名探偵のままでいて の商品レビュー
読み終わった後のほっこり感が心地よい 章毎に区切られてるので、2冊違う本を並行して読んでも、物語りにまた戻ることができる
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終わり方が上手い。作品の途中に出た話題を最後にもってきて、そう来たかと良い意味で裏切られた。 思ったよりあっさりしていて、万人受けするミステリー。章ごとに構成されているのでキリが良いところで中断できる。ベースとなる登場人物も少ないし、本を読み慣れていない人ほどオススメできる。
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好みじゃなかったー ただ、軽く読みやすく安定している ミステリとしては、ん?と思う点はある が、エンタメ的な小説という事で うちの中学生の子供も楽しく読んでいたし 駄菓子菓子!感覚が普通の子と違う不登校の子供がいる私にとって「33人いる!」はかなりの違和感あり 敏感すぎるが故 不登校になっている子が多い中、幽霊じゃないぜ!不登校の子がきたよ あの場で出てこれるだろうか みんなの注目を浴びて しかもみんなは幽霊が出たと思って強張った表情をしながら一斉に自分を見る その場でおずおずと出てくる不登校の子… うーーーん うちの子も、うちの周りの不登校の子も無理だなぁ
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とても良かった。 終始優しく美しい物語だった。 刺激の強い展開は少ないのに、運びや締めくくりのうまさによりとても感動した。 祖父の上品さや、人のあたたかさが沁みた。 終わりが本当に良すぎた。 ------ 幻視のある認知症の祖父が話を聞いただけで物語を紡ぐ。
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インスタでよく見かけるから、今更だけど読んでみた。 いやー私の好みには合わなかった。 まず認知症高齢者に長年関わっている立場からすると、一生懸命文献読んで勉強したのねって感じで白けてしまう。リアルさがないというか。 まぁ、でもこういうのは病気なんかをテーマにしたストーリーではありがちだから一先ず置いておくとしても、謎解きが… 謎が解かれても「あ!そうなのか!」とならず、「え??そうなの?なんで?」っていうことが多かった。 例えば第五章“まぼろしの女”では、口元に手を当てただけでアル中、キャラ物のタオルを持っていただけで子もち、アル中だけど親権がほしい状況って言われても「まぁそうかもしれないけど…うーんそうなのか??」としか思えない。 あと四季が告白するタイミングも「なぜ今?」という感じがした。 インスタとかSNSで話題になってる本を読んで全然楽しめないと、最近の感覚についていけない年齢になってしまったのかと寂しくなる(笑)
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ミステリへの愛がとてもよく伝わり、紹介されている未読の作品はどれも読んでみたくなる。 安楽椅子探偵モノは自分には合わないと思った。
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日常の中にある謎を扱うミステリー。 主人公のおじいちゃんが頭脳明晰を通り越して特殊能力すぎる気がして多少読むのに中弛みしたが、最終章は面白かった。
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ブクログの23年ランキングに載っていたので、読んでみました。『このミステリーがすごい!』大賞らしいです。読んでみたら、ほんとすごいわ。。。 ===== かつて小学校の校長先生だった切れ者の祖父は、七十一歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が・・・。 ===== 推理小説のいうのに慣れていない私としては、推理小説の古典というか、名作の引用みたいな部分が何でも出てきて、置いてきぼり感を感じてしまいました。 ですが、 一章では、中古本に挟まった著者の記事から元の持ち主を推測 二章では、居酒屋での殺人事件 三章では、小学校の先生がプールで消えた事件の真相 四章では、学級最後の授業で生徒数が一人増える話 五章では、事件に巻き込まれた友人の無実を証明する人を探す話 六章では、主人公へのストーカー事件 とまぁ、よくできた話で、矛盾が少なくて納得させられました。 なるほど、推理小説とはこういう感じで、読んでいてなにか引っかかる部分の文章が鍵になっていたり、著者のミスリードだったりして、それらを出来るだけうまく回収して話を解決させる物なのか・・・と感動する覚えました。 ちょっと、感動していたのですが、巻末の「このミステリーがすごい!」の選評やアマゾンなどでの感想などでは、それほど高い評価では無いものが多くて・・・。 あれ、推理小説ファンの絶賛の作品というのはどういうモノなのか、、、と。私は十分に満足できました。いい本でしたよ。
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積読にしたまま続刊(もちろん積読)も出てしまったので手をつけた 2冊続けて読める積読効果に感謝 勝手に長編小説かと思っていたが連作短編集 それぞれのネタは軽く、真相が腑に落ちない章もあり、所々でラノベ的な描写があるもの気になったが短編なので許容範囲 古典本格タイトルが頻出する...
積読にしたまま続刊(もちろん積読)も出てしまったので手をつけた 2冊続けて読める積読効果に感謝 勝手に長編小説かと思っていたが連作短編集 それぞれのネタは軽く、真相が腑に落ちない章もあり、所々でラノベ的な描写があるもの気になったが短編なので許容範囲 古典本格タイトルが頻出するのでミステリ読みなら、くすぐられるだろう。ラストのリドルストーリーも、なるほどそうきたかと 続編も期待できそうな作品だった 楽しみである
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途中までは正直ダレるところがあった 現実味がなかったり、矛盾発生してないか…?と 古典ミステリをなぞっている謎が多いのか、私には知見がないから分からないが… 伏線と言えるところも少なく、途中まで読むのを辞めようかと思っていた 終盤はよくある探偵パート 祖父が犯人を詰めていく様...
途中までは正直ダレるところがあった 現実味がなかったり、矛盾発生してないか…?と 古典ミステリをなぞっている謎が多いのか、私には知見がないから分からないが… 伏線と言えるところも少なく、途中まで読むのを辞めようかと思っていた 終盤はよくある探偵パート 祖父が犯人を詰めていく様子から面白かった
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