ホロコーストを生きぬいた6人の子どもたち の商品レビュー
日本語版にはなんの説明もないが、2016年にBBCで制作した作品(アニメーションはFettle Animation)から作った本のようだ。 身内を亡くしながらも、ホロコーストと戦後を生き抜いたユダヤ人の少年少女を描いている。 マンガ形式なので子どもも読みやすい。 何の罪もないユダ...
日本語版にはなんの説明もないが、2016年にBBCで制作した作品(アニメーションはFettle Animation)から作った本のようだ。 身内を亡くしながらも、ホロコーストと戦後を生き抜いたユダヤ人の少年少女を描いている。 マンガ形式なので子どもも読みやすい。 何の罪もないユダヤ人が、ユダヤ人というだけで老若男女問わず命と人権を奪われたことは、忘れてはならない。 この本(アニメ)の問題点は、ナチは皆同じ冷酷で凶暴な顔をしていることだろう。体格すら同じに描かれ、凶悪なロボットのようである。しかしホロコーストに限らず差別の恐ろしいところは、自分の家族や友人は大切にするごく普通の人がそれに加担したり、積極的に加わったりすることである。 だから、ナチ側も一人一人違う見た目で描くべきだった。彼らもまた人間であることを示すために。 現在、外国人などを差別している人たちは、これを読んでも、ここに描かれたナチたちと自分が似ているとは思うまい。なぜなら、自分たちはロボットではなく、人間なのだから。 もう一つはパレスチナのことである。現在ユダヤ人国家であるイスラエルが、パレスチナの子どもたちを殺していることに対して、この本に出てくる人、関わった人たちはどう思っているのか。 多大な犠牲を出して、やっと手に入れた国だから、それを邪魔する者は殺されても仕方ない、子どもや妊婦や老人が巻き込まれても仕方ないと思っているとしたら、ホロコーストの教訓を生かせたことになるのか?
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子供向けの絵本だが、重たい。日本の今の子供にどこまで理解できるのだろうか。。。少なくともうちの5歳児には無理。でもここに出てくるホロコーストを生き抜いた子供たちは、そのくらいの子供時代に悲惨な経験をしている。
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