指輪物語 最新版(2) の商品レビュー
映画は何度も観てるけど原作を読むのは初めて。後にくる過酷な旅の前章として、ホビット村での楽しいひとときから物語が始まり、冒険が進むにつれ世界が広がり、仲間も増えていく。それと同時に、道中で起こる出来事の危険度は上昇し、仲間との亀裂や離散も生じてくる。続く物語で発生するイベントやそ...
映画は何度も観てるけど原作を読むのは初めて。後にくる過酷な旅の前章として、ホビット村での楽しいひとときから物語が始まり、冒険が進むにつれ世界が広がり、仲間も増えていく。それと同時に、道中で起こる出来事の危険度は上昇し、仲間との亀裂や離散も生じてくる。続く物語で発生するイベントやその結末まで知っている状態からすると、よくよく練られた構成になっているなと改めて感じる部分が多かった。 全体の流れについてはおおむね映画と同じ。会話により厚みがあったり、旅の仲間達がガラドリエルから各々武器をもらう場面があったりするけど(エクステンデッドエディションならこのシーンもあるが)、ピーター・ジャクソンの三部作を観ていれば、だいたいそれに沿って進行していることがわかる。 ただ、わりと大きな違いとして、ボロミア(小説だとボロミル)が1巻ラストでまだ生きてるんだよな。映画だと弓使いの中ボスオークに射られて死んじゃうけど、この時点でまだ生きてるとなると続く話に結構影響あるわけで、どうなるんだろ彼。 んで訳についてですが、はっきり言ってくどいです。つうか訳者が瀬田貞二さんというのが大きくて、この方の童話風なのに妙に重々しい言い回しや、単語の古くさい訳(”馳夫”に”つらぬき丸”って……)、ほとんどの文が「~ました。」で終わる単調さ、それらが文章のくどさとダサさになっていて、読んでてかなりしんどいなと私は感じました。んー、てかもしかしたら、私が『ナルニア国物語』読んでていまいちノレなかったのって瀬田さんの訳のせいなのか?話が面白いのは間違いないのだけど、訳が合わなくてやたらと時間かかっちゃったよ。途中で挫折したって話わりと聞くけど、それって訳のせいも結構ある気が。まあ、ここまで来たら続きも読むつもりですが……。
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指輪の力は誰にも制御できない。敵の本拠地にある火の山の滅びの罅裂に捨てるしかない。 エルロンドの館での会議により9人の旅の仲間が結成される。9という数字は指輪の幽鬼ナズグールと対になっている。 本格的な冒険が始まり上巻より面白くなってきた。 裂け谷からから霧ふり山脈、モリア、...
指輪の力は誰にも制御できない。敵の本拠地にある火の山の滅びの罅裂に捨てるしかない。 エルロンドの館での会議により9人の旅の仲間が結成される。9という数字は指輪の幽鬼ナズグールと対になっている。 本格的な冒険が始まり上巻より面白くなってきた。 裂け谷からから霧ふり山脈、モリア、ローリエン、川下り。 昼は藪や茂みの陰で眠り、不寝番を立て、夕方に起きると冷たい食事をとり、夜中ずっと歩き続ける過酷な旅。 度々出てくる長々しい風景描写がまだるっこしい。 時々話し言葉が古風な敬語みたくなるのに違和感。 基本的に話す時はみんな敬語、一人称はわたくしかわたし。ギムリも。サムだけ変な田舎言葉。 映画は話を端折りつつ肝心の部分をおさえている。読みながら、ここ、映画で見た、としばしば思った。 モリアでのバルログ登場、ガンダルフとの一騎打ち。 ロスローリエンでのガラドリエルとの邂逅。 この二つのシーンがとくに印象的だった。 旅の仲間がフロドとサム、そのほか全員の二手に別れるところまで。
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2024/11/1読了 やっとの事で、裂け谷にたどり着いたフロド。これでお役御免かと思いきや、エルロンドの会議では、この指輪をどうするのか侃々諤々。結局、〈一つの指輪〉は、滅びの山まで行って破壊しないといけない。では誰がやる……? 一同:シーン……。フロド:「わたしがやります」。...
