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妻の終活 の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2023/09/04

杏子さん(奥さん)が立派過ぎる。妻の鑑の様な人だが、それはダメ夫にしてしまったとも言える。 人は大切な人にほど甘えてしまう。夫婦や家族には特にそうだ。毎日が、この当たり前の時間が、かけがえのない時なんだと心に刻みながら生活していきたい。後悔しない様に…

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2023/07/22

妻が余命宣告を受けたことにより、亭主関白だった夫が妻の余命を受け入れ、徐々に変化していく様子がものすごく丁寧に描かれていて、感動した。 特に、妻の尊厳に寄り添おうとする姿には、介護職をしている自分にも考えさせられる場面でした。

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2023/05/22

杏子さん、本当にできた女性ですね。 昭和的考えの亭主関白男の旦那に見切りをつけずに最後まで支える。 私には同じようなことが出来るのかな?と思いました。自分もですが、親の老後などかなり考えさせられる本でした。 ただ嗚咽するほどの涙は全く出ませんでした

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2023/04/15

妻の就活とは夫が最低限の家事ができるようになり孤独にならないように娘達との和解、仲間作り等々、夫の為のものであった 先に逝く者としては自分の事よりも残していく夫の事が心配だという事だった 実母の様子と重なった

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2023/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もうもうどうしようもないクソ男廉太郎 孫に対して言い放った瞬間怒りで吐き気すら催した。きっとトラウマになる。全て思考が狂ってるとしか思えない その男が妻を亡くした後自身の愚かさを認識して泣き崩れる 遅い!杏子さん、我慢しすぎ!娘たちも結局優しい

Posted byブクログ

2023/03/12

典型的な古い考えの持ち主で仕事をやっていることで全てが許されると思っていた夫が妻の余命宣告で狼狽することから始まるストーリー。 大切な人に伝えるべき感謝の言葉は、きちんと伝えておくこと。あとで後悔しないように。

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2023/02/23

ずっと仕事ばかりしてきた夫が、妻の余命と向き合い、寄り添って自分を見つめ直すストーリー 逃れられない別れに、泣いたりしながらも最後を迎え、乗り越えようとしている家族 近しい人との死、考えたくないな

Posted byブクログ

2023/01/06

自分の父親のような主人公だからこそ感情移入。後半にかけて末期がんの妻を愛おしく思う様子に涙が出てくる。ラストは衝撃な過去がわかり、そこがまた伏線回収で複雑な感情と涙。

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2023/02/21

父母ともに地方の農家の生まれで、祖父母の世代には古い考えが色濃く残る環境でした。ただこの世代の方たちは、かつての時代の環境も、時代とともに変わった今の環境も見ていると思います。祖父母にお互いがどんな存在だったのか聞いてみたくなりました。 長年連れ添った家族や友人とは、愛が、心が通...

父母ともに地方の農家の生まれで、祖父母の世代には古い考えが色濃く残る環境でした。ただこの世代の方たちは、かつての時代の環境も、時代とともに変わった今の環境も見ていると思います。祖父母にお互いがどんな存在だったのか聞いてみたくなりました。 長年連れ添った家族や友人とは、愛が、心が通い合っているとはいえ、改めて相手のことを考え、想いを伝えあうことは素敵だなと思います。

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2022/12/11

ここまでは、古い考えの夫ではないと思いますが。 やはり、奥さんに対しては、どことということではなく 後ろめたく、謝罪の気持ちがあります。 奥さんの死ということではく、そろそろ自分の夫婦も そんなに遠い話ではなくなってきた時期に この本を読んで、引き込まれました。

Posted byブクログ