アンゴルモア 元寇合戦記 博多編(第七巻) の商品レビュー
高麗軍は博多に侵入し町衆に乱暴狼藉を働くが、日本勢は平坦な市中での防戦を避け撤収を開始する。その中を迅三郎は対馬衆の救出に向かい、これに宗右馬太郎、大蔵太子も合流して対馬衆は逃がしたものの、迅三郎たちは高麗軍に包囲されてしまう。幸い絶体絶命のところで蒙古軍軍使が現れ、高麗軍金侁将...
高麗軍は博多に侵入し町衆に乱暴狼藉を働くが、日本勢は平坦な市中での防戦を避け撤収を開始する。その中を迅三郎は対馬衆の救出に向かい、これに宗右馬太郎、大蔵太子も合流して対馬衆は逃がしたものの、迅三郎たちは高麗軍に包囲されてしまう。幸い絶体絶命のところで蒙古軍軍使が現れ、高麗軍金侁将軍に停戦を命ずる。そしてその軍使の傍らには、蒙古軍に従う両蔵の姿もあった。同じ義経流の使い手である迅三郎と両蔵。今回の表紙は両蔵であるだけに、その後の二人の関係に新たな進展があるに違いない。ところで、文永の役そのものはこれから蒙古勢の撤退ということになるが、近年は「神風で大損害を受けて1日で撤退した」という通説を否定する主張もあり(服部英雄『蒙古襲来と神風』)、その点についてもどのように描かれるか楽しみだ。
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モンゴル軍が、様々な国の雑軍であり、決して一枚岩ではなかった様子などがよくわかり、今回も面白かったhey
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