これは経費で落ちません!(10) の商品レビュー
ついに… おめでとうございます♪ ゴールインで終わってしまうのか、 それとも子育てとか、 どこまで続くのかなぁ〜
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シリーズ10作目。 経理としては一大事の税務調査をメインに描いた今作。 今作は税務調査員との駆け引きがほとんどで、本来の沙名子の活躍はほぼない。 経理のお仕事物で、こんなに長くシリーズが続くとは思ってもいなかったが、ただただ波風を立てないように仕事をしたいと思っている人ほど、いろ...
シリーズ10作目。 経理としては一大事の税務調査をメインに描いた今作。 今作は税務調査員との駆け引きがほとんどで、本来の沙名子の活躍はほぼない。 経理のお仕事物で、こんなに長くシリーズが続くとは思ってもいなかったが、ただただ波風を立てないように仕事をしたいと思っている人ほど、いろいろ厄介ごとがやってくるのよね、と思いながら、読んでいる方もダラダラ10作も読んでしまった。 経理の仕事が分からない人も、今作を読んで、少し経理の仕事を理解してくれたら嬉しい。 それにしても、太陽との恋愛もようやく婚約に進展。 こちらも長かった・・・
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税務調査官の着眼点、経理部員との駆け引き。被監査側としてこころがけることなど、小説として多少は誇張されている点があるとしても、勉強になる。また、森若沙名子の考え方や行動のありようは、財務会計の姿をあらわし、麻吹のほうは管理会計や経営戦略としての視点にもウェイトがあり、田倉は双方の...
税務調査官の着眼点、経理部員との駆け引き。被監査側としてこころがけることなど、小説として多少は誇張されている点があるとしても、勉強になる。また、森若沙名子の考え方や行動のありようは、財務会計の姿をあらわし、麻吹のほうは管理会計や経営戦略としての視点にもウェイトがあり、田倉は双方の視点を持つ、というように経理部の機能がキャラクターに投影されている。ラブコメのほうは、お仕事小説としての共感を喚起するためのサイドストーリーだな。
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税務調査、とプロポーズの返事でまるっと1冊。 しかし、真夕ちゃん、なんで気づかないんだろう。 というか、本当は気づいてるけど、「いいや、そんなはずはない!」って打ち消してる? そして、大阪の川本さん、するどいっ! (帯についてるおまけエピソードの感想です) 沙名子も薄々気づいてドキッとしてたけど、本社営業部と本社経理部が夫婦ってのは、やっぱり会社的にまずいと思う。 逆に、もっと大きい会社で、都内でも各所に営業所があるレベルだとなんとでもなるし、逆にもっと小さい会社でもあるあるなのでなんとかなる。 そういう意味では天天コーポレーションは中途半端である。 となると、沙名子が辞めるか、異動するかして「経理部の森若さん」ではなくなって終了、か、二人とも辞められては困る人材として、会社がなんとかするのか。 なんとかした場合、第二章開幕になって、いくらでも話が続いてサザエさん的に続けることもできそうだ。 勇太郎と織子さんの件も完全には片付いてなかったと思うけど、あれはどうなっているのか。 経理課長と広報部長も、会社的に結構まずそうだし。 あと、鎌本はどっかで大きな事件(セクハラ的な)を起こして、会社クビになったりしないかな。 基本的に、悪い人がいないシリーズだと思うけど、鎌本だけは全く同情も共感もできないし、キモいし、意図的にそういう人物として設定している気がする。 山崎が馬垣の時みたいになんかやりそう。 そして、いつものように前巻を読み返したくなるのである。
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税務調査とプロポーズのその後の沙名子の心の揺れや太陽の迷い。税務調査でヒアリングの際、各人の性格がものすごくリアルで実際にこういう人居そうだなと感じる。それでいてコミカルで面白い。
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起承転結でいうと承句かな。 税調査が8割ほどで、9巻から相変わらず登場人物が多くてついていけない、、 太陽との関係を誰が知ってるのか整理できてないから、これもまたついていけない、、(笑) 遠距離で結婚なんてできるのだろうか。 11巻こそ税調査の話はもう終わって欲しいな〜 それよりドラマの続編を熱望です! 読みながらああ、これは松井愛莉ちゃんね、って思い出しながら読んでるから、ドラマ以降に出てきた人物をイメージしづらくて!
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天天コーポレーション経理部OLの森若沙名子の日常を描くシリーズ。10作目となる本作も、4話と沙名子の同僚の真夕の視点で語られるエピローグで構成されている。 * * * * * 珍しくストーリーにミステリー要素はなく、本巻の核の1つになると思われた沙名子と太陽...
天天コーポレーション経理部OLの森若沙名子の日常を描くシリーズ。10作目となる本作も、4話と沙名子の同僚の真夕の視点で語られるエピローグで構成されている。 * * * * * 珍しくストーリーにミステリー要素はなく、本巻の核の1つになると思われた沙名子と太陽の結婚問題も、終盤にお茶を濁すかのように手短に語られただけでした。 けれど、物語全編を貫く「税務調査」の模様がハードで惹きつけられたし、最後の「手みやげ」のひと幕もリアリティが感じられておもしろかった。 普段は地味な部署と見られがちな経理部の、社の命運を背負った最前線での戦いを堪能することができました。優れたお仕事小説としての展開もなかなかいいものでした。 太陽と婚約した沙名子。喜ばしい(沙名子ファンとしては少し寂しい)話だけれどこのままオーラスに向かって物語は進むのでしょうか? 格馬新体制に不満を持つ古参の吉村・新発田ら部長級の動きは予断を許しません。また、大悟の昼行灯ぶりも妙に気にかかります。さらに、ザコキャラ・鎌本の様子も不気味です。 もうひと波乱もふた波乱もありそうな天天コーポレーション内部。クールビューティー・沙名子の活躍は、まだまだ見られそうだと思います。 ( 願望です。)
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「これは経費で落ちません!」最新刊!! 安定の面白さで、 続きが気になるワクワクとドキドキがいっぱいでした。読むたびに、森若さんと自分自身の考え方が似ているような気がします。本を読むことって、本を通して色々なキャラクターに出会えたり、色々な世界をのぞき見できたりして面白いなぁと改めて感じました。 早く続きが読みたいです!
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激動の第10巻。 税務調査あり、プロポーズありで公私共に忙しい森若さん。 この巻はいつもよりざわざわというか、ぐるぐるというか、そんな感じで、急な変化もあったり、驚きもあった。 ただ、いつものような人間味のある場面だったり、ストーリーの面白さは健在していた。 実はこれで最終巻なの...
激動の第10巻。 税務調査あり、プロポーズありで公私共に忙しい森若さん。 この巻はいつもよりざわざわというか、ぐるぐるというか、そんな感じで、急な変化もあったり、驚きもあった。 ただ、いつものような人間味のある場面だったり、ストーリーの面白さは健在していた。 実はこれで最終巻なのではと恐れていたからまだ続きそうで安心した。
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