私立探検家学園(2) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
最後まで読んで、もう一度表紙をみる あなたが魔女になるまえに その意味を知る 魔女にされるまえに、が正しいかも 夏休みが終わっての2回目の実習 マンドラゴラを探せ。 ハリーポッター以来すっかりお馴染みになった魔法植物 かと思ったけど、魔法の世界ではないようで 中世ヨーロッパ風な世界 最初に出会った人の良い旅一座とは言っても実質2人 や、薬師の少女、気のいい領主さまとか いい出会いを重ねてきたコロン達だったが 何やら不穏な人物の登場で急展開 あれよあれよと始まってしまいそうな魔女狩りを なんとか止めたわけだけど、 アリカの宣言にびっくりしたり 前回はドラゴンとか出てきて完全に冒険って感じだったけど 今回は人間の黒歴史を考えさせられるシリアス展開 一方に流れだすと止められない、というのは なんか人間の性っぽいんだが、そろそろそーゆー自分たちを 自覚して、なんとかバランスの良い道を選べるように ならないもんかなあっといつも思うんだが 正しさを振り翳した人間が欲も絡むとどうしようもないほど 醜くなるよなーーー 希望は本当に小さな小さな火種なんだろう いつ消えてもおかしくない、だけど消えない限り いつか周りを明るく照らす ジョンソードの謎は深まるばかり いる時間、とかも違ったりする?? ペスの秘密、何かな
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今回も面白かった!!! アリカのことが好きになる回でした。 新しいクラスメイトも出てきて、長所短所ありながらも、協力してピンチを乗り越えていく。 時には意見をぶつけ合うやり取りも、普通なら嘘っぽく見えてしまうかもしれないけど、PESというファンタジーとリアルが共存する舞台だからこ...
今回も面白かった!!! アリカのことが好きになる回でした。 新しいクラスメイトも出てきて、長所短所ありながらも、協力してピンチを乗り越えていく。 時には意見をぶつけ合うやり取りも、普通なら嘘っぽく見えてしまうかもしれないけど、PESというファンタジーとリアルが共存する舞台だからこそ、現実的に身近な、自分にも、といえレベルで感じられる。 現代社会で注目されているテーマが所々に登場し、大人よりしっかり自分の意見を持ち行動する様に心動かされる。(というより、大人が思うより子どもって大人なのかも) でも、彼らは子どもで、行動して社会を変えていくのは大人の役目なんだ。 と、著者に言い渡されたようで身が引き締まる思い。 次巻も楽しみ!!!
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最新巻が出たので、読み直し。 コロンちゃんの夏休み、落差が、すごくて、くらくらしてる。 松田家のおせんべい、おいしそうなんだよな、お母さんが概念変えちゃってるやつ。 新学期、 語学のリジー先生とのやりとりからはじまるんだけど、きたきたきた、こういうのあるからこのシリーズ、読む...
最新巻が出たので、読み直し。 コロンちゃんの夏休み、落差が、すごくて、くらくらしてる。 松田家のおせんべい、おいしそうなんだよな、お母さんが概念変えちゃってるやつ。 新学期、 語学のリジー先生とのやりとりからはじまるんだけど、きたきたきた、こういうのあるからこのシリーズ、読むしかないんだよ。 言語について語りだし、アイラブユーから話がふくらんでゆく。日本語のあやふやな語順とか、実はちょっと見直した。 議論することの面白さにも途中ふれていたりして、こういうところ、言葉を操る詩人ならでは! このシリーズ、主人公がコロン、女の子だってところがいいんだなってことに、ようやく気づきました。今回のミッションの中で、魔女狩りや、フェミニスト的な事が描かれていて、 軽やかな斉藤倫さんの文学的なモチベーションを感じます。子どもたちにもさりげに伝われ! そしていつもどおりの比喩的表現のユーモアある美しさ。 _おとなの話は、なんか、うまくいえないけど、透明じゃない。_ _一本だけの街灯は、公園の木のあいだに立って、じぶんが木だと思っていそう。_ そしてそして今回も実際の探検家たちの名前が出てきて、知的探究心をくすぐられる子がいるんじゃないかなー。 プレスター・ジョン(この人は伝説?) デイゥイツト・リヴィングストン ジャンヌ・バレ 私もおもわず検索してしまった。。 探検家の実習は、31時間でなぞの『マンドラゴラ』なる植物を探せというものでした。 薬師のミーナっていう素敵な女の子に注目でした! あと、謎のあの人がこれからどう関わるのか… 児童文学に慣れ親しんできた私にはどうしてもこのはっきりと描かれた挿絵のせいで、自分のイメージが崩されるのですが… やっぱ読むでしょ、斉藤倫の世界。
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起きてしまったひどいことは変えられないけど、結果を少しでもマシなものにすることはできる。じいちゃん、何者だ?
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今回も通常の学園生活からの冒険の課題旅。なんと、マンドレイク探しなので、中世ヨーロッパで魔女狩り行われていたり、宗教の変化と政治などが問題となるような世界が冒険場所として出てきます。コロンが学園生活や冒険を通して感じたり考えたりすることが、既存の児童書とは少し表現のベクトル違って...
今回も通常の学園生活からの冒険の課題旅。なんと、マンドレイク探しなので、中世ヨーロッパで魔女狩り行われていたり、宗教の変化と政治などが問題となるような世界が冒険場所として出てきます。コロンが学園生活や冒険を通して感じたり考えたりすることが、既存の児童書とは少し表現のベクトル違っていて、今回も楽しめました。学園はファンタジー要素なのかと思っていたけと、高度な科学なのかも?その辺の謎も次巻持ち越しです。そして、そろそろ登場人物覚えきれない病発症しそうです。挿絵が多くて助かります。 愛と恋の違いについて、小5に教えられてしまった…。
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前作が面白かったので続けて手に取る。 今回は中世ヨーロッパぽい世界が舞台。宗教について女性の生き方や権利についてを交えつつ、探検の楽しさも見せてくれる。 どんな場面にも、今を映す鏡のような役割を持たせるのが児童書の魅力だろう。
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子供達の冒険シリーズ第二弾。 字が大きくてストーリーも面白く、スムーズに読み進めることができた。 中世ヨーロッパの魔女狩りが登場したが何処の国だったのだろう・・・?
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