鉄道会社サバイバル の商品レビュー

佐藤嘉彦(著者)

2024/12/01

鉄道投資＝巨大装置産業：沿線人口増での成長する構造　不動産開発　コロナで蒸発
　リニア　東京名古屋間 7兆円　
　山手線の自動運転
　日本全国とつながる利便性と実感
　みどりの窓口の閉鎖　券売機＋オペレータ
　メンテナンスのDX
　旅客以外の収入　技術の同業他社への販売

瑞風　コロナ対策で食堂車をやめ同じメニューで部屋食へ
サイクルトレイン
ダイナミックプライシング　ポイント付与
都心から中核都市へ　ベッドタウンから 働く 学ぶ 暮らす 遊ぶ リビングタウンへ

下北線路街
　チェーン店を入れない　住宅街に温泉旅館　学生寮　ミニシアター

新宿西口　
　回遊性低い　目的が済めば帰る　メノウエプロジェクト：リッチ＋デジタル技術

BRT　バス高速輸送システム
　線路跡をバス専用道　線路の特殊メンテナンス不要　しかしバス以上鉄道以下

長崎県MaaS
　長崎市 人口減　西九州新幹線　博多直行無し
　JR、路面電車、市営バス、公営バス、レンタカー　アプリ トヨタ製 My route

四国
　鉄道事業で黒字実績なし　JR最少売上　
　JR減便と高速バスの近距離利用　鉄道とバスの共同経営
　自動改札は高松駅と高知駅のみ　→ICカードではなくチケットレスアプリに

富山県朝日町　ノッカル　
　博報堂（地方課題の横展開）＋スズキ（運転しない人もビジネス）　
　前日までに予約（コミュニティバスは3～4時間に一本　黒字は全国10%程度）
　町民ドライバー　料金600円のうち200円を受け取る

京丹後市から全国展開　mobi
　クルマによるオンデマンド交通　半径2km 5000円定額制　一人追加で500円

2023/07/02

　「サバイバル」なので、普通の「鉄」本の賛美や哀愁とは少し趣は異なる。それは、日経的な視点ということで。

2023/06/17

コロナ禍により利用者が激減した鉄道各社の
取り組みや新たなモビリティサービス、地方自治体と鉄道の今後の在り方についてを紹介されている

2023/03/16

鉄道会社が今抱えるローカル路線の課題と、その解決に向けた取り組みをまとめた本。
乗り鉄の自分としては、是非鉄道は残して欲しいのですが、今の運営状況をみてさすがに無理があると認識を改めました。

2023/03/05

鉄道と地域をつなげるために、鉄道会社の方策（切符設定、沿線への投げかけ、ローカル線への取り組み、鉄道会社と自治体の姿勢）が詰まっている。