ウクライナ戦争論 の商品レビュー
行き過ぎた論調の様でも、反論が見つからない。 確かにどっちもどっちとは言い難い。 ましてやイスラエル、、、
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2022年から始まったロシアの侵攻、はっきりNOだが、本書は背景や理由を整理し明確にしてくれた。 ロシアは「国際法を無視しすぎている。軍事目標以外への攻撃、必要性を超える以上の破壊や殺戮」 力の支配を許していれば、力の支配→核保有国の優位になる。仮にロシアの行為を見過ごし、...
2022年から始まったロシアの侵攻、はっきりNOだが、本書は背景や理由を整理し明確にしてくれた。 ロシアは「国際法を無視しすぎている。軍事目標以外への攻撃、必要性を超える以上の破壊や殺戮」 力の支配を許していれば、力の支配→核保有国の優位になる。仮にロシアの行為を見過ごし、国際法が無力になったら、次は中国が台湾に侵攻するだろうし、次々と領土を広くすることが予想される。 国際法が効力を持つかは、軍事力が弱い日本にとって死活問題。それをロシアは崩そうとしている。他の国と連携して、侵攻を止めさせる大切さを再認識。気候変動や環境問題で取り組むべき地球規模の問題は沢山あるのに、何面倒起こしてくれてんだよ感。
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【あらすじ】 1990年代終わりに、国論を二分する大論争を巻き起こした90万部突破のベストセラー『戦争論』から25年――。「国家」とは何か?「正義」とは何か?漫画家・小林よしのりが「お花畑国家」・日本に再び警告する。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 『ゴー宣』を初...
【あらすじ】 1990年代終わりに、国論を二分する大論争を巻き起こした90万部突破のベストセラー『戦争論』から25年――。「国家」とは何か?「正義」とは何か?漫画家・小林よしのりが「お花畑国家」・日本に再び警告する。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 『ゴー宣』を初めて読んだのは確か高校生のときでした。そのときに「意見をはっきり述べる」というエネルギーにあてられたのをよく覚えています。あれから20年経ちましたが、この人のエネルギーの強さ(言葉選びの過激さ、とも言えますが)は全然変わっていないなと思いました。意見の良し悪しを問わず、この勢いで意見を述べられたら、確固たる自分の意思がない人はぐいっと流されてしまうのではないかと思います。私自身も盲目的に受け入れないように気をつけなくちゃなぁ…汗 とはいうものの、確かに筆者の言う通りだと思うところもあります。私が特にそう感じたのは「日本人の当事者意識の無さ」です。私は筆者の毛嫌いする「どっちもどっち」派の人間ですが、それはロシアの行為を是としているというよりは、善悪二限論になるとどちらかが完全に消滅するまで問題が解決しないからです。つまり、核戦争→先進国滅亡の未来でしか終わらないということです。それを避けるためには妥協点を見つけて問題を落ち着ける必要があり、互いに「言いたいことはあるが、相手の言い分もある程度認めよう」と考える必要があると思います。でも、自分の住む国に他国が理不尽に攻め込んできたら同じことが言えるか?と問われると「うーん…」となってしまいます。つまり、自分事でないから、安全な立場からお利口さんな物言いができるんだなぁ…と感じたわけです。 日本は海を挟んで中国・ロシア・北朝鮮という国と対峙しています。また、韓国とも決して関係が良いとは言えません。縦に長い日本の領土を3国ないし4国から一斉に攻められたら、日本国民は戦って国土を、そして家族を守ることができるのでしょうか。不必要に他国を刺激する必要はないものの、そういうことをリアルに考える雰囲気を作っていくことは大事だと思いました。
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陸続きの国とそうでない日本を一緒くたに論じているのは、乱暴過ぎ。同様の島国の英国が、ナチスから占領の憂き目に会ったか?小さい島ならいざ知らず、上陸して戦闘を行い成功したのは、ノルマンジー作戦位。それには、信じられない程多量の上陸用舟艇と、グライダー部隊と落下傘部隊と砲艦が用意され...
