神と王 謀りの玉座 の商品レビュー
シリーズ第2弾。 主役は琉劔なんだけど、今回は琉劔の叔母で副宰相である飛揚を始め、丈国の王・牟西、など新たに魅力的な登場人物たち。 神とは、王とは、宗教とは、と色々考えさせられる1冊。
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人名、国名、出てくる漢字の読みが難しくて、なかなか頭に入ってこなかった(全部に最後までふりがな希望)が、物語が動き始めると止まらなくなった。目の前の出来事を、自分以外のせいにするのか、まず、自分にできること、すべきことを考えるのかで人の生き方や未来は全く違ったものになる。 虐げら...
人名、国名、出てくる漢字の読みが難しくて、なかなか頭に入ってこなかった(全部に最後までふりがな希望)が、物語が動き始めると止まらなくなった。目の前の出来事を、自分以外のせいにするのか、まず、自分にできること、すべきことを考えるのかで人の生き方や未来は全く違ったものになる。 虐げられる立場の者が、虐げた人々を助けようとする姿とその心根に感涙。
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神心と言いながら、自己の欲望を見たそうとする。自己の欲望を神の意思と勘違いする。その時、神は何を思う。神の意思とは何か?そもそも神に意思はあるのか? 神とは何か?まだなにも明かされていないが、少しずつそれを探索する人の輪が繋がる。この後の展開に期待。
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古事記を参考にした世界観で、神と王を語る物語ですが、今回ほどその本質を描いている作品はないかと。 人を救うのは人であり、神ではない。神にすべてを押し付けてられたら、楽だろうなと思っていた時期もありましたので、私にこれからも分からないことなのかもしれません。(日本人としての宗教感覚は持っていますが、それを優先にすることはないです) 祈ることは尊いことなのかもしれないですが、祈っただけでは願いが叶うわけでもないしなぁと思ったりもしました。 今後の続きも楽しみです。
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なかなか考えさせられる内容だった。 神様と宗教団体は別物かもしれないけど、宗教って、こーゆー絡め取られて身動きとれないない怖い部分もあるんだろうなと思った。 信仰心ってなんなんだろうとも思った。 丈国の王がしっかりと民を思う国王でよかった。 「祈るな、動け!」なるほどと妙に納得してしまった。そして、叔母の飛陽が自由で可愛いらしくて笑ってしまう。 続編も期待!
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【壮大な謎、魅惑の世界。神話ファンタジー第2巻】真の神を探す王・琉劔のもとに小国から招待状が。そこでは、女神が全てを決めるという。『神様の御用人』著者の新ファンタジー!
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