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大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2023/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大江戸科学捜査の第九弾。 元長崎奉行の配下が心の臓の発作で亡くなった件を、 内偵するよう命じられたおゆうと伝三郎。 事情を聞きに行った海鮮問屋の主人も心の臓の発作で亡くなる。 偶然なのか、毒殺なのか。 長崎で抜け荷が行われていたのか、薩摩藩と関係あるのか。 今回は腑分け? 司法解剖?と思いきや、 実行直前で止められてしまう。 伝三郎といい仲だと思われているものの、 泊まっていかないことに慣れてしまっているおゆうがかわいそうだが、 今回は千住の先生こと宇田川が 「おゆうさんを危ない目にあわせたりしない」と伝三郎に言い切ってた。 それに対して伝三郎も「おゆうに怪我をさせたら、ただでおかない」と言い返す。 おー、いよいよ三角関係に展開か。

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2023/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 関口優佳(おゆう)を主人公にした東京~江戸タイムスリップの物語も第9巻に。山本巧次「司法解剖には解体新書を」、2022.11発行。そこそこ楽しめますが、連続変死事件を扱う今回はテンポにやや難が。一番の盛り上がりは、おゆうと共に最近は江戸に行く分析オタクの宇多川と同心伝三郎のおゆうをめぐるバトルでしょうか(^-^)

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2023/04/24

八丁堀のおゆうシリーズ、9作目。 今回は解体新書で有名な杉田玄白の弟子、大槻玄沢が登場。江戸時代で司法解剖って、、、さすがに仁じゃないので、そこは上手く切り抜けられていました。まぁ、何だかんだ言って、現代の技術を江戸時代に持ってこようとするのは至難の業なわけで、それをどう使いこ...

八丁堀のおゆうシリーズ、9作目。 今回は解体新書で有名な杉田玄白の弟子、大槻玄沢が登場。江戸時代で司法解剖って、、、さすがに仁じゃないので、そこは上手く切り抜けられていました。まぁ、何だかんだ言って、現代の技術を江戸時代に持ってこようとするのは至難の業なわけで、それをどう使いこなすかがこのシリーズの読みどころかな。上手く史実に合わせ、しかも事件の幅も広げつつ、ちょっぴりおゆうと鵜飼さんと宇田川君の三角関係も匂わせて、良い意味で安定した読み物となっていました。長ーく読んでいきたいシリーズです。

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2023/04/08

今回は次々と起こる商人の主人の不審死。 全て心臓疾患との見立てに、かえって不審が。 その裏には薩摩藩が絡んでいる可能性が。 幕末に起こる前兆の事件。 国内ではない毒薬と突き止めるが。

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2023/04/08

コロナ禍の現代と通常運転のお江戸を行き来するミステリー。 お江戸でも東京でも聞きなれない毒物が使われるし、これまでの科学捜査が医学分野にまたがって専門外の宇多川もおゆうも翻弄されてる。 このシリーズ、マンネリ化しないように作者がいろいろ手技思考を凝らしてて、わりと読むのが楽しみに...

コロナ禍の現代と通常運転のお江戸を行き来するミステリー。 お江戸でも東京でも聞きなれない毒物が使われるし、これまでの科学捜査が医学分野にまたがって専門外の宇多川もおゆうも翻弄されてる。 このシリーズ、マンネリ化しないように作者がいろいろ手技思考を凝らしてて、わりと読むのが楽しみになってきた。

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2023/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おゆうは、伝三郎、源七と共に、前長崎奉行の配下だった男の死について内偵するよう、戸山から命じられる。心臓発作とされているが、他にも同じ状況で急死した者がおり、連続不審死として毒殺を疑う。 現代技術を持ち込むのもたいがいにしたほうがよいのではと思いつつ、それがこのシリーズの面白さの一つでもあるので悩ましい。しかし、今回は大がかりすぎるのではないか。 それに、やたらに宇田川が江戸に来るようになると、出入りでそのうちボロが出そう。

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2023/01/03

安定しています。 今回は司法解剖ということで、杉田玄白の弟子が出てきました。おゆうは現代の知識として知っていたようですが、大槻玄沢なる人物を初めて知りました。 歴史上に出てくる人物を歴史が変わらないくらいの関わりで登場させてくれるので、面白く読めました。 今回は連続不審死を追う...

安定しています。 今回は司法解剖ということで、杉田玄白の弟子が出てきました。おゆうは現代の知識として知っていたようですが、大槻玄沢なる人物を初めて知りました。 歴史上に出てくる人物を歴史が変わらないくらいの関わりで登場させてくれるので、面白く読めました。 今回は連続不審死を追う過程で、定番になった宇田川も江戸にやってきて解決に一肌脱いでいます。優佳(おゆう)を巡って少し進展がありましたが、今一つ進みきれない感じでまた続きます。続きが楽しみです。

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2022/12/30

いい意味で安定した物語の進み。 伝三郎との距離がなかなか詰まらないところで、宇田川が存在感増してくるんだけど、そっちより伝三郎との仲を深めてほしい、と思ってしまう。 2022.12.30 200

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2022/12/18

長崎に関わりのある人物たちが連続して不審死。謎解きを命じられた鵜飼の旦那とおゆう達の前に現れる蘭方医と巫女と示現流の使い手。黒幕は島津の大殿様? 段々宇田川の恋心があからさまになって来たシリーズ第9段。

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2022/12/16

 あらら、もう9冊目か。時代ミステリ+タイムトラベルもの。もはや安定したストーリー展開で、何も心配せずに安心して読める。水戸黄門かよ(とツッコミ)。  このシリーズには歴史上の人物もよく登場するのだが、今回は、蘭学者の大槻玄沢が登場する。「解体新書」を翻訳しなおした人物で、杉田...

 あらら、もう9冊目か。時代ミステリ+タイムトラベルもの。もはや安定したストーリー展開で、何も心配せずに安心して読める。水戸黄門かよ(とツッコミ)。  このシリーズには歴史上の人物もよく登場するのだが、今回は、蘭学者の大槻玄沢が登場する。「解体新書」を翻訳しなおした人物で、杉田玄白と前野良沢の弟子である。「玄沢」という名は、師匠二人の名から一字ずつとられている。  タイトルにもある司法解剖は、やはり江戸時代では無理だよ。というか無茶である。  また、鵜飼と宇田川の恋のさや当てがある。

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