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風待ちの四傑 の商品レビュー

4.4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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2024/09/08

アクション大活劇の今回。話がくらまし屋サイドと虚サイドに分かれていて、虚の舞台は「夢の国」蝦夷地へ。 なんとなく、差別なき世をつくるのだ、とかいって「童の神」あたりの末裔が夢の国をつくってるんじゃないかと思ったり。 花・鳥・風ときたので次巻は月かな?

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2024/07/16

火喰鳥シリーズから続く大丸のあの人が残した子どもたちにつながっていて、長いシリーズもののように感じて嬉しい。だんだんと、平九郎が探しているものに近づいていると感じられる。人探しを玄九に依頼できるとなって、これからどう動いていくのか、楽しみ。

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2024/06/23

間違えて8巻目から借りてしまい、痛恨のミス!!でもめちゃくちゃ面白かったー! 派手な文章ではないのに後を引くうまさで手が止まらない。 星がひとつ少ないのは8巻目からでイマイチついていけなかった私のせいなので、1巻目から出直します!

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2024/06/14

今回も面白かった。今回は戦いのシーンが多くハラハラの連続だった。惣一郎のシーンも長めで楽しめた。玄九と言う探し屋も登場し今後の展開も広がりそう。今回、頼禅のバトルシーンが出てきたがめちゃくちゃ強い。用心棒としては最強ですね。

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2024/07/10

何となく3巻で止めていたシリーズ。これも何となく最新8巻を読んでみたところ、既刊を全て注文せずにはいられなくなった。 江戸の町や人々の暮らしが丁寧に描かれている一方、いざ戦いとなると時代小説なのに数々の「奥義」が炸裂するので読んで単純に楽しい作品である。 読みどころはいずれ劣らぬ...

何となく3巻で止めていたシリーズ。これも何となく最新8巻を読んでみたところ、既刊を全て注文せずにはいられなくなった。 江戸の町や人々の暮らしが丁寧に描かれている一方、いざ戦いとなると時代小説なのに数々の「奥義」が炸裂するので読んで単純に楽しい作品である。 読みどころはいずれ劣らぬ遣い手の平九郎、迅十郎、惣一郎が今回に限っては期せずして「味方」となる点だと思うが、黒狗と平九郎のせめぎ合いもそれに負けず劣らず面白かった。さて、4巻に戻るとしようか(笑)

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2023/10/23

シリーズ9作目で、ようやく最新作に追いついた。今回もすごい。バトルの連続は今まで以上。そして北の国の惣一郎と初音に大きな動きが。迅十郎と九鬼の対決も見逃せない。1作目の印象と全然変わってきたけど、たまらん!

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2023/07/16

「くらまし屋稼業」の8冊目。ここでようやく追いついた。 今回は呉服問屋の大店「越後屋」で働いていた比奈という女性を晦ますお話。 この比奈を甲州のとある村まで逃がすという道行きで、どうやって晦ますかというシリーズ最初の頃にあった趣向が薄くなったのは淋しいが、代わりに凄まじい活劇が...

「くらまし屋稼業」の8冊目。ここでようやく追いついた。 今回は呉服問屋の大店「越後屋」で働いていた比奈という女性を晦ますお話。 この比奈を甲州のとある村まで逃がすという道行きで、どうやって晦ますかというシリーズ最初の頃にあった趣向が薄くなったのは淋しいが、代わりに凄まじい活劇が次々と繰り広げられる。 悪事の露見を防がんとする越後屋の大番頭・富蔵が雇った追っ手はなんと65人。猿橋の上の立ち回りはまだ序の口。次々と追い縋る刺客との死闘に手に汗握る。 一方、大丸の機転(大丸の幼き神童、流石です)で比奈を害そうとする者を炙り出すことになった炙り屋・万木迅十郎は前作に登場した九鬼段蔵と人間離れした斬り合いを見せ、ようやく語られた“夢の国”では榊惣一郎が凄腕の弓使いレラと対峙する。 敵も味方もなくそれぞれが勤めは必ずし遂げるという矜持を持った切り結びは胸熱もの。 平九郎が頼ることにした人探しに長けた黒狗の玄九、初音に影響され変化が見えた惣一郎、井蛙流の師・磯江虎市の行方、“夢の国”の戦いのこれからに、駒飼宿の町医者・掛庵も気になる。 どこまで膨らみどう収束するのか、この話。次巻も楽しみ。