陸続きの国とそうでない日本を一緒くたに論じているのは、乱暴過ぎ。同様の島国の英国が、ナチスから占領の憂き目に会ったか?小さい島ならいざ知らず、上陸して戦闘を行い成功したのは、ノルマンジー作戦位。それには、信じられない程多量の上陸用舟艇と、グライダー部隊と落下傘部隊と砲艦が用意されている。海を渡っての戦闘は、経済的に割に合わない特殊戦闘兵器を多量に用意しないといけない。誰が、そんな事をするのか。 それより、少子化で、国民が確実に減少し、放っておいても疲弊していく方が、問題では?学力があるなら、大学迄無償で行けるようにすべきでは。
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ロシアによるウクライナ侵攻2022年2月から8月までの様子のゴー宣 ウクライナ戦争のことを描きながら、 日本の防衛や価値相対主義の批判も 占守島の話は国民全員が知るべきと思わせられる
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「ウクライナ戦争論 小林よしのり著」読了。ロシア酷いと思った。途中で読むのを中断して、他の本を読んだ。極端ではないかと思ったが、読むのを再開して最後まで読むとなるほどと納得している自分がいる。
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国家は戦争から逃れられない。自衛と、仲間作りが必要。国連は即効性を持たない解決策。 ロシアが日ソ中立条約を一方的に破ったことを忘れてはいけない。 明確な侵略であり、ここは善悪二元論で対応していい。
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「侵略されるとはどういうことか」「国を守るとはどういうことか」について、現在のウクライナ侵攻に合わせて書かれた本です。 強い主張および攻撃性と独特の絵柄は確かに読む人を選ぶのですが、国防という点において色々な情報や示唆を与え、リアルな戦争を知る上で読むべき一冊であると思います。
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これを書いている時点でロシアによるウクライナ侵略から半年とちょっとが経過している。 開戦当初ははロシアが数日で首都キーウを陥落させるだろうと言われていたのに、ウクライナ軍の大健闘によって、今では完全にロシア劣勢、侵略された地域の奪還が進んでいるというニュースが毎日流れている状況だ...
これを書いている時点でロシアによるウクライナ侵略から半年とちょっとが経過している。 開戦当初ははロシアが数日で首都キーウを陥落させるだろうと言われていたのに、ウクライナ軍の大健闘によって、今では完全にロシア劣勢、侵略された地域の奪還が進んでいるというニュースが毎日流れている状況だ。 いい意味で大方の戦局予測が外れた理由は色々あるんだろうけど、やっぱり一番大きいのはウクライナの予想以上の士気の高さだと思う。 士気の高さはもちろんナショナリズムに由来しているのだけど、本書ではウクライナでそのナショナリズムが芽生えた経緯、根底にあった数百年にわたるロシアとの対峙の歴史が詳しく描かれており、やっぱり国家を守るためには歴史を知ることが大事なんだということがよく分かった。 またロシアという国家およびロシア軍についての分析もよくできており、彼らの非道さ・残虐さに怒りを覚える読者も多いだろう。 製作者が勉強不足なのか圧力を恐れて深入りしないスタンスなのかよく分からないけど、こういうことをテレビのニュースではやらないんだよね。そういった明日は我が身という意識が全くない日本人に対して痛烈な批判を行っているのも印象深い。 核も十分な戦力も持たない日本が国際社会の中で生き抜くためには、国際法の遵守を基盤とした世界秩序を守り抜くことが必要であるという著者の指摘は非常に重要であると思う。 国際法を踏みにじることを厭わず、帝国主義時代のような弱肉強食の論理を振りかざすロシアは国際社会から排除されて然るべきであろう。 それにしても今回の戦争?はロシアのデタラメっぷりが際立っており、分かりやすい善悪二元論の形に落とし込めるので、ゴー宣の風刺が最大限に生きた作品になっているように思う。 後半の特別鼎談に関しては深い内容が語られていて勉強になったけど、漫画部分の連続性が損なわれるような感じがしたのでここは唯一のマイナスポイントかな。「別冊」とか「副読本」のような形で本編とは別の書籍として出したほうが良かったように思う。 ところで本作、海外展開はしないのだろうか。 日本人にしか分からない章(W徹の章とか)を除いた形で出版すれば、日本以上に危機が迫っている台湾やヨーロッパでは売れると思うんだけどな。
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小林よしのりが、ロシアのウクライナ侵略について、どう描くのか、興味があり、購入しました。印象に残ったのは、ロシア軍のウクライナでのさまざまな戦争犯罪と、ソ連軍の樺太や千島列島での戦争犯罪についてのところです。知識として知っている部分もありましたが、絵で見せられると、より強烈に伝わ...
小林よしのりが、ロシアのウクライナ侵略について、どう描くのか、興味があり、購入しました。印象に残ったのは、ロシア軍のウクライナでのさまざまな戦争犯罪と、ソ連軍の樺太や千島列島での戦争犯罪についてのところです。知識として知っている部分もありましたが、絵で見せられると、より強烈に伝わってきます。今のウクライナ情勢を見て、77年前は日本も同じ目に合わされたことを、今の日本人には、記憶として残っていないのか、と情けなく思いました。そして、知らなかったことは、占守島の戦いです。この戦いで、旧日本軍が命がけで戦ったおかげで、北海道をソ連に占領されずにすんだことは知りませんでした。母親が、何回か、昔は北海道がソ連に占領されるところだったんだよと言う事がありましたが、このことだったんだと伝聞と知識が繋がりました。筆者は、同盟国のアメリカにもかなり厳しい批判をしていたので、今回のことはアメリカにも責任があると、批判を展開するのかなと思っていましたが、それはなく、概ね筆者の主張には賛同しました。筆者の言うように、日本人、特に大人は、ソ連軍の日本での残虐非道な振る舞いと、旧日本軍の占守島の戦いで見せた勇敢な戦いの記憶を喪失することなく、未来永劫語りついでいかなければならないと強く思いました。ウクライナ情勢について関心がある人におすすめです。
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