積み木シンドローム の商品レビュー
感動とは定食ではない、量産はできない。奇跡的なタイミングで現れる 書くか書かないかで小説家になるか、ならないかが決まる
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見開き1ページのショートエッセイが100個収録されるシリーズ。 もうブログもやめているので、森博嗣が世の中をどう観察しているかは、このシリーズからしか窺い知れない。 というわけで最近は、年末の風物詩的に毎年読んでいる。
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クリームシリーズ11作目。100個のつぶやきが規定のレイアウトに収まるエッセィです。 「このクリームシリーズの百のエッセィには、抽象的かつ教訓的なテーマ、森博嗣の近況、言葉の意味や語源について、最近の社会動静、などがごった煮になっている。」と書かれている通り。笑 言葉についての考...
クリームシリーズ11作目。100個のつぶやきが規定のレイアウトに収まるエッセィです。 「このクリームシリーズの百のエッセィには、抽象的かつ教訓的なテーマ、森博嗣の近況、言葉の意味や語源について、最近の社会動静、などがごった煮になっている。」と書かれている通り。笑 言葉についての考察が面白いですし、「妻は学びの宝庫」という土屋賢二先生の帯のコピィに然り「僕は奥様に育てられた」とあり、通称スバルさん(奥様のこと)の登場するエッセィも好きです。笑 「MTK=モリ・タイヤ・コーカン」にもほっこり。笑 社会に対する独自の見かたも、まとまった字数に収められた言葉に学びがあります。 隙間時間に、どの巻からでも、気軽に手に取って読めるシリーズです。装丁も可愛いらしいです。
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普遍的なテーマから趣味的なもの、時事的なものなど様々なテーマが集まったエッセイなので、読み手によって気付きや感じ方がかなり異なりそう。 自分は「痛いところ突くなー」という感じ。自戒できて良い。解説にもあった言葉だが、「拍案の個所しばしば…」というやつだ。
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ドライなという印象を受けざるを得ないが もしかしたらこんなん全部嘘で、ほんとは奥様らぶの超絶腰低社交マンなのかも、とか無駄な想像をさせてくれるエッセイ
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森さんの著書はもう長く読んでいるので、どういう考え方の方だか分かっているつもりなので、どんなことが書いてあっても、読んでいて嫌だなと思うような感情は起こらず、むしろ襟を正さなくちゃ、みたいに感じるか、同感って思うか、どちらかのことが多い。今回は戦争のことや、コロナ関連の内容も多か...
森さんの著書はもう長く読んでいるので、どういう考え方の方だか分かっているつもりなので、どんなことが書いてあっても、読んでいて嫌だなと思うような感情は起こらず、むしろ襟を正さなくちゃ、みたいに感じるか、同感って思うか、どちらかのことが多い。今回は戦争のことや、コロナ関連の内容も多かった。スバルさん登場回数多めで微笑ましい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サラっと読めて、新しい知見が得られるのが森エッセイの魅力。 海外ではMacが文系、Winが理系という立ち位置はなるほどと思った。 役所からの手紙の話はよくわかる笑 単語の意味はわかるけど、くっついた時とか、それが何を指すのか、どの条件なのか、自分は当てはまっているのかが全然わからない。 スバル氏のキャラも相変わらずで面白い。イメージが簡単に湧くのが親しみやすいところ。 クリームシリーズは小説以外だと1番好きだからぜひ続いてほしい。 つづく。
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エッセイ。クリームシリーズ11作目。 コロナと戦争の時期に書かれた内容。 オリンピックやインフレなどの時事ネタも。 政治と役所についてのトピックが面白い。 本当に、役所は「優しい文章課」を設置してください。
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タイトルが“つ”で始まる「クリームシリーズ」というらしいエッセイ集の第11弾。 このシリーズを読むのは3作目。 見開きでちょうど2ページ、さらっと読めるエッセイが100篇。2作目までは、森さんの独特の目線や考え方が新鮮で、共感するところもあり面白く読んだけど、こうも毎回(本人曰...
タイトルが“つ”で始まる「クリームシリーズ」というらしいエッセイ集の第11弾。 このシリーズを読むのは3作目。 見開きでちょうど2ページ、さらっと読めるエッセイが100篇。2作目までは、森さんの独特の目線や考え方が新鮮で、共感するところもあり面白く読んだけど、こうも毎回(本人曰く)ひねくれた文章を読んでいるとこちらも慣れてきて、ハイハイ、もういいですってなる。 正直、読み終わって頭に残ったのは、「お金が使いきれないほどたくさんある」ことと「他人との関わりを望まない人」ってことかな。 森作品、小説は好きだけどエッセイの次作はもう読まなくていいかな。
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進化なのか退化なのか?分からないのだが、テレワークの方が効率的だという人たちがいる。対面でコミュニケーションをとるよりも空間を共有しなくても、言葉、意思が通じればそれで十分ではないかと。同じ空間で息遣いを感じることなく言いたいことが相互に伝われば良いのではないかと。 私はそれは...
進化なのか退化なのか?分からないのだが、テレワークの方が効率的だという人たちがいる。対面でコミュニケーションをとるよりも空間を共有しなくても、言葉、意思が通じればそれで十分ではないかと。同じ空間で息遣いを感じることなく言いたいことが相互に伝われば良いのではないかと。 私はそれは本当のコミュニケーションではないと感じている。AIに関しても人間が本来感じるはずの息遣いが分からないではないか?人間は生物、動物だと思っている。機械ではない。五感、いや六感を全て繰り出して感じ合うものだと思っている。 森さんを含め、その違いへのこだわりの違いは文系と理系の違いだという人がいる。気持ちは分からないではないけれど、どちらの方が良いのだろう?私はin personの方が良い。 森さんはここで言う理系の人。自らそう述べておられるが、私は一般的にいう理系・文系にあまり違いはないように思える。もちろん個人個人で考え方やものの見方に違いはあるけれど、基本的な思考の過程は文系・理系で分かれるものではないと思っている。大学を出るときに、あるいは社会に出てからの学びによって専門的な知識や技術は異なることは事実だけれど。 今回のエッセイは森さんの作品の三冊目。初めに読ませていただいた「F」が衝撃だった。ほぼ同じ世代であるだけに作品の背景を含めて全てを理解できたと思っていた。面白かった。鮮烈な刺激を受けた。 今回、森さんのエッセイを初めて読ませていただいた。何となく、金銭的に餓えることなく引退モードに入って、というかそれを言い訳にして少し引いているような感じがした。 しかし、なるほど!と森さんの考え方に納得することが多かった。さすがです。
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