2024/11/1読了 やっとの事で、裂け谷にたどり着いたフロド。これでお役御免かと思いきや、エルロンドの会議では、この指輪をどうするのか侃々諤々。結局、〈一つの指輪〉は、滅びの山まで行って破壊しないといけない。では誰がやる……? 一同:シーン……。フロド:「わたしがやります」。なんか、ここに、凄い「言わされた」感があった。まぁ、各勢力がお供を付けてくれただけ、国連安保理決議よりはマシだったか? 此処までの流れを、現代の軍事サスペンス的ストーリーに置き換えれば、「敵の戦略超兵器を偶然に手に入れてしまいました」「間違っても、敵に渡す訳にはいきません」「でも、いつまでも隠しておけません」「我々には使いこなせません」「我々の技術では破壊もできません」――じゃあ、「敵国に潜入し、製造元まで行って、破壊して貰おう」、的な感じか。ガンダルフも、指輪を手にしながら、それを使わず破壊しようとするとは、敵も思いもよらないだろう、みたいな事を言っていたけど、確かに、そんな面倒な事を実行してくるとは、まず思わないだろうな、と勝手に納得。 対して、「敵が強力な武器を持つなら、自分たちも持って、使ってなにが悪い」的な発想もある訳で、それを言い出したのが、ボロミル。やはり、「力には、ひたすら力を」というのは、人間の発想なのですね。
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序盤で指輪にまつわる話がまとめて語られるので、何が起こっているのか世界観がだいぶ分かってきた。9人の旅の仲間も出揃って面白くなってきたが、意外な展開に。「この後どうなるの?」というところで第一部が終わった。第二部も楽しみだ。
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Kindle版読了。 指輪の所有者となった小さき人・ホビット族のフロド・バギンズの元に旅の仲間が集う。目指すは唯一『一つの指輪』を滅することが出来る滅びの山。 魔法使い、人間、エルフ、ドワーフ、そしてホビット。種族の異なる仲間と共に、『一つの指輪』を運ぶ果てしない旅が始まる.....
Kindle版読了。 指輪の所有者となった小さき人・ホビット族のフロド・バギンズの元に旅の仲間が集う。目指すは唯一『一つの指輪』を滅することが出来る滅びの山。 魔法使い、人間、エルフ、ドワーフ、そしてホビット。種族の異なる仲間と共に、『一つの指輪』を運ぶ果てしない旅が始まる... (あらすじ) Kindle版 旅の仲間 上のあとがき後に書いてある解説文の興味深い記述がありました。 作者・J.R.R. トールキンは言語学者で言語についてはエルフ言語を作るほどの並々ならぬこだわりがある、ということは何処かで聞くは読むかした記憶があるのですが、じつは発音にもこだわりがあったのだそうです。 で、発音記号などについての記述があるとかなんとか。訳者がそこから翻訳を見直すと、人の名前を改めた方がいいのではないか、となって本著では若干変わっているのだそうです。 また、そもそもLとRの発音の区別がない(もしくは判りにくい)日本語に訳すには少々無理がある、とか。 結果、どう変わったかは本著と読んでいただければよいかと。 一例だけ書くと、 ボロミア⇒ボロミル となっています。最初に名前が出てきたときは違和感ありまくりでしたw 読み進めていくと慣れましたけど。 フロドとサムが2人だけになって先に進んだところで本著は終了。 次は「二つの塔」へ。 映画も鑑賞済でDVDも持ってて、小説も持ってて読了済だけど、それでも読み進めるとわくわくした気持ちになるのは不思議。 良作ということでしょうか。 時間がかかってしまうのが難点ですけど、ゆっくりと読み進めていこうと思っています。
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