横浜・山手図書館の書籍修復師は謎を読む の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「物語」は絶対の安全を保証してくれないという、読書好きからすると衝撃的な言葉に惹かれて。 実際、物語に囚われた人の中には間に合わずに命を落とす人もいた。 死人が出る話だったとは本当に思いもしなかった。 しかもそれなりの人数が、唐突にお亡くなりになるので驚いたのなんの。 読書は、物語は、安全ではなかったのか。 読也にしろ千都生にしろ状況受け入れるの早すぎて、それに驚いたけれど、状況からどの物語なのかを推理したり、修復師としての仕事ぶりを見られたり、興味深いお話だった。 読也の特性も物語に関わってることなのかなと思ったら、そっちは違った。 寧ろ囚われていたのは……それは本編でご確認を。
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タイトルの書籍修復師は、バイト先の波々壁だった。囚われた本を突き止めるのは、難しくデリケートで、読也が技術を習得するにはまだまだ時間がかかりそう。難しい内容だった。
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