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ジジイの台所 の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2024/08/07

雑誌のコラムから、この本の存在を知りました。まず、タイトルがいいよね! 「ジジイ」という響きがめちゃくちゃおしゃれに聞こえる。 そして、出てくる話には全部味があって、風情があって、人間味があって最高。 そして奥様のこと、好きでたまらないのだろうなと思う。でなければこんなに登場さ...

雑誌のコラムから、この本の存在を知りました。まず、タイトルがいいよね! 「ジジイ」という響きがめちゃくちゃおしゃれに聞こえる。 そして、出てくる話には全部味があって、風情があって、人間味があって最高。 そして奥様のこと、好きでたまらないのだろうなと思う。でなければこんなに登場させない。一見悪口に聞こえるが、沢野さんが書く奥様の取説はコミカルで親近感が湧く。2人のシュールなやりとり。面白い笑 きっと実際は沢野さんはほとんど心の声のみなんだろうなと想像すると益々面白い。 シリーズの片付けと文房具もぜひ読みたい。

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2024/08/05

椎名誠のエッセイといえば沢野ひとしのイラストですが、エッセイ本文にも沢野氏のエピソードが載っていて、割と荒ぶる感じの人というイメージがありました。本書は沢野氏も70代ということで、自らをジジイと言い、キチンとした台所仕事や健康について語っている様子はちょっと意外だったかも。ゆるい...

椎名誠のエッセイといえば沢野ひとしのイラストですが、エッセイ本文にも沢野氏のエピソードが載っていて、割と荒ぶる感じの人というイメージがありました。本書は沢野氏も70代ということで、自らをジジイと言い、キチンとした台所仕事や健康について語っている様子はちょっと意外だったかも。ゆるいイラストは健在。 少年時代や家族のことが書かれていて、台所がテーマの本ですがそこから「生きること」「人生」などが滲み出ていて興味深く読みました。

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2024/07/25

「ジジイの片づけ」を読んで面白かったので、「ジジイ」シリーズ第2弾となる本書も読んでみた。 A5判のサイズで、ページの上部2/3に文章、下部1/3にイラストという構成は前著と変わらず、内容も料理の話だけでなく、やはり片付けの話も出てきて、まさに「続編」という感じである。したがっ...

「ジジイの片づけ」を読んで面白かったので、「ジジイ」シリーズ第2弾となる本書も読んでみた。 A5判のサイズで、ページの上部2/3に文章、下部1/3にイラストという構成は前著と変わらず、内容も料理の話だけでなく、やはり片付けの話も出てきて、まさに「続編」という感じである。したがって、「ジジイの片づけ」が気に入った人は、本書も間違いなく楽しめるだろう。 「ジジイ」シリーズ第3弾の「ジジイの文房具」も読んでみたい。

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2023/11/16

★4つ弱です。 料理に関するうんちくが結構好きだ。料理だけでなく台所に関するいろんなうんちくは読んでいて面白かった。

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2023/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジジイの台所というのはババアの台所でもある。そこが難儀。でもそれでも台所は一つ。そうだよねえ。分けられないよねえ。分けたい。

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2023/04/05

『ジジイの片づけ』に続いて。 我が家は私が料理が好きなので、他の家族はほぼ台所仕事はしないし、道具類も私の一存で購入したり処分したりしているけれど、沢野家の夫婦の静かな攻防は面白く読みました。 夫の退職前には読ませたい。

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2023/03/30

台所と料理に関する、軽いエッセイ。 ジジイになって、台所を断捨離し、シンプルな料理を楽しむ。用が済んだら、すぐに片付ける。余分な道具は始末する。 ジジイになっても、毎日を楽しんで過ごしたい。

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2023/03/10

明瞭簡潔な文章。流行の飾る映える台所をバッサリする文章が心地いい。バッサリする著者だからこそ、料理が嫌いとバッサリ言える奥様と合うのだろう。

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2023/02/16

沢野さんの文章好きなんだよね。淡々とさりげない文章なんだけど、じわじわとくる。 自分もこういう文章が書けたらと思うけどこんなに昔の事を細かく覚えている記憶力はないです。

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2023/02/12

じじいの片づけに続く「じじいシリーズ」第二弾。 片づけの時もびっくり仰天しましたが、今回もかなり驚かされました。 沢野さんのイメージがまたまたガラガラと崩れていきます。 しかしまぁ山をやったり、探検家という種類の人はすべからく料理というものに長けているものです。 行動の原動力であ...

じじいの片づけに続く「じじいシリーズ」第二弾。 片づけの時もびっくり仰天しましたが、今回もかなり驚かされました。 沢野さんのイメージがまたまたガラガラと崩れていきます。 しかしまぁ山をやったり、探検家という種類の人はすべからく料理というものに長けているものです。 行動の原動力である、食事は誰でもない自分が作らないことには食べられないのです。 偶然なのかどうか、沢野さんの奥様は「私は料理はしません」と公言なさるお方。 白いご飯に味噌汁、焼き魚があれば十分と、土井善晴さんのようなかた。 そのような方が、便利そう、目新しいといって、電化製品なんかを買ってくる。 すぐに物置に置かれるそれらをどう処分するか頭を悩ます沢野さんとの攻防が面白い。 沢野さんは必要以上に道具をそろえない。 台所は風通し良く清潔に保つ。などを心掛けつつ、自分の幼少期の台所事情なども交えつつ、描かれるうんちくは大変ためになります。 百文字コラムも、興味深いです。

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