コサキンというラジオ の商品レビュー
ちゃんと語り始めると3万字くらい必要なのだが、ひとことで言うなれば、コサキンは私の心の拠り所。本で伯山さんも言っているように、ラジオとは耳からの情報だけで想像する娯楽。写真ネタで大笑いするふたりの声から見えない写真を想像し、何度爆笑したことか。 星野源さんの『くだらないの中に』...
ちゃんと語り始めると3万字くらい必要なのだが、ひとことで言うなれば、コサキンは私の心の拠り所。本で伯山さんも言っているように、ラジオとは耳からの情報だけで想像する娯楽。写真ネタで大笑いするふたりの声から見えない写真を想像し、何度爆笑したことか。 星野源さんの『くだらないの中に』を初めて聴いた時、絶対このひとコサキンファンじゃん、と思ったら案の定だった。 〜くだらないの中に愛が ひとは笑うように生きる〜 ラジオを聴くことは、本を読むことに似ている。言葉を与えてくれる人と受けとる人との距離が近いところや、双方向なところ。読書とは、著者との対話である。で、どうなの、これからどうなるの、なんでそう考えるの、…てな感じで知らないうちに語りかけるようにしてページをめくり、終盤になってくると、著者はきちんと答えてくれている。なんと!あらまあ!と感嘆させられながら、またはうむむと唸りながら、本を閉じることとなる。 本の感想じゃなくなっちゃった。 とにかくあの頃私は、コサキンのラジオを聴き終わるたびに次週が楽しみで、やがてコサキン本が出るのを楽しみに待っていたものだった。過去の私がよみがえってきた。
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