生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる の商品レビュー
心が拡散と集中を繰り返してきたというところは納得。フッサールの説明はめちゃくちゃ上手でスッと入ったけど、他は理解が難しかった。
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神のものだった「心」をソクラテスが個人のものにし、今や機械が代用する時代に。難解で、半分も理解していないかもしれないけど、途中で投げ出そうとは思わなかった。著者の偏愛と言えるほどの「心」もしくは「考える」ということへの拗らせぶりが伝わってくるから。こういう拗らせている人、好き。
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【哲学者たちが概念の檻に閉じ込めてしまった「心」を解き放つ】古代ギリシャから西洋哲学の歴史を紡ぎ直し、認知科学、さらに夏目漱石へと至る。若き独立研究者が切り開く、心と人類の新たな地平。
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