大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を の商品レビュー
あらら、もう9冊目か。時代ミステリ+タイムトラベルもの。もはや安定したストーリー展開で、何も心配せずに安心して読める。水戸黄門かよ(とツッコミ)。 このシリーズには歴史上の人物もよく登場するのだが、今回は、蘭学者の大槻玄沢が登場する。「解体新書」を翻訳しなおした人物で、杉田...
あらら、もう9冊目か。時代ミステリ+タイムトラベルもの。もはや安定したストーリー展開で、何も心配せずに安心して読める。水戸黄門かよ(とツッコミ)。 このシリーズには歴史上の人物もよく登場するのだが、今回は、蘭学者の大槻玄沢が登場する。「解体新書」を翻訳しなおした人物で、杉田玄白と前野良沢の弟子である。「玄沢」という名は、師匠二人の名から一字ずつとられている。 タイトルにもある司法解剖は、やはり江戸時代では無理だよ。というか無茶である。 また、鵜飼と宇田川の恋のさや当てがある。
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このシリーズは大好き。特に長崎とか蘭学とか、ちょっと「仁」を思わせる今回も面白かった。 もうちょっとお話が長ければいいのに、と思いつつ、次の本までまた一年待ちます。
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八丁堀のおゆうシリーズ9作目。 前作に続き、現代はコロナ禍の最中。 江戸時代の本作のテーマは蘭学。杉田玄白の弟子の大槻玄沢も登場する。 不可思議な死に方をした武士の内偵をはじめた、おゆう達。すると似たような急死をした商人の主の事件が発生。 長崎の出島からもたらされる蘭学のウンチク...
八丁堀のおゆうシリーズ9作目。 前作に続き、現代はコロナ禍の最中。 江戸時代の本作のテーマは蘭学。杉田玄白の弟子の大槻玄沢も登場する。 不可思議な死に方をした武士の内偵をはじめた、おゆう達。すると似たような急死をした商人の主の事件が発生。 長崎の出島からもたらされる蘭学のウンチクも楽しめる本作。楽しめました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コロナ第1波後の話。毒殺を疑うおゆうは、司法解剖まがいを宇田川に唆されて、腑分けをしようとするが…。 宇田川と鵜飼様のバトルも気になるが、歴史を変えてしまうことになるのか、そっちもドキドキの展開になってきた!次巻も楽しみ。
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