モナドの領域 の商品レビュー
筒井康隆作品が好きで手に取った。 なかなか難しい。 セリフの半分も理解できていないけれど、筒井さんらしいラストで好きだ。 物語を陰から眺めていたはずなのにある瞬間突然主人公と目があってどきりとする感じ。 これがあるから次も手に取るんですよね
Posted by
さすが鬼才の筒井康隆。 終盤は現実世界を巻き込むメタ展開となりドキッとした。 哲学者の言葉の引用が多く少し難しいが、面白かった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 河川敷で若い女性の腕が発見された。ほどなく近隣のベーカリーでアルバイトの美大生が精巧な腕形のバゲットを作り、店...
さすが鬼才の筒井康隆。 終盤は現実世界を巻き込むメタ展開となりドキッとした。 哲学者の言葉の引用が多く少し難しいが、面白かった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 河川敷で若い女性の腕が発見された。ほどなく近隣のベーカリーでアルバイトの美大生が精巧な腕形のバゲットを作り、店の常連の美大教授が新聞のコラムで取り上げ、評判を呼ぶ。次に教授は公園で人を集め、その全知全能を示し始める。自らを神の上の「無限の存在である創造主」だという教授の真意とは。そして、バラバラ殺人の真相は? 天才筒井康隆がその叡智の限りを注ぎ込んだ歴史的傑作。
Posted by
久しぶりの読書。 学術的に理解が難しい内容も多々あったが、物語としてはすらすら読むことができた。 先が気になる展開な気がした。
Posted by
む、むずかしー! 私に哲学とか物理学とかの教養があったらもうちょっとわかったのかも 大法廷のシーン、緊迫感すごくて読みながら呼吸忘れてた それ以降はあまりにも文字を目でなぞるだけ
Posted by
筒井康隆の最高傑作ということで読んでみた。Wikipediaによれば、モナドとは、ライプニッツが案出した空間を説明するための概念とのこと。全くわからん。哲学の素養があれば、楽しめるかも。
Posted by
殺人事件から始まったと思い、読み進めると、思わぬ落とし穴に。 タイトル通りのモナド、形而上学・・・中々理解が難しい作品ですが、飽きさせない会話劇でした。
Posted by
バラバラ殺人事件をきっかけにして、美大教授の肉体を借りた神様に近い存在、自称 GOD が現れる(大文字3字だが、ジー・オー・ディーでなく、ゴッドと読んでいいのか不明)。 GOD は、未来に関することを除き、人々のあらゆる質問に答えを与える。 これによって GOD はあらゆる物...
バラバラ殺人事件をきっかけにして、美大教授の肉体を借りた神様に近い存在、自称 GOD が現れる(大文字3字だが、ジー・オー・ディーでなく、ゴッドと読んでいいのか不明)。 GOD は、未来に関することを除き、人々のあらゆる質問に答えを与える。 これによって GOD はあらゆる物事を時間を超えて理解し人智を超越した存在、創造主であることが明るみになってゆき、人々は GOD が神に近い存在、創造主であることを信じざるを得なくなる。 こうして、ごく一般の人々に加え、警察、弁護士、裁判官、マスコミをどんどん巻き込んでゆく。 GOD は人間の生み出した「哲学」を媒介とすることで、人々の質問に答え、また自分の存在について語る。 ここでは哲学用語が恐ろしいくらいに頻出する。 専門用語は親切にも、ほぼ逐一、誰の打ち立てた論理なのかを明示し、また短い日本語に置き換えて説明しくれてはいるのだが、論理としても理解が難しく、(凡人には)読み進むにはかなり時間がかかる。 おそらく論理は正しいのだが、誤解している可能性もあり、あるいは、GOD の能弁に煙に巻かれた気分になった、とも言える。 著者の博学にひれ伏すしかない。 最終部分では、GOD の出現の壮大な理由が明らかになっていくが、ここではパラレルワールド、メタフィクションといった SF 手法と論理数学の数式(どこまで本物なのか?)が取り入れられる。 ストーリー自体は実際には複雑ではなく、ミステリーと思って読むと肩透かしを食らうかもしれない。 GOD の語る宇宙を語る哲学の講義は壮大で、それが最大の魅力だと思う。 エンディングの数ページは一般人の平凡な日常風景がとても丁寧に描かれるのだが、この部分は映画のクライマックスの後のラスト部分を見ているような、情景が目に浮かぶ優れた文章だと思った。
Posted by
筒井先生っぽいと言えばぽいけど、いつもの作品ととは違った小説でした。 正直、どういうテーマで書かれたものか掴めないまま読み終えて、しかも後半はほぼ内容が把握できずに文章を目で追っただけでした。 おそらく、背景には大きなテーマが潜んでいるのだろうけど、それが分からず。 うーん…とい...
筒井先生っぽいと言えばぽいけど、いつもの作品ととは違った小説でした。 正直、どういうテーマで書かれたものか掴めないまま読み終えて、しかも後半はほぼ内容が把握できずに文章を目で追っただけでした。 おそらく、背景には大きなテーマが潜んでいるのだろうけど、それが分からず。 うーん…という感想しかありません。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと難しかったなぁ…宗教や概念の話は、なんとなくは理解できるが、 ミステリーかと思い読み始めて、SF要素が入ってきたと思ったら、最後は完全にSFで突っ走る感じ。その中で、著者が言いたいことを散りばめているんだろうけども、結局何が言いたかったのか掴めなかった感覚… 著者が何を言いたいか求めること自体が間違っているのか…
Posted by
