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スローフード宣言 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/04/21

人生の成功、失敗に関係なく人生を楽しむコツは、喜びを感じられる能力を磨いていくこと。 その言葉にスローフード文化の良さが詰まってる。 シンプルに生きることは大変で面倒だけど、手料理をしたり、運動したり、そうやって五感を使う生き方、今までは、これでお金を稼げる?とか 時間をもっと...

人生の成功、失敗に関係なく人生を楽しむコツは、喜びを感じられる能力を磨いていくこと。 その言葉にスローフード文化の良さが詰まってる。 シンプルに生きることは大変で面倒だけど、手料理をしたり、運動したり、そうやって五感を使う生き方、今までは、これでお金を稼げる?とか 時間をもっと有効活用できるのでは?とかもっと効率化したいと思っていたりもしたけどこのままで良いのかもしれない。 もっとやること減らしていい、儲けるために、効率的に生きるために人生過ごしているんじゃない。今目の前のやりたいこと、なりたい姿のために生きていく。 酢酸エチルとか、自分に馴染みのない食べ物(添加物)をとろうとしている時は一度立ち止まった方がいいのでは?という表現も好きだったな。

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2023/10/02

知人に勧められて読む。前半はかなり納得できた。ファストフードでき価値観を食ってるんだと。料理作ることが益々好きになった気がする。 学び 文化は意識の下にある信念の体系 旅を楽しむ 目的だけではない 畏敬の念は自分が大きな何かの一部であるということを感じること

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2023/08/07

効率一辺倒になりつつある世の中に、食というメタファーを通して、もう一つの選択肢を考えさせてくれました。 便利でいつでもどこでも同じものが大量に食べられるファストフードに対して、どんな育ち方をした食べ物でそれをどんな風に食べるかを丁寧に考えながら旬やその人の思いを汲み取って料理し...

効率一辺倒になりつつある世の中に、食というメタファーを通して、もう一つの選択肢を考えさせてくれました。 便利でいつでもどこでも同じものが大量に食べられるファストフードに対して、どんな育ち方をした食べ物でそれをどんな風に食べるかを丁寧に考えながら旬やその人の思いを汲み取って料理して食べるスローフード。 単なる食の話で、スローフードいいね、で終わらせては行けない気がしています。ましてや、料理好きな人だけの話でもない。 文化として体現して、食以外のことにも思いを寄せていく ファストフードの力学が働かないように、フローフードを体現できる場所、それはただ食べるだけじゃなく、繋がりを感じれる場所がファストフードのようにたくさん作らないとです。そのために経済圏を作らないと、まで書いてくれているのがなんか希望でした。

Posted byブクログ

2023/03/25

シンプルにする、ゆったりとセカセカしない、そんなことを思わせてくれる。時間を如何に有効に使うかという視点で考えると、「詰め込む」ではなく、「味わう」かな。

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2023/03/17

"You are what you eat"を「食べることは生きること」と訳したセンスは凄い。 自身の生活を通してその意味を実感している人には自然に受け取れるのでは? 食べることに対して意識が変わると、生活全体が自然に変わっていく。 若い頃は寝食忘れて熱中で...

"You are what you eat"を「食べることは生きること」と訳したセンスは凄い。 自身の生活を通してその意味を実感している人には自然に受け取れるのでは? 食べることに対して意識が変わると、生活全体が自然に変わっていく。 若い頃は寝食忘れて熱中できる何かを追い求めていたが、むしろ寝食より大事なものはないと思えてくる。 いろんなことの熱が醒めて何か足りない心境になってきたら、他のことは全部捨てて、食べることだけ考えてゆっくり過ごしてみては? それで何か楽しさを感じてきたあたりでこの本を読んでみると、人生が変わる一冊になるかもしれません。 日本でスローフードの母と呼ばれている島村奈津さんの著書もお薦めです。 スローフードな人生!-イタリアの食卓から始まる- https://www.shinchosha.co.jp/ebook/E646181/

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2023/01/12

P163 著者の大切な本の著者デイビットブラウワーの言葉 地球環境にはCPR Conservation(保存)preservation (保存)Restration(修復)が急務で、CORのために一生を賭けてもいいの思うのなら、立ち上がって行動するのは“今”だと言っていたという。...

