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ノーマル・ピープル の商品レビュー

3.9

33件のお客様レビュー

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2025/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ありきたりな恋愛かもしれないが、妙に後を引く小説でまだ言語化がうまくいかない。一緒にくらしてもセックスしても、相手がわからないどころか自分も分からない。一緒にいると苦しいのに離れられない。幸福と破滅が隣り合わせ。昔見た「隣の女」という映画を思い出す。共依存と言われればそれまでだが、コネルは新たな道が見えたようだし。マリアンも確かなものを掴んだ気はする。それでもいずれ破滅が起きるのだろうか。ハッピーエンドなのかも分からない。安心と安定とは程遠いふたりのような気がして、なんとも言えない気持ちになってしまった。

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2025/08/26

ノーマルピープルのタイトル通り、いわゆる普通の人の話。お金持ちの彼女。そうではない彼氏。くっついたりはなれたり。ありふれた者同士のLove Story。(cf:Mr.Children)

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2025/03/30

裕福な娘と、そうではない青年の恋愛小説。くっついたり離れたりを繰り返しながら、お互いにかけがえのない存在であることに気づく。ドキドキや切なさはないが、現実的な二人の関係性にひかれた。

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2025/02/02

アイルランドの田舎町キャリクリーに住んでいる二人の高校生、マリアンとコネルの青春物語。高校最終年の2011年1月から、首都ダブリンの大学を卒業する前の2015年2月までの4年間を描く。 特別に大きな事件が起こるわけではない。男女の友情、いじめや家庭内DV、フェミニズムといったテ...

アイルランドの田舎町キャリクリーに住んでいる二人の高校生、マリアンとコネルの青春物語。高校最終年の2011年1月から、首都ダブリンの大学を卒業する前の2015年2月までの4年間を描く。 特別に大きな事件が起こるわけではない。男女の友情、いじめや家庭内DV、フェミニズムといったテーマが底に流れてはいるが、それらを問題視して告発したいという意図ではなく、そんなコミュニティーの中で繊細な二人がお互いを深く理解し合い大切に思いつつ、時には傷つけ合うほろ苦ストーリーといった印象を持った。 登場人物たちの会話に「」を使わない文章が特徴的。あまり翻訳作品を読まないので知らないのだが、海外小説だとよく見られるパターンなのだろうか。最初は違和感があったが、慣れると面白い。

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2025/01/14

共依存になる背景が散りばめられてたな 思春期までは自分たちの本能だけで恋愛できてたのに、大人になるにつれ家族構成とか労働階級が露見してきて恋愛が上手くいかないの分かる

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2024/10/25

単純に内容量が多いのと、読みづらさがあって時間のかかった本。 登場人物の決して綺麗じゃない感情がよく共感できて、読んでて苦しいところもあったけど、見入ってしまった。 綺麗事ばっかり書いてある本より、汚いくらいの感情満載の本のが好き。

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2024/06/09

アイルランドの田舎の高校生男女2人が、おとなになっていく過程を、2人の関係性から描いたお話。 高校でのスクールカーストが、貧富の差ゆえに、大学では逆転してしまうところなど、子供の頃の社会と大人の社会のあいだにある理不尽な違いは、日本よりも海外の方が顕著なんだろうなと想像しながら読...

アイルランドの田舎の高校生男女2人が、おとなになっていく過程を、2人の関係性から描いたお話。 高校でのスクールカーストが、貧富の差ゆえに、大学では逆転してしまうところなど、子供の頃の社会と大人の社会のあいだにある理不尽な違いは、日本よりも海外の方が顕著なんだろうなと想像しながら読みました。 二人の間には、いわゆる、ソウルメイトのような、でもそんな爽やかな言葉では言い表せないような絆もしくは共依存があって、すれ違いまくりこじらせまくり、ラブストーリーと友情物語を行ったり来たりする息苦しい感じも、リアルな青春小説という感じ。 毒親(毒家族)との別離がなかなかうまくいかないところや、友達だと思ってる人たちが実はそうではなかったなど、おとなになる途中でもがきながら通り過ぎる様々なイベントもあり。 お酒やセックスや暴力が多すぎるのは、ちょっと好きではないけど(そんなものなくても青春のもがきはあり得ると思っているので)、 大学や文学とは社会ステータスを示すためだけのシンボリックなものにすぎないのだという気付きに気持ち悪くなる主人公の男の子(元スクールカースト上層部)の青臭さが好きです。 それにしてももともとの文体のせいなのか翻訳のせいなのか、読みづらいのがもったいない。元の英文はこんな感じなんだろうなと思いながら読みました。ということは、日本語としてはぜんぜん自然体じゃないと言うか。 この作家さんはイギリスで凄く人気とのことなので、他の作品は原文で読もうかなと思いました。 ただ、ところどころ胸を打つ文章があって。私は、主人公の男の子が、鬱になり世の真実の醜い姿に気が付きながらも、文章を書いていきたいといううちなる前向きな思いに駆られて復調してゆく描写が好きでした: 「それでもその夜コネルは家に戻ると、新しい短編のために書いてあったメモのいくつかを読み返して、サッカーの完璧なゴールのような、木漏れ日がキラキラと揺れ動くような、通り過ぎる車の窓から聞こえてきた曲のフレーズのような、そんな喜びの鼓動がかつてのように自分の中で脈打っているのを感じた。どんな状況であっても、人生はこんな喜びの瞬間を運んでくる。」

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2024/01/19
  • ネタバレ

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"一緒にいるとこんなに嬉しくなる間柄を、友人と呼んで良いのか分からない" "人が悲しみのせいで不条理な行動を取るのは、そもそも人の世が不条理なせいで、悲しみによってその事実が明らかになったというだけの話だ" ドラマを先に見てしまったが、二人の繊細な会話と心情が描かれていて、脚色と演技が素晴らしかった。

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2024/01/08
  • ネタバレ

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読むのに3、4ヶ月くらいかかっちゃった コネルが、自分のマリアンへの好意は結局他の人と同じく支配欲から来ているんじゃないか、葛藤しながらもそんな自分を受け入れてマリアンにも向き合う様子が印象的 コネルもマリアンも、まさに現代の若者って感じのメンタリティで、なんかすごくわかる、、と思いながら読めた

Posted byブクログ

2023/11/29
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何か目立つ始まりとか終わりとかがある訳ではない、主人公たちの気持ちや会話や周辺人物の動きをつらつら描写した小説、読んだことなかったかもしれない。思い浮かんでは答えの出ないまま消えて時間が経てば別のことに置き換わる主人公二人の思考の数々は現実みがあるが、それの楽しみ方を自分は知らない。二人の終着点が気になったので読み進めることができたが、面白かったかどうかよくわからなかった

Posted byブクログ