まぬけなこよみ の商品レビュー
津村記久子さんの文章を読むと、「あの感覚は恐怖だったのか」とか「考えてみるとあの時自分は辛かったのかもしれない」とか、自分の感情を思い出す。 でも、同時に、そこまで大変なことではないような、流れる日常の一部でしかなかっなと慰められる。
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2024.3.11 読んでいて心地よいエッセイでした。至る所で大爆笑!というわけではないんだけど、面白かった。 「卒業のやけくそ」がすごく好きです。
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津村先生が四季折々のイベントや季語にまつわる話を書いたエッセイで、ぐるりと一年分 お人柄を表すかのような、ゆる~とのんびりした気持ちになれます 津村先生のエッセイのこの軽快な語り口が読んでいて心地いい
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世代、地域的なもの?なのか、めちゃくちゃ共感するところがあって、面白かった。 何でもない日常が、実はかけがえのないもので、ありがたいもの、っていうことに気付かされる。 大人になると、意味のないことを楽しめなくなるのを感じる この一文にひたすら共感 成果主義に逆らって、何でも...
世代、地域的なもの?なのか、めちゃくちゃ共感するところがあって、面白かった。 何でもない日常が、実はかけがえのないもので、ありがたいもの、っていうことに気付かされる。 大人になると、意味のないことを楽しめなくなるのを感じる この一文にひたすら共感 成果主義に逆らって、何でもないことを楽しみながら、ゆるりと生きていきたい
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まるで友人の日記をこっそりと読んでいるような気にさせられる、親近感爆上がりエッセイ。 クスッと笑えたり、わかる〜と共感したり、そこ気にする?!とツッコんだり、気軽に読めるのでちょっとした休憩時間や通勤電車で読むのに最適。 個人的には、「非成果主義的GW」での”休みに対する成果...
まるで友人の日記をこっそりと読んでいるような気にさせられる、親近感爆上がりエッセイ。 クスッと笑えたり、わかる〜と共感したり、そこ気にする?!とツッコんだり、気軽に読めるのでちょっとした休憩時間や通勤電車で読むのに最適。 個人的には、「非成果主義的GW」での”休みに対する成果主義を突き詰めると、海外旅行に行きつくのではないか。”という指摘について、一海外旅行好きとして、うーむ、これは痛いところをつかれたなと唸ってしまった。
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ゆるっと読める、津村先生流の歳時記。 もう共感の嵐!!笑 まるでサンリオのぐでたまを見ているかのような…(めっちゃ失礼!(笑)) 癒やし度満点。 大阪に住んでいると馴染みのある地名やイベントも出てきて、大阪人の私は更に親近感が湧きました。 度々行ってるイベントに津村先生もいらっ...
ゆるっと読める、津村先生流の歳時記。 もう共感の嵐!!笑 まるでサンリオのぐでたまを見ているかのような…(めっちゃ失礼!(笑)) 癒やし度満点。 大阪に住んでいると馴染みのある地名やイベントも出てきて、大阪人の私は更に親近感が湧きました。 度々行ってるイベントに津村先生もいらっしゃるのか… お話してみたい(笑)
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季節の思い出をつづったエッセイ。絵がカワイイ。 子供の頃の思い出って、大人の今より季節との結びつきが強いような気がするな。ちょっとしたことって忘れてしまうので、印象に残っていくのがシーズンイベントになっているとも言える。そういった、夏休みやお正月のことなんかを思い出したり、少し前...
季節の思い出をつづったエッセイ。絵がカワイイ。 子供の頃の思い出って、大人の今より季節との結びつきが強いような気がするな。ちょっとしたことって忘れてしまうので、印象に残っていくのがシーズンイベントになっているとも言える。そういった、夏休みやお正月のことなんかを思い出したり、少し前の会社勤めの頃あたりを思い出したりしながらすすむ。 苦手なのに避けられない『緊張のオシロイバナ』や、好きすぎて距離感が分からなくなっている『ツバメの縁結び』とかがおもしろかった。 あと「チョコレートは「チョコレート」という独立したジャンルであるように見受けられる」というのに、なるほどー、となった。
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いたって平熱的な語り口の文章がちょうど良い。各エッセイごとの分量もちょうど良い。歳時記をテーマにしているのでイメージが湧き易い。著者の思い出エピソードを読みながら、読者はそれぞれ自身にとっての、そのテーマにまつわる思い出なんかを思い浮かべるだろう。
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202301/子供の頃や昔の思い出話が多く、やや退屈さも感じたけど、気負わず一遍一遍ゆるーく楽しむにはちょうどいい感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
四季に沿って、著者の生活や子どもの頃の思い出を読んでいくのは楽しい時間だった。リズムが良くて読みやすいし、ふむふむと読んでいたら表現が面白くて思わず吹き出してしまったりして、終始ほんのりと笑顔だった。特に好きなものについて語っているときの熱量はほかと違っていて面白かった。 「たしかに」と共感する場面も多く、親近感が湧く。 思い出って、嫌な思い出の割合が私は多いのだけれども、大人になってから冷静に記憶を探っていくのは自分のためになりそうだなぁと思った。きっと楽しかったことや嬉しかったことも沢山あったはずだと、このエッセイを読んでいて思った。
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