青ひげの卵 の商品レビュー
装画とミステリアスなタイトルに惹かれて購入。著者のことも、話の内容も全く知らなかったが、だからこそ新鮮に楽しんで読めたのかもしれない。 『ぶさ猫』と『サンライズ』が特に好きだった。
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マーガレット・アトウッドとアリス・マンローをいつもごっちゃにしてしまう…。 男を愛するとき、男とかかわるとき、女の心にポッカリ空く穴。埋められない溝。痛み。 まあ、最近はそんな気持ちも体験してないので、人ごととして平和に読めるわけだがw
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男への隷属によってしかアイデンティティを形作れない女たちの失敗。こうなりたくはないよね、という、自分の中のミソジニーをまざまざと感じさせられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日常にひっそりと隠れていたり、当たり前な風情でそこにあったりすることやもの 大っぴらには詳らかにしないけど、さりげなくまき散らす わたしだったらギャーギャー言っちゃいそうだけど そのまき散らす感じが、ちょうどいい まだ諦めてない(!)愛のあるちょっぴり淋し気なまなざしに、きゅんとする
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前半の3作品が特に好きだった。 人間関係を通じた内省。 92 僕の人生を君と共有したい。いつだったか、彼は彼女にそう言った。そんなことは他の誰にも言ったことはない。彼はそうも言った。あのとき彼女はどんなにとろけるような気持ちがしたことだろう。どれほどこの言葉を玩味したことだろう...
前半の3作品が特に好きだった。 人間関係を通じた内省。 92 僕の人生を君と共有したい。いつだったか、彼は彼女にそう言った。そんなことは他の誰にも言ったことはない。彼はそうも言った。あのとき彼女はどんなにとろけるような気持ちがしたことだろう。どれほどこの言葉を玩味したことだろう。でも考えてみれば、彼はけっして、君の人生を僕と共有してほしいとは言わなかった。現実には、二つの言葉は似ているようでまるで異なる事態を指していた。
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初アトウッド。 どこかが少しずれたような世界観。 でもどうにも逃れられない。 ドライブがかかると一気に読んでしまう。 短編集なのも読みやすい。
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