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2023/05/13

昨日の敵は今日の友。ヒタヒタと追い詰めてくる敵が、手強い味方になった。 いよいよ求める道が見つかるのか?

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2023/04/05

いや、面白かった!この人の本はこの前、塞王の盾を読んだんだけど、口は悪いがなんか作者の独りよがりの遊びをみているような気がしたものだけど、この本はテンポといい設定といい、好みだったな。まぁ、言ってもブルース・リーの死亡遊戯に近いものはあるのだけれど。 シリーズもののようでこれはも...

いや、面白かった!この人の本はこの前、塞王の盾を読んだんだけど、口は悪いがなんか作者の独りよがりの遊びをみているような気がしたものだけど、この本はテンポといい設定といい、好みだったな。まぁ、言ってもブルース・リーの死亡遊戯に近いものはあるのだけれど。 シリーズもののようでこれはもう八冊目?くらいなのだが、ここから読んでいくか、それとも一作目から読むか。まぁ、その時はその時だな。

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2023/03/18

〈くらまし屋家業〉シリーズ第八作。 今回は剣劇シーンが多い。「くらまし屋」平九郎vs「虚」、「虚」vs「炙り屋」迅十郎、「虚」惣一郎vs新登場・謎の人物レラ…。 くらまし屋の仕事としては、大店・越後屋にまつわる秘密を知ってしまった娘・比奈を逃がすこと。 だが比奈は案外しっかりし...

〈くらまし屋家業〉シリーズ第八作。 今回は剣劇シーンが多い。「くらまし屋」平九郎vs「虚」、「虚」vs「炙り屋」迅十郎、「虚」惣一郎vs新登場・謎の人物レラ…。 くらまし屋の仕事としては、大店・越後屋にまつわる秘密を知ってしまった娘・比奈を逃がすこと。 だが比奈は案外しっかりした娘で、怖い目にあっても泣き言一つ言わないところが良い。陣吾という心強い幼馴染がいたというのも運が良かった。 一方、平九郎自身の問題、彼の妻子の行方については、読者には分かってはいるものの、交差しそうで焦らされっぱなし。次こそは発展あるか? 個人的には七瀬のアイデアが毎回楽しみなだけに、今回はちょっと肩透かし感があって物足りなかった。 その分、戦闘シーンが多くて少々疲れた。平九郎一人では荷が重いのでは…と思っていたら、心強い味方がいたのでホッとした。 惣一郎の狂気が少し違う方向に向いていたのも一つの転機。最初はただの危ないヤツだったのか、段々魅力的になってきた。 そして平九郎の師匠は、今後物語の展開に絡んでくるのか。 「虚」グループの手練れはかなり減ってしまったが、今後も闘いが続くのか。その分『夢の国』を狙う新しい勢力との闘いが始まるのか。平九郎の妻子がいる『夢の国』の安全は保たれるのか、そして平九郎と妻子との再会はいつなのかも気になるところ。 シリーズはまだまだ続きそう。〈羽州ぼろ鳶組〉もあるし、作家さんも大変でしょうが両方楽しみにしています。 ※シリーズ作品一覧 全てレビュー登録済 ①「くらまし屋家業」 ②「春はまだか」 ③「夏の戻り船」 ④「秋暮の五人」 ⑤「冬晴れの花嫁」 ⑥「花唄の頃へ」 ⑦「立つ鳥の舞」 ⑧「風待ちの四傑」

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