ユリイカ 詩と批評(2023年1月号) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
魚豊さんとアダム・タカハシさんの対談、コペルニクスは何をどの様に転回したか、の2つを読んだ そもそもコペルニクスがどういう人物かとか、天文学の歴史、ソクラテスやアリストテレスの有名な哲学者を知らないと楽しんで読むのは厳しいなと思った 以下、面白いなと思ったところをメモとして書いてく(ネタバレあり) ・「チ。」というタイトルはエゴサしづらくするためにつけた。人の意見を聞くと、自分の意見が自分のものなのか自信が持てなくなる。なるべく外部の情報を入れないためにするらしい。また、物語と読み手の関係を閉じたものにしたいという意図もあった感じだった ・チはフィクションだが、人間の感情面におけるリアリティを重視した。 ・今は事実から研究することが多いが、昔はこうなってほしいという情熱から研究することが多かった。 ・現代は何かと定量的に捉えることが良いとされているが、それってどうなのって対談では書かれている ・天動説には、同心天球説と導円・周転円説の2つがある ・同心天球説とは、地球が中心で他の星がその周りを回ってるという考え。水金火木土と太陽と月が地球の惑星だと考えていた。ただ火星などの惑星が速さが変わったり方向が変わったりするという欠陥がある ・導円・周転円説ては、地球が中心だが惑星はそれぞれの周転円上を回ってるという考え。これは齟齬が出ても都度修正できるし、理論として筋が通ることが多いので支持された。修正するときに矛盾を感じてコペルニクスは地動説を探求した
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・われわれは「太陽が沈む」夕日を見て感動する。その一方太陽が静止していることも頭の中では理解しているだろう。この太陽静止説を唱えたのが「天文学者」コペルニクスで、その主張は科学史上の記念碑的作品『天球回転論』に見える。
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