生物に学ぶ敗者の進化論 の商品レビュー
ギガントピテクスとジャイアントパンダの話は初耳 植物の部分の話がやはり面白い 光合成は化学反応だから温度に影響される ニッチで成功した針葉樹(裸子植物) 被子植物の道管は水分の凍結に弱い 葉からの蒸散で一本道の水を吸い上げているから 針葉樹はバケツリレー方式で水分移動、効率は悪い...
ギガントピテクスとジャイアントパンダの話は初耳 植物の部分の話がやはり面白い 光合成は化学反応だから温度に影響される ニッチで成功した針葉樹(裸子植物) 被子植物の道管は水分の凍結に弱い 葉からの蒸散で一本道の水を吸い上げているから 針葉樹はバケツリレー方式で水分移動、効率は悪いが凍結に強い 低酸素時代に恐竜が発達させた「気嚢」 鳥が受け継いで高空を飛べる コウモリ、全世界の哺乳類の4分の1、成功した種 日本でも35種で3分の1 サメやエイ、軟骨魚類。鱗無い、ミネラルを蓄積するような高度の骨もない 汽水域の魚は不足するミネラルを骨に蓄積できる 浸透圧による水の侵入を防ぐために鱗と腎臓発達 夜行性の哺乳類、赤が見えない。猿は赤を見る能力復活させた
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生物が誕生して今日に至るまでの進化の歴史を、追いやられた生物視点から語る本。本書は硬派な学術書というより進化を物語風に読んでみるというスタンスに近い。
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被子植物と裸子植物の違いが進化との関係でよく理解できました。草のほうが進化しているというのは新しい気づきになりました。生物がもっと好きになれる本です。
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- ネタバレ
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2023/1/8 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。 2024/4/17〜4/19 敗者が進化の過程を潜り抜けてきた、という視点で生命の進化を解説した本。こういう視点は持ち合わせていなかったので、大変面白くためになった。
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生き物に関する本は、何冊読んでも面白いです。 いま生き残っている種が、いかに優れているのか知ることができました。 印象的だったのはコウモリでしょうか。 昼の空の支配者は鳥類ですが、彼らは夜の空の支配者です。 ライバルのいない環境で進化をして種を繁栄させます。
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