ヒトラー爆殺未遂事件1939 の商品レビュー
1939年11月8日に起こったヒトラー暗殺未遂事件の犯人、ゲオルク・エルザーについてのルポタージュ。 天候悪化により空路から列車に切り替えてベルリンに戻ることになったヒトラーは、ビュルガーブロイケラーでの演説を予定より早く切り上げることにより、爆発から間一髪逃れることになる。この...
1939年11月8日に起こったヒトラー暗殺未遂事件の犯人、ゲオルク・エルザーについてのルポタージュ。 天候悪化により空路から列車に切り替えてベルリンに戻ることになったヒトラーは、ビュルガーブロイケラーでの演説を予定より早く切り上げることにより、爆発から間一髪逃れることになる。この暗殺未遂事件は、組織的なものではなく、1人の男が引き起こしていた。犯人のゲオルク・エルザーが爆破事件を決行したのは何故なのか? もしも暗殺が成功していたら、歴史は変わっていただろうと思うと、とても複雑な気持ちになります。
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ヒトラーがナチ党で熱弁を振るい、ドイツがまた戦争へと向かった政府に反抗した人がいたとは知らなかった。 反抗とはいえかなり自己中な方法であったように思う。 ゲオルク・エルザーという男性の生い立ちとその性質が紐解かれる形式のノンフィクションかと。 もしも世が世でその真面目な性格と腕...
ヒトラーがナチ党で熱弁を振るい、ドイツがまた戦争へと向かった政府に反抗した人がいたとは知らなかった。 反抗とはいえかなり自己中な方法であったように思う。 ゲオルク・エルザーという男性の生い立ちとその性質が紐解かれる形式のノンフィクションかと。 もしも世が世でその真面目な性格と腕の良さが発揮できる場所があれば この事件は起きなかったように思う。 改めて人は置かれた場所で変わってくると言うことを思わずにはいられない。 時限爆弾でヒトラーを爆殺させようなんて人がいたのかと感慨深い。
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タイトルのサブタイトルにもなっている、ジョセフ·ピーター·スターンが称した、イデオロギーなき男。原著者があとがきで、そこに尽きると締めくくっている。正に納得。エルザーの虚しく儚い人生と歴史の一端を知ることが出来て良かった。
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