妖怪犯科帳 の商品レビュー

神楽坂淳(著者)

2024/02/19

あやかし長屋第二弾。

いろいろ予想外の事実（設定？）が判明してきた。
本当なら平次は妖怪に取りつかれているので、
普通ならもう死んでいるはずなのに
妖怪に精気をを与えても死なない体質らしい。
たまは猫舌でネギ等食べられないものがあるので、
平次と差し向かいで食事をするのは双葉（ふた口女）だとか、
たまとは夫婦といいながら双葉と雪女と三人で布団に入るとか。

家族皆殺しの強盗とか、盗賊とか一応出てくるが、
ぬるぬると解決していく。
もうちょっと平次が捕物で活躍しても良いのでは。

そして、
秋葉ケ原には狐の妖怪が「巫女」の格好をして、団子を売ってるらしい。　

2022/10/25

猫又のたま目線で語られる物語で、ほぼ全てにおいて妖目線なので、人の概念が通用しない。
その『妖』についても既存の設定を使っていなくて、独自設定で展開するのが楽しい。

三話はギャグ回、笑いっぱなしでした！(笑)

いつもの神楽坂作品風味で、今一番好きなシリーズです。