子どものことを子どもにきく の商品レビュー
読み手としても面白い内容だったけど、何よりお二人にとって素敵な記録ですね。 我が子は7歳と5歳。 まだ間に合うかしら?とちょっとインタビューめいたものをやってみている。7歳はもうしっかりしてるけど、5歳の方は意味わからん。 せっかくなので記録していく。
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元保育士の児童文学作家である著者が自身の息子に幼児期から小学生までの8年間にわたり毎年行ったインタビューの記録。 本書は非常に興味深く、自身の子どもとの接し方を振り返る貴重な機会を提供する一冊である。 著者の一貫して子どもの話を傾聴する姿勢は、敬意に値する。親はとかく心配や...
元保育士の児童文学作家である著者が自身の息子に幼児期から小学生までの8年間にわたり毎年行ったインタビューの記録。 本書は非常に興味深く、自身の子どもとの接し方を振り返る貴重な機会を提供する一冊である。 著者の一貫して子どもの話を傾聴する姿勢は、敬意に値する。親はとかく心配や自身の期待から、子どもの思考を誘導する話し方になりがちである。しかし、著者はインタビュー中、常に「これは親として自分が望む考えではないか」「子どもの立場ではそう考えるのが自然である」と自問自答し、相手がどんなに幼くても子どもの考えを尊重し、可能な限り対等であろうとする。たとえ正しい事柄であっても、子どもが自分で気づき、体得する機会を奪わないよう、先回りして口を出すことを極力控えている。この姿勢は、重要であると理解していても実践が難しいことであり、深く感服した。 このようなインタビューは、子どもの幼少期という限られた期間にしかできない貴重な機会である。非常に魅力的であり、巻末に記載された「インタビューに臨む大人の心がけ」を熟読し、ぜひ自身も挑戦したいと思う。
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「自分の思ったこと、感じたことをそのまま言えるようになることは悟ることに匹敵するほど大きな力だ。」自分は子に読書は推奨しているけど、言葉にすることを積極的に勧めてはいなかったな。 日々の仕事や家事に追われ、こどもとじっくり雑談できているか?「早く」「急いで」ばかり言いがちな自分に...
「自分の思ったこと、感じたことをそのまま言えるようになることは悟ることに匹敵するほど大きな力だ。」自分は子に読書は推奨しているけど、言葉にすることを積極的に勧めてはいなかったな。 日々の仕事や家事に追われ、こどもとじっくり雑談できているか?「早く」「急いで」ばかり言いがちな自分に反省…。かといってすぐに切り替えられないと思うので、まずは子どもに集中する時間を作りたいと思う。 「くれぐれも自分が手練手管をつくして子どもを丸めこもうとし、メンツにこだわる癖を持った大人であることを忘れてはいけない。」 正論とか詭弁とかでブン殴りがちである。気をつけたい。 「じゃ、これはところコーヒー?」みたいな発言に癒される。思っていることを言葉にすることの尊さよ。
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タイトルどおり。3〜10歳まで、一年に一度の息子へのインタビュー。最初の方がトンチンカンな回答ばかりで面白かったり、ハッとしたり。親子の関係性が微笑ましい。
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素晴らしい良書 子どもが年数を追うごとに考え方が形作られていくのがとても面白い 迷子になるエピソードがとても印象に残った そして大人になった隆くんの話が書かれているのも素晴らしい
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こどもに聞いているスタンスがとても柔和で面白い。だからこそ子どもも語れるのだろうと思う。 私は保育者なのでこういった柔和な語りにとても引かれてしまう。
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父親である著者が、自分の息子に話を聞く。最初は3歳のときから最後は10歳のときまで、毎年1回、合計で8回のインタビューの記録。 子どもに対する著者の姿勢には共感できることが多い。「甘くするとなめられる」などと思っている人は論外として、「子どもと対等な立場で」と考えている人にとっ...
父親である著者が、自分の息子に話を聞く。最初は3歳のときから最後は10歳のときまで、毎年1回、合計で8回のインタビューの記録。 子どもに対する著者の姿勢には共感できることが多い。「甘くするとなめられる」などと思っている人は論外として、「子どもと対等な立場で」と考えている人にとっても、それを実践することは容易ではない。というか原則的には無理だし、まして父親ともなれば必ず権力勾配は生まれてしまうのだが、それでも本書を参考に良い親子関係を模索することはとてもすばらしいことだと思う。 ❝ また、これは大人と子どもの関係論を考える際のあまりに大きな落とし穴ではないかと思うが、ぼくたちは子どもや教育のことを考えるのにまず子どもに聞くということをどうしてこんなにもしてこなかったのだろう。 子どもについて研究している人の本を読んだり、子どもと一緒にいる機会の多い教育者や保育者の話をきくことで子どもがわかるような気がしていたものだ。❞ (p.204) 以前、地元地域で子どもの遊び場イベント事業に参加していたときに、これと同じことを私も感じた。イベントまで何度か繰り返した会議に、そこで遊ぶだろう子どもが参加したことは一度もなかった。私たちは、子どものことについては、子どもに教えてもらう姿勢をもっと大事にしたほうが良いだろう。
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親と子、大人と子どもの理想的な関係がここにあった。自分の子どもが小さい時に読みたかった。子どもとの対話を記録するっていいなと思った。 内容も否定するでもなく、考えを押し付けるでもなく、会話を楽しんでいる様子が読んでいて楽しかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後書まで含めて良かった。 ちなみに、2歳半の娘にインタビューすると、中々会話が成り立たなかった。 3歳の頃の記憶から朧げに持ってて…とか、後書では高校時代に自転車で旅に出てたり、30代後半になってネイチャーガイドになってたりと、とても良かった。
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児童文学作家が、自分の息子にインタビュー。 3歳から10歳まで、年に1回父が息子にインタビューしたものを雑誌に掲載していた。子の定点観測みたいだった。子どもの成長がわかると同時に、親も成長させられていることに気づく。あとがきに、20年後の息子の姿も。らしく成長したのだ、と感じた。...
児童文学作家が、自分の息子にインタビュー。 3歳から10歳まで、年に1回父が息子にインタビューしたものを雑誌に掲載していた。子の定点観測みたいだった。子どもの成長がわかると同時に、親も成長させられていることに気づく。あとがきに、20年後の息子の姿も。らしく成長したのだ、と感じた。 ちょっと、椎名誠の「岳物語」を連想した。
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