめな推理」 市川憂人 1995年、憧れの従姉を失った私は、彼女の痕跡を探すため東大の文芸サークルに入った。 「アスアサ五ジ ジシンアル」 伊与原 新 地震研に突然届いた1枚のはがき。虹で地震を予知したという「ムクヒラの電報」との関連は。 「東大生のウンコを見たいか?」 新川帆立 東大卒のミステリ作家・帆立は、親友リリーとともに農学部で起きたウンコ盗難事件の犯人を探す。 「片面の恋」 辻堂ゆめ 五月祭の準備中、クラスメートの熱烈な恋を一瞬にして冷めさせた「片面」の意味とは。 「いちおう東大です」 結城真一郎 美しく完璧な妻がまっさきに提示した新居の条件は、「東大が見えるところ」だった。 「テミスの逡巡」 浅野皓生 (東大生ミステリ小説コンテスト大賞受賞作) 卒業生の医師を取材した学生メディア「UTディスカバー」のもとに、彼は人殺しだという告発状が届く。

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2023/04/26

東大卒の著者たちによる短編集。有名な作家さんばかりで読み応えがありました。特に結城真一郎さんの作品は初読みでしたが、前半では思いもよらなかった展開にぞっとして、かなり面白かった!他の著作も読んでみたくなりました。中には自分より若い方もいて、とにかく尊敬しかない..。

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2023/04/17

短いページ数の中で"東大“というモチーフがふんだんに含まれており、通っていたからこそわかる感じ方などがあり面白かった。

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2023/04/12

東京大学出身6人のアンソロジー。 6人中5人はわかるけど、浅野さんて? と説明を読んだら現役東大生だった!え?在学中?すごい。 伊与原さんの話が1番好き。 新川さんの話は、もうすごい! 東大生あるあるが散りばめられていて、どれも、面白かった。

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2023/04/04

全員東大卒か在校の作家によるアンソロジー。ほとんど既読作家ばかりで、在校生である朝野皓生のみ初めて読んだ。概要は本の公式紹介にも書いてあるから割愛するが、普段から作家に感じていた好みや作風がほぼそのまま(新川帆立はやや予想外ウンコ盗難。謎的にはあれになぞらえたんだな、と最初のほう...

全員東大卒か在校の作家によるアンソロジー。ほとんど既読作家ばかりで、在校生である朝野皓生のみ初めて読んだ。概要は本の公式紹介にも書いてあるから割愛するが、普段から作家に感じていた好みや作風がほぼそのまま(新川帆立はやや予想外ウンコ盗難。謎的にはあれになぞらえたんだな、と最初のほうで分かったけど面白かった)で、新しい作家探しにも良いアンソロジーだと思う。 私の好みは伊与原新、新川帆立、辻堂ゆめだったけど、レビューみてると、本当に好みは人それぞれ。殺人は最終話だけで、全般グロいミステリーじゃないので(思考怖いのはあるけど)普段怖くてミステリー敬遠している人も新規開拓にオススメ。 最近、YouTubeでwakatte TVを良く見ていて、東大京大に入るのは、ただの天才じゃなくて、死ぬ気で努力できる能力必要もあるんだなー、と感じながら偏差値ネタ動画をゲスに楽しんでいるので、作家から滲み出る心情を掬うのも楽しかった。伊与原さんは院で入った時、このお話の主人公のように感じたりしたのかな。フィクション?

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