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コンピュータはなぜ動くのか 第2版 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/06/09

機械言語である0,1の入力である事からスタートし、高水準言語に移行する流れが非常にきれいに導入されており分かりやすい。流れ上、PCの仕組みをハードウェアで示している箇所だけあり、そこだけソフトウェアの話では無いため若干取っ掛かりにくかった。実際にPCではfor文の様に繰り返し処理...

機械言語である0,1の入力である事からスタートし、高水準言語に移行する流れが非常にきれいに導入されており分かりやすい。流れ上、PCの仕組みをハードウェアで示している箇所だけあり、そこだけソフトウェアの話では無いため若干取っ掛かりにくかった。実際にPCではfor文の様に繰り返し処理をしているのではなく、あくまでgo to文でコードのスタート位置に戻っているだけというのも、当然だがC言語からスタートした自分には意識しにくい箇所で勉強になった。 構造体から配列や二分木の説明をしている箇所は、ポインタのメリットが非常に分かりやすく記載されていた。ポインタのメリットが分からない人には是非一読してみて欲しい。 TCP/IPでは、実コードベースに必要な箇所のみ抜粋してインターネットの説明をしていた。MACアドレスとIPアドレスは別目的で使用される同一の印であり、IPアドレスを使うメリットはマスキングである事も理解できた。最後のXMLは非常に分かりやすく、何故XMLが生まれたのか、HTMLから派生した経緯について詳しく書かれていた。

Posted byブクログ

2023/10/05

図書館で借りた。 コンピュータサイエンスの基礎を一般に広めたベストセラー本の第2版。初版はおぼろげながら読んだ記憶が薄っすらとだけある。初版から20年近くが経過して、待望の第2版である。 本当に基礎の基礎を、しかし広く網羅した、一般向けとしては非常に贅沢な構成。回路図・データ線と...

図書館で借りた。 コンピュータサイエンスの基礎を一般に広めたベストセラー本の第2版。初版はおぼろげながら読んだ記憶が薄っすらとだけある。初版から20年近くが経過して、待望の第2版である。 本当に基礎の基礎を、しかし広く網羅した、一般向けとしては非常に贅沢な構成。回路図・データ線といったハードウェアの基礎知識から、アセンブラ・プログラミング基礎・アルゴリズムとデータ構造…このあたりまではコンピュータ基礎といった印象を抱く。そこからさらに、オブジェクト指向・データベース・ネットワーク・暗号(セキュリティ)・XML(Web、マークアップ言語)・コンピュータと職業といったところまでカバーする。 今やエンジニアと言われる人々でも、コンピュータサイエンスを知らない人は多い。ある程度専門でも1冊持っていても良い、非常に価値のある1冊だ。 ただ、如何せん20年前がベースとなっている本なので、最後の職業の章などは、現代の感覚とはズレが生じてきている気もしないでもない。名著は名著だが、読み手の感覚としてもupdateし続けていきたいものだ。

Posted byブクログ

2023/09/04

この類の本で最後まで読み切れたのは自分的に珍しいです。最初の最初の基本が分かりやすいです。箱に命令とデータが入ってて、それを電圧の高低変化で読み出し書き込む。なるほど。その他、何となくコンピュータが近くなった感じです。

Posted byブクログ

2023/03/23

コンピュータの作り、アルゴリズムとデータ構造、オブジェクト指向、データベース、ネットワークコマンドなど、PCを扱う上で必要な知識が幅広く、コンパクトにまとめられている。表現も平易で分かりやすいので、学習コスパ高い一冊だと思う。

Posted byブクログ

2022/12/24

「第2版」が出たので早速読んだ。全般的に分かりやすいが、CPUとメモリの関係が個人的に苦手で難しく感じる。アルゴリズムは、基本情報技術者試験で嫌というほどやらされたので、何となく分かって読める。基本情報後に読むのが最適だったのかな。番兵の意義が本書で初めて分かり、ちょっと感動。

Posted byブクログ