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憐憫 の商品レビュー

2.9

57件のお客様レビュー

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2024/09/13

れんびん 同情みたいなもの。 サクッと読めたけど伝えたいことがまだわたしには読み解けなかった。 オランウータンのくだりとかどういうことだったのだろうか。

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2024/04/01

2024.4.1 最近少しだけ島本さんの本を避けていたので、久しぶりに読んだ。 やっぱりちょっとダークな気持ちになった。

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2024/03/27

いつもの作者の女が好きじゃない女の話。 子役から始める女優の話だけど、もう少し演劇の話深掘りしてほしかった。 過去の話は同情するけど、何がしたいかわからなかった。

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2024/03/26

島本理生さんの本の、ハッピーエンドにならないところが好きなので、今回も満足でした。私には意外な結末でした。

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2024/03/21

 憐憫。そもそも漢字が読めなかった。個人的に好きな島本理生さんの小説。初めて読んだのが「RED」。恋愛小説を書かせたら秀逸な島本理生さん。あっという間に読み終わった。小説なのでネタバレにならないように内容は本に任せるが、物語の軸になるK木氏との出会いが衝撃的。その後の展開もドキド...

 憐憫。そもそも漢字が読めなかった。個人的に好きな島本理生さんの小説。初めて読んだのが「RED」。恋愛小説を書かせたら秀逸な島本理生さん。あっという間に読み終わった。小説なのでネタバレにならないように内容は本に任せるが、物語の軸になるK木氏との出会いが衝撃的。その後の展開もドキドキさせられる。引いて押すK木氏の登場の仕方に腕の良さを感じざるを得ない。最後に出てくるこの言葉はいかに人の心を楽にするものであろうか。「正しいからといって、人は後悔してはいけないわけではないのだから。」

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2024/03/04

幼少の頃から俳優として活躍してきた沙良と、不思議な雰囲気を持つ柏木とのつかの間の逢瀬を中心に、微妙な空気が漂う感じの物語だが、題名の「憐憫」が誰に対して誰がそのような感情を持つのかを探る感じで読み進めた.「自分が失ったものを、沙良さんに助けてもらっている気がしていました」と語る柏...

幼少の頃から俳優として活躍してきた沙良と、不思議な雰囲気を持つ柏木とのつかの間の逢瀬を中心に、微妙な空気が漂う感じの物語だが、題名の「憐憫」が誰に対して誰がそのような感情を持つのかを探る感じで読み進めた.「自分が失ったものを、沙良さんに助けてもらっている気がしていました」と語る柏木.彼との接触が沙良の演技を奮い立たせているのは事実で、大きな名声を得て大役を得られる時点で、柏木のことが上司にばれる.「彼が分かっている、ということを私は分かっている、ということを彼が分かっている」.沙良の柏木への憐憫, いや沙良自身への憐憫 自己憐憫かなとも思った.

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2024/02/03

私は好きな感じだったけど、評価は意外と良くなくて意外。 ミステリアスな男なんて所詮まがいものなのか。

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2023/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

憐憫 『はじめての』で島本さんの作品を読み、他の著書も気になるなと思っていて、ようやく手に取ることができました。 作品には引き込まれ、読み進めるのはとても楽しかったのですが、あまり腹落ちしないエンディングでした。 不倫がバレるのではないかとハラハラしたけど、女優人生に影響がなくてほっとしました。 ただ、祖母のことで暴れた夜のことから、パーティへの場面転換がわからなくて混乱しました。 他の作品も、自分に合うものがあるのではないかと感じるので読んでみたいと思います。

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2023/12/20

女性の心の動き。親族の身勝手。現実をポジティブに変換してしまう事。謎のオランウータン。 なんて事のない物語だけど、この作家の魅力がわかった気がする。

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2023/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

芸能界のお話にドキドキしながら読んだ。 勝手にこんな大事な時に不倫なんて、フライデーされたら全部失っちゃうよなんて私が心配してたw 女優さんだから、全ての経験がお芝居の深みをもたらすし、美しくもなる。 反面、親族にしがみつかれて、しなくてもいい苦労をする羽目にもなる。 華やかな世界の中の孤独が切ない。 幸せでいてほしい。いろんな人生を演じてほしい。 でも、やっぱり切ない。

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