ビューティフルからビューティフルへ の商品レビュー
図書館で目に留まり読んでみた。 ちょっとビックリ。この表現方法は他に無い感じ。 後半にタイトルコールが出てきたけど、何が「ビューティフルからビューティフル」なのか私には読み解けず…… 所々この物語と現実が紐付けされる「歌詞」なんかが出てくる。 「ラップみたいな」文章表現とまとめて...
図書館で目に留まり読んでみた。 ちょっとビックリ。この表現方法は他に無い感じ。 後半にタイトルコールが出てきたけど、何が「ビューティフルからビューティフル」なのか私には読み解けず…… 所々この物語と現実が紐付けされる「歌詞」なんかが出てくる。 「ラップみたいな」文章表現とまとめてみた。
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鮮烈な表紙とタイトルに惹かれて購入。自分には合わなくて最後まで読めなかったが言葉が遊ぶような文章や独特の比喩がすごいと感じた。
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決してつまらなくはないし、面白いとは感じるんだけど、読解力が足りなく十分に理解できなかった気がする。 でも読む気が失せたりするようなことはなくて惹かれるけど、表層的な意味しかわからない違う言語を読んでる感じ。 個人的にはヒップホップは好きだけど、所々出てくるその要素がどこかあから...
決してつまらなくはないし、面白いとは感じるんだけど、読解力が足りなく十分に理解できなかった気がする。 でも読む気が失せたりするようなことはなくて惹かれるけど、表層的な意味しかわからない違う言語を読んでる感じ。 個人的にはヒップホップは好きだけど、所々出てくるその要素がどこかあからさまに見えてグッとは来なかった。でもこれも年齢の差による、特定の文化に対する馴染み方の差なのかなと思うと、結局は受け取り方の問題なのかなと。あとそこが本筋ではないし。 でも終盤にかけてのそれぞれの物語の収束の仕方や最後の仕掛けのネタバラシは好きだった。 自分はこの作品が好きなのかそうでもないのか、共感できてるのか理解できないのか、とにかくいろんなことがわからないまま、なにもできないまま目の前を疾走していった感じ。 感想も全然まとまらない。 読んだ人と感想や意図を話し合いたい。
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普段こういう本って読まないんだけど、なんかあらすじに惹かれて読んでみた 高校生の心と身体とそういう所が難しくそして簡単に完結に書かれてたすごいねすごい本だよ
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読後、興味が湧いたので著者さんの名前でググってみました。新人賞受賞後のインタビューや対談などが見つかり、いったいどんな人がこんな小説を書いたのか、という素朴な疑問はとりあえず解消されてスッキリ。 強い言葉や豊かな比喩に溢れたこの小説は、若年層にしかわからない、理解できない内容が...
読後、興味が湧いたので著者さんの名前でググってみました。新人賞受賞後のインタビューや対談などが見つかり、いったいどんな人がこんな小説を書いたのか、という素朴な疑問はとりあえず解消されてスッキリ。 強い言葉や豊かな比喩に溢れたこの小説は、若年層にしかわからない、理解できない内容が少なくないと思うのですが、それでもなにやらスゴイ人が出てきた、という感じは強く受けました。 ことばぁ、のキャラ(というか立ち位置)がいいなあと思います。
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すごいものを読んでしまった!!という感覚。今までに体験したことないような読書体験だった。 まさにパンチラインの連続。時折心にクリーンヒットする。ぐわぐわと揺さぶられて、共感できてしまうことが苦しくて、フラッシュバックのような感覚もあった。車のナンバーの描写は私自身の経験とも重なって苦しかった。でも文章は読みやすく、淡々と進む。スラスラと読み進み、一気読みだった。主人公達が高校生というのも良いなと個人的には感じた。他の作品をオマージュした文章が多く、文章を楽しむことも出来る作品でもある。暗いものを抱えた主人公達だが、読後感もさっぱりとした気持ちだった。 『育ててくれて超ありがとう。でも、私と血縁関係のあるらしいあの男女が死んだら、せいいっぱい死体蹴りしたい。』 この読書体験でしか救われない心の部分が、確かにある、と思った。
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過去の短歌や漫画、小説などから本歌取り?をされてるとのこと。わかる人にはわかるらしいけど、私には全然わからなかった… たくさんのジャンルのたくさんの作品に触れて、吸収して、それを自分の言葉で吐き出したのがこの作品なのかな、それを10代で出せてしまうと言うのがすごい… 知識が足りなすぎて理解しきれなかったけど、とんでもなくエネルギッシュだな、とは思った!!
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独特のセンスで言葉選びが面白い。 でも、ひたすらセンスを詰め込んだ感じがして内容は分かりにくく、正直ほとんど何も感じなかった。 こういう作品も理解して楽しめるようになりたい。
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ページも少ないので一気読み。とりあえず初読の感想は「なるほど、わからん」って感じ。何を感想に書いてもネタバレにはならないな。 あらすじにも書かれてる通り、『たたみかけるようなパンチラインの奔流』ではあるが、物語を画として浮かべて読むタイプにとってはやや苦手な分類かもしれない。逆...
ページも少ないので一気読み。とりあえず初読の感想は「なるほど、わからん」って感じ。何を感想に書いてもネタバレにはならないな。 あらすじにも書かれてる通り、『たたみかけるようなパンチラインの奔流』ではあるが、物語を画として浮かべて読むタイプにとってはやや苦手な分類かもしれない。逆に音や感覚で楽しむタイプには向いているかも。 作中には、様々なものがパンチラインの一部として出てくる。気づいただけで、刃牙、蹴りたい背中、ハリーポッター、アンパンマン、ハイロウズ、マリオカート、住野よる。多分他にもありそうだけど、どこが意識して書かれていて、どこが偶然から生まれたかはわからない。 登場人物の気持ちを理解するには年を取りすぎたなと思った。若いときほど心情が理解できるのかもしれないし、若くても理解できないかもしれない。
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高校3年のナナ、静、ビルEがラッパーの様なノリで織りなす群像劇。ひとりひとりの抱える問題は違っても死にたい、生きにくい状況は同じ。巫女として存在する「ことばぁ」に導かれビューティフルはビューティフルに帰結する。
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