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馬廻役仁義 の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2024/01/20

悪い奴もええ奴もおる。それが世間だ。大切なのは、頭から決めてかからんことだ。人を信じ過ぎるのも、疑い過ぎるのもいけない。 概してええ奴が生き残れないのが乱世の倣いである。

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2023/01/25

そりゃ、「生きておったか茂兵衛」で死んでたなんてことにはならんかったですが、「どうする家康?」的な葛藤が多くあった本巻は、茂兵衛が主人公の本書では、少々中だるみの感でした。

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2023/01/14

上田合戦で死亡と思われた茂兵衛が真田の戸石城に幽閉されていた。それも部下含めた主従五名で。茂兵衛の強さに感嘆した真田勢が助けたとあるが、その前からの真田親子との親しい関係も影響したはず。大地震の倒壊を理由にして真田の長男に逃して貰ったもの。この長男と元上司の本田の娘と結婚させて徳...

上田合戦で死亡と思われた茂兵衛が真田の戸石城に幽閉されていた。それも部下含めた主従五名で。茂兵衛の強さに感嘆した真田勢が助けたとあるが、その前からの真田親子との親しい関係も影響したはず。大地震の倒壊を理由にして真田の長男に逃して貰ったもの。この長男と元上司の本田の娘と結婚させて徳川側に付かせたことも、今後出て来るのだろう。 助かっても元の現場に戻れず、何とか上司を脅して浜松城へ戻ったら、苦手な事務方の馬廻役になり、家康と衝突しながら戦いの現場を熱望。 今後の戦いの大きなものは北條戦と関ヶ原ぐらいか? 今回の最後は百挺の鉄砲と200名の侍大将。足軽の頃が一番輝いていたかも知れない。

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2022/12/25

戦は無かったけど、今巻も私的にとても面白かった〜! 伯耆の忠義に涙 農民出身の茂兵衛と一緒に、戦や武家の思考について学んで理解していける過程に面白さがあってテンポも良い 終盤、姉川戦に茂兵衛は負傷で参戦していなかったという一文があって、これは新シリーズ 姉川忠義 への布石な...

戦は無かったけど、今巻も私的にとても面白かった〜! 伯耆の忠義に涙 農民出身の茂兵衛と一緒に、戦や武家の思考について学んで理解していける過程に面白さがあってテンポも良い 終盤、姉川戦に茂兵衛は負傷で参戦していなかったという一文があって、これは新シリーズ 姉川忠義 への布石なのかなと思ったり 茂兵衛出ないのか〜残念!(笑) 側近の馬廻役になったと思ったら次巻は侍大将に抜擢 益々楽しみです!

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2022/11/16

茂兵衛は重傷を負ったものの、秀吉方に鞍替えした真田源三郎が守る戸石城の土牢に、供回りと一緒に生きていた! 狭い牢内での足腰の鍛錬を続けたのは流石。秀吉が徳川を攻め滅ぼそうとした時に、天正大地震が発生し、やがて豊臣は滅び徳川の時代になる歴史の妙を感じた。茂兵衛は未亡人になりかけた寿...

茂兵衛は重傷を負ったものの、秀吉方に鞍替えした真田源三郎が守る戸石城の土牢に、供回りと一緒に生きていた! 狭い牢内での足腰の鍛錬を続けたのは流石。秀吉が徳川を攻め滅ぼそうとした時に、天正大地震が発生し、やがて豊臣は滅び徳川の時代になる歴史の妙を感じた。茂兵衛は未亡人になりかけた寿美や、家康、平八郎など朋輩のいる浜松城下へ帰ることができた。が、戦場からは程遠い家康の馬廻役、今で言う社長秘書室の一員となり、茂兵衛にとって退屈な役回り(笑)。やはり、戦国に生きる茂兵衛としては、本社よりも現場主義なのだなぁ。

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2022/11/14

大敗した真田との戦で殿軍を務め、単騎で敵に突っ込み、戦場に消えた茂兵衛。「茂兵衛、討死」の報せは徳川に衝撃を与え、朋輩たちは涙に暮れる。だが、ところがどっこい、茂兵衛は生きていた! 戸石城の土牢に囚われながら、じっと救出の時を待つ。一方、家康と秀吉の駆け引きは変わらず続いていた。...

大敗した真田との戦で殿軍を務め、単騎で敵に突っ込み、戦場に消えた茂兵衛。「茂兵衛、討死」の報せは徳川に衝撃を与え、朋輩たちは涙に暮れる。だが、ところがどっこい、茂兵衛は生きていた! 戸石城の土牢に囚われながら、じっと救出の時を待つ。一方、家康と秀吉の駆け引きは変わらず続いていた。しきりに秋波を送る秀吉を家康はのらりくらりと躱すばかり。そんな中、徳川の屋台骨を揺るがす大事件が出来する。戦国足軽出世物語、堅忍不抜の第10弾!

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2022/11/12

茂兵衛が死んだ!と思われて終わった9巻目から待ちに待った10巻目。 徳川では茂兵衛が死んだとの連絡で慟哭が。 ところが事実は土牢の中で側近の部下と共に生きていた。 それぞれ怪我こそあったが、生き死にに関わるような怪我ではなかった。 「表裏比興之者」とあだ名される真田昌幸の嫡男...

茂兵衛が死んだ!と思われて終わった9巻目から待ちに待った10巻目。 徳川では茂兵衛が死んだとの連絡で慟哭が。 ところが事実は土牢の中で側近の部下と共に生きていた。 それぞれ怪我こそあったが、生き死にに関わるような怪我ではなかった。 「表裏比興之者」とあだ名される真田昌幸の嫡男、真田源三郎が助けてくれたのであった。 そして傷も治った頃、茂兵衛は牢の中で体力回復のために、リハビリまでしている。 大地震が起こり、どさくさに紛れて脱走。 この大地震で秀吉からの攻撃も間逃れた。 被害が大きかったので兵を出すことができなかったのである。 一旦秀吉の配下となるような決断をしながらも、起こるかもしれない豊臣勢との戦いに備える徳川であった。 扱いにくい三河衆。家康の部下をうまく使う人事力。 人事力こそ要と言っていい。 当分は茂兵衛のその後の物語が読めるとわかって、嬉しい私である。

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