P163 著者の大切な本の著者デイビットブラウワーの言葉 地球環境にはCPR Conservation(保存)preservation (保存)Restration(修復)が急務で、CORのために一生を賭けてもいいの思うのなら、立ち上がって行動するのは“今”だと言っていたという。行動するしかない。

Posted byブクログ

2023/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アリス・ウォータース著、シェ・パニースのオーナーであることは当然であるが、彼女のもつ強い信念と、食と健康に対する強い意識を学べる本。あたりまえにある、いつでも同じ品質のものが食べられるという病気にかかっているファーストフード病の人は、自然と季節がもたらす滋養を感じることができないことがあたりまえになっている。忘れかけていた目の前の食事のこと、Amazonフレッシュで買い物にいくことなく食材が家の前に届く、ウーバーイーツでどんな食材で作られたものかもわからない食べ物を食べる、便利さを追求した結果、シンプルに食材の大切さを捨ててしまった人たちに対する痛烈な警鐘を鳴らしている。そういえば、タコスも同じ味な気がするし、ポテトもジャガイモを揚げ、酸性ピロリン酸ナトリウムに浸けて変色を防ぐ。こんなものを食べているのよ、とファーマーズマーケットでその日美味しそうな食材を直接買って、作った料理と全く違うということを示す。 幼稚園からマッケンアンドチーズ、ハンバーガー、ホットチョコレート、を食べさせられる学校教育で、おそらくファーストフード人間をどんどん養成している。意識している人は、家からお弁当を持っていくし、Bentoという単語が通じるくらいだ。ちゃんとしたものを食べさせたい、というふうに考える人がNYに多いのも、やっぱりファーストフードの弊害が出てきているからだ。信じられないくらいの量がスーパーに並んでいるけれど、廃棄率30%と聞くとそうだよねと思う。レストランでも、スーパーでも、この廃棄を減らせばもっと値段が安くなるのにと思う。多ければ多いほど良い社会は、いつの日か破綻するだろう。 著者のこの考え方の原点は、フランス生活にある。旬の野いちごの美しさ、アメリカでは全てが工業的で、旬なものではなく、均一の工業的な食べ物が並び、週末にまとめ買いするホールフーズの工業的な食材、加工品たち。美を全く感じない。 確かに、アメリカの食事は美味しいが、全てが商業的に成り立ちすぎていて、健康とかそういうものさえもおかねで買う。五感を駆使して、(心にとって)美しいものを。素晴らしいメッセージだと思う。

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2022/12/06

「食べること」を出発点に、暮らし方、生き方、働き方を考える一冊。単にテーブルに乗ったものをどう食べるかではなく、その食材がどこで、どう作られ、どう調理され、捨てられる部分はどうなるのか、までゆっくり考えること。ゆっくり考えるということは時間を使うということ。スマホ一つでなんでも探...

「食べること」を出発点に、暮らし方、生き方、働き方を考える一冊。単にテーブルに乗ったものをどう食べるかではなく、その食材がどこで、どう作られ、どう調理され、捨てられる部分はどうなるのか、までゆっくり考えること。ゆっくり考えるということは時間を使うということ。スマホ一つでなんでも探せてなんでも買える時代に、自分の価値観にふさわしい食材を探して回ることや、調理の工夫を自分で経験することをしようというもの。あらゆる食材が一年中手に入り、旬というものがない。あるのが当たり前になると、関心や有ることへの感謝がなくなってしまう。多く買えば安くなるというのは、適正量にわざわざ追加料金を払って買い足すことであり、お得かもしれないが無駄である。自分で食べ物を作ることは、お金を刷るのと同じである。多様性の価値は、全てのものに価値があることを理解すること。季節や旬を感じることとは、完熟を知ること、などなど。良い食材を使うことは結局大地を守ることにつながることまで思いを馳せること。「価値観が人の行動を決め、人の行動が文化を作る」など、改めて肝に銘じたい。

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2022/11/20

地球に感謝して、スローペースに生きていきたい。 ファーストフードに染まってるんだな、わたしたち… この本を読む前から簡単調理系が好きじゃなくてほぼ使っていなかったけど、より頼らず自分で作っていこうと思った。 工業化された農業の仕組みにも驚愕だった。 日本もそうなのかは分から...

地球に感謝して、スローペースに生きていきたい。 ファーストフードに染まってるんだな、わたしたち… この本を読む前から簡単調理系が好きじゃなくてほぼ使っていなかったけど、より頼らず自分で作っていこうと思った。 工業化された農業の仕組みにも驚愕だった。 日本もそうなのかは分からないけど、日本は食を輸入に頼っているので、ということは工業化された野菜や果物を摂取しているということ。 そんな食品食べるの、なるべく避けたい… やっぱりオーガニックか。

Posted byブクログ