BAD KIDS 新装版 の商品レビュー
高校生の時読んだらもっと感じ方違ったかな 私冷めた大人になったのかな 展開に目新しさは別にない でも、上手く言語化出来ない思春期の気持ちを上手く言い当ててくれるので気持ちがいい 隆之の人間性が本当に際立つ とはいえ、彼も高校生なので自己中心的なところもある 「わかってるよ。いや...
高校生の時読んだらもっと感じ方違ったかな 私冷めた大人になったのかな 展開に目新しさは別にない でも、上手く言語化出来ない思春期の気持ちを上手く言い当ててくれるので気持ちがいい 隆之の人間性が本当に際立つ とはいえ、彼も高校生なので自己中心的なところもある 「わかってるよ。いや、わかってないんだろうけど、わかろうとはしてるつもりだよ」 ↑好きセリフ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後半の隆之の言葉に全てが集約されてる気がする。 「〜 そんなのを当たり前と思ってるなんて、甘ちゃんもいいとこだよ。ほんとに好きなら、何でそうやって苦しめるんだよ。どんなことを言えば辛くさせるかなんて、もうイヤってほどわかってんだろ?お前はこの人を好きなんじゃない、この人に甘やかされるのが好きなだけなんだ。 〜略」 これを片想いの相手に言えるのすごいな。 物語は全体的に、痛々しいほど瑞々しい若さの話って感じだった。
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浴槽に頭まで浸かる本 痛みや後悔、必要だけれど持っているのが辛くなる様な感情を赤裸々に表現してくれる。思い出を振り返る時、馳せる想いを連ねる時、一緒に進んでくれる物語。 私が後悔しているのは別れたことではなく、出会ったことだ。よくあるなんて言いたくないけど、よく思ってしまう。私...
浴槽に頭まで浸かる本 痛みや後悔、必要だけれど持っているのが辛くなる様な感情を赤裸々に表現してくれる。思い出を振り返る時、馳せる想いを連ねる時、一緒に進んでくれる物語。 私が後悔しているのは別れたことではなく、出会ったことだ。よくあるなんて言いたくないけど、よく思ってしまう。私と出会わなければこんなに苦しい思いをさせずに済んだとか、貴方と出会わなければ嫌いな自分を認めないで済んだとか。 幸福のつきあたりと嫉妬のどん底の両方を見せてくれた。 自己嫌悪なんてものに陥る人は、みんなナルシスト。自分で思い描く基準の高さ、不釣愛な自分の一面を飲み込まず拒むことで愛する。 今日はここまで、が出来ない。 カレーは飲み物という様に、村山由佳の文章は私に取って飲み物。温度や舌でのとろけ具合やはじけ具合は違っても、スルスルと私の中に入り込む。胃から戻して咀嚼する反芻動物同様、何度も味わい栄養にしたいのにあまりにも私の受容体との相性が良すぎる。
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【おすすめポイント】 爽やかでみずみずしく最高に痛々しい小説。 1990年当時のみずみずしい、ひりつくような感じ。当時の、山田詠美とか好きな人には刺さるはず。 【残念ポイント】 特にないけど、村山由佳の初期作品だから、2025年現在と比べて多少荒削りではあるかも。
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秘密は1人で大事に抱えているから重く大きなものになってしまう、という都の台詞があったけど、都や光輝、隆之みたいに考えられる人間の方が少数派なのも確かで、本人に関係のない周りの声の方が大きく聞こえるから、隆之のように自分の心の内で感情を処理しようとする気持ちに共感した。ただ1人好き...
秘密は1人で大事に抱えているから重く大きなものになってしまう、という都の台詞があったけど、都や光輝、隆之みたいに考えられる人間の方が少数派なのも確かで、本人に関係のない周りの声の方が大きく聞こえるから、隆之のように自分の心の内で感情を処理しようとする気持ちに共感した。ただ1人好きになった人が同性だったり、年上だったりするだけなのに、多くの人は他人の心に土足で踏み込み、性別や年齢ばかりを指摘して、そこに至るまでの本人の心情や背景を理解しようとするようなことはしない。そういう世間からの目線に怯えることもなく、自己を抑圧することもない自由な光輝が2人のために、弾いたピアノが綺麗だと思った。
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1994年か… このとき18歳なら2025年に49歳か… おっさんがキモい 悪阻の描写にリアリティがない…
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おぉー、切ない!! 都と隆之との関係がなんだか良い この2人がくっついたらー良いのに〜 そんな簡単に行かへんか とか思いながら一気読み
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ふとした言葉の鮮やかさ 村山さんの小説は恋愛に対しての考え方が鋭くてハッとすることが結構ある。 都や隆之のような人生は送っていないけれど、高校生の時に自分が悩んでいたことの答えを教えてくれた。
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新装版ということで、これは再読しなければ!と思い読みました。高校生の頃読んだ時より、今読んだ方が第1章がセンセーショナルに感じました。青春小説という言葉は不似合いな感じがします。
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「放蕩記」「夜明けまで1マイル」に続き、著者の作品を読むのは三冊目。 三度目の正直じゃないが、これら三冊を読んで、遅ればせながらようやく分かった。 著者の本とオレとは、どうやらあまり相性が良くないらしい。 特に、前回読んだ「夜明けまで1マイル」と今回読んだ本作の2作は、読み終えた...
「放蕩記」「夜明けまで1マイル」に続き、著者の作品を読むのは三冊目。 三度目の正直じゃないが、これら三冊を読んで、遅ればせながらようやく分かった。 著者の本とオレとは、どうやらあまり相性が良くないらしい。 特に、前回読んだ「夜明けまで1マイル」と今回読んだ本作の2作は、読み終えた後の印象が非常に似通っていた。一言で云うなら「物語としては破綻なく上手く書けているようだが、なんかひどく薄っぺらい」。別の言い方をするなら「映画化やドラマ化を前提に手堅く書かれた習作」。そしてめでたく著者の企図通りに映画化、ドラマ化された暁には、オレ自身はちっとも観たいと思わないストーリー。そんな感じ。 中には時々「はっ」とするほど鋭く美しい表現や描写もある。確かに文章も巧い。 しかし、そうした技巧が、必ずしも物語そのものの説得力や魅力を際立たせていない。何処かちぐはぐな印象が否めない。 でもまあこれは、あくまで一読者との相性もしくは好き嫌いの問題であって、著者の小説家としての力量や価値を云々するものでは決してあり得ないのだが。
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