ウィンダム図書館の奇妙な事件 の商品レビュー
英国っぽさ満載(寄付金ネタをはじめ)。結果的にヒトを殺しても全く痛みを感じない(ダメージゼロ)の階級にうんざり。
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懐かしく温かみがあるミステリ。最後の2行でなんとも満ち足りた気分にさせてもらったが、ああそういえば殺人事件だった…と、良い読後感を持ったことがちょっと後ろめたかった^^; 主人公がとても好ましく、やたらに背伸びしたり出しゃばったりしない。常識がありきちんと世間に向き合っている。皆...
懐かしく温かみがあるミステリ。最後の2行でなんとも満ち足りた気分にさせてもらったが、ああそういえば殺人事件だった…と、良い読後感を持ったことがちょっと後ろめたかった^^; 主人公がとても好ましく、やたらに背伸びしたり出しゃばったりしない。常識がありきちんと世間に向き合っている。皆に信頼されている様が良い。 なんといっても、イモージェンという名前が素敵。ジェーンでもケイトでもメアリーでもなく、イモージェン!個性的で覚えやすく、こんなに主人公の名前に注目したのは初めてかも。
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上品な英国ミステリ!という感じで、とても好みでした。主人公にも共感出来ます。 ケンブリッジ、図書館、稀覯本、大学生の死…と、クラシックな雰囲気で楽しめます。続編も読みたい。
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ジル・ペイトン・ウォルシュは、児童文学界では著名な作家なのだが、ミステリーまで書いていたとは知らなんだ。 これは1993年の作品で、もう30年も前の作品です。 もっと早く翻訳してくれよ、おい、と思ったが、まあ、訳してもらえてありがたいので、文句はいいません。 安定の筆致、なので楽...
ジル・ペイトン・ウォルシュは、児童文学界では著名な作家なのだが、ミステリーまで書いていたとは知らなんだ。 これは1993年の作品で、もう30年も前の作品です。 もっと早く翻訳してくれよ、おい、と思ったが、まあ、訳してもらえてありがたいので、文句はいいません。 安定の筆致、なので楽しく読んでます。 学校図書館には関係ないけどね。 2023/03/02 更新
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どんでん返しというよりは何層にも重なった謎を一枚ずつめくって真実を探していく感じ。ヒントは至る所に散らばっていたが、最後繋がるところは綺麗だった。それはそれとして基本淡々と進むため、短いのに読むのが苦痛なパートが多かった
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今年読みたい3選に選んだタイトルだったけど、実際読んでみたらストーリーが頭に入ってこなくて序盤からダラダラ。淡々としたストーリーのテンポによるものなのか、なんなのか。40ページまで読み進めたけど断念。私には合わなかった。本には相性があるのだなぁと改めて思わせてくれた一冊。
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あっという間に読めちゃった。あまりに幼稚なケンブリッジ大学生にため息、、そして大人たちもそこそこ幼稚、、、。亡くなった方が気の毒になるレベル。ラストの顛末はよかったです。
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何人かのほんのちょっとの弱さ、ほんのちょっとのイタズラ心が絡み合って事件になってしまった。2人の若者が亡くなってしまう。そしてラスト。正解かどうかわからないけど、未来のために正しい選択をしようとする何人かの人。人間の弱さと美しさ、社会には両方あって、、、面白かった。
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長い話でもないのに、今ひとつ波に乗れなかったか。こんなんで殺すの等。初の作家だったので、YA物を試してみるか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ケンブリッジ大学セント・アガサ・カレッジの施設図書館で男子学生の死体が見つかり……。友人の警察官に協力する学寮付きの保健師イモージェン・クワイと、彼女が好感を抱く女性陣が、賢さと優しさを兼ね備えていて素敵。犯人逮捕で終わらず、故人の名誉回復まで描かれているところが好ましい。そして鎮静剤を服用しながらも奮闘する学寮長が終盤に見せた教育者としての英断。残された者たちに希望のある終わり方が好き。
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