1,800円以上の注文で送料無料

親不孝介護 距離を取るからうまくいく の商品レビュー

4.2

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/10/14

介護、、、 考えるだけで憂鬱、でも、きっと遠くない将来、避けて通れなくなる日が来るんだろうな、、、、 そんな私に、少しの安心と、だから、少しずつ介護のことを知っていこうと思う勇気をくれた本。

Posted byブクログ

2024/09/18

参考になる部分もあったが、これを実践できる方は少ないのではないだろうか? 自分が親から離れて住んでいて、一人っ子、親を施設に入れるだけのお金がある、というのは恵まれている。 実際は、自分は親と同居、手は貸さないが口は出してくる兄弟がいる、親が施設に入れる程の年金や預貯金がない、親...

参考になる部分もあったが、これを実践できる方は少ないのではないだろうか? 自分が親から離れて住んでいて、一人っ子、親を施設に入れるだけのお金がある、というのは恵まれている。 実際は、自分は親と同居、手は貸さないが口は出してくる兄弟がいる、親が施設に入れる程の年金や預貯金がない、親を施設に入れる事に対するご近所の批判的な声、等問題だらけである。 子供は自分の人生を大切にして生きていくべきで、親の介護に縛られるのはおかしい、という世の中に早くなって欲しいと思う。

Posted byブクログ

2024/08/10

職場にセミナーに来てくださりNPOとなりのかいご様を知りました。ちょうど祖母が認知症になり、介護がはじまったので今この時に知れて良かったと思っています。 介護以外にも、キャリアに迷っている方、人事担当の方、人生について深く考えたい方におすすめです。会話のスタイルでテンポよく書かれ...

職場にセミナーに来てくださりNPOとなりのかいご様を知りました。ちょうど祖母が認知症になり、介護がはじまったので今この時に知れて良かったと思っています。 介護以外にも、キャリアに迷っている方、人事担当の方、人生について深く考えたい方におすすめです。会話のスタイルでテンポよく書かれているので、1日あれば読めます。

Posted byブクログ

2024/07/21

自分の経験と照らし合わせても、共感し、慰められる内容だった。親や親、子は子、という「個人」の意識が持ちづらい…「同居」というカタチがあるように、その意識がまず「介護」を難しくしているのだと思う。決して「側にいることが親孝行」とか「家族の問題」とか「施設なんて酷い」とか…よく言われ...

自分の経験と照らし合わせても、共感し、慰められる内容だった。親や親、子は子、という「個人」の意識が持ちづらい…「同居」というカタチがあるように、その意識がまず「介護」を難しくしているのだと思う。決して「側にいることが親孝行」とか「家族の問題」とか「施設なんて酷い」とか…よく言われるそういった意識が、結果的にどちらの人生も破壊してしまうことは、多々ある。介護離職をしたり、社会から隔絶した状態に追い込まれたり、果ては、お互いに「終わりにしよう」とまで思ってしまう…。 まずはそういった「幻想」を捨てること。 そして、個人対個人としての適切な「距離」を保つこと。その上で身勝手な「親孝行」という概念を見直し、親にとっての幸せとは何か、を客観視することが介護の助けになると思う。 もう一つは、親は「親」という役を演じている、ということ。認知度が低くなるにつれて、人は社会での役割から少しずつ離れ、自分本来の、ただの人になってゆく。「素」の状態に戻ってゆく。 子から見れば、或いは、その状態は受け入れて難いものだったりもする。だから、無理をさせたり、叱ったりして、なんとか元に戻そうとする。 しかし、親もただの人なのだ。 素の状態で、では、彼や彼女は何が幸せなのか、と考えると、それは、無理をしてキツいリハビリをすることだったり、必要以上な整理整頓だったり、そういうことではないはずだ。絵を描くことが好き、歌を歌うことが好き、映画を見ることが好き、スポーツ観戦が好き、プラモデルが好き…その人の本当に好きなことをさせてあげること、その時が幸せならばそれでいいのではないのかな。 「介護」とは「撤退戦」である、との言葉が印象的だった。人は死亡率100%という人生を生きている。終わりに向かって、ジワジワと後退していくのが介護であるとしても、それは何も悲しいことではない。 人の介護を通して、自分を見つめること。 何が楽しいのか、何をしている時が幸せなのか。 それを理解できたら、きっと介護の苦しみから解放されると思う。 距離感を理解し、専門家を頼り、自分の人生を崩壊させないこと、それらがうまく回りだせば、自然と互いに幸せな時間を送れると思う。 容易いことではないけれど、自分にとっても貴重な時間をすごし、見送った母のことを思うと、偶然ではあってもそこそこうまくできたのではないかな、と思う。墓じまいも終わり、子としての責任は全て果たせたように思うと同時に、「終わり」について教えてくれたのは、やはり親だったことを思うと、自覚が無くても、最後まで親は親であった、と思う。 介護のプレッシャーに悩んでいる方も、これからそうなるだろうという方も、ぜひ読んでもらいたい一冊だ。

Posted byブクログ

2024/07/09

●親の介護という「無理ゲー」●かくてわが撤退戦は始まった●「いつ会社、やめるんですか?」●警察を呼ぶ親に怒りまくる私●「一人っ子で田舎に親が? それは恵まれている!」は?●介護の人から「いいサービス」を受けるには●それでもだんだんやばくなる母●「いい施設」は子どもの「承認欲求」を...

●親の介護という「無理ゲー」●かくてわが撤退戦は始まった●「いつ会社、やめるんですか?」●警察を呼ぶ親に怒りまくる私●「一人っ子で田舎に親が? それは恵まれている!」は?●介護の人から「いいサービス」を受けるには●それでもだんだんやばくなる母●「いい施設」は子どもの「承認欲求」を狙う●「もしこちらの施設で、親が死んだとしても」●「親にウソをつく」ことへの抵抗●幸せってなんだっけ~定年前に介護をする意味●人事の人が用意しておくといい考え方●成果主義と介護の相性の悪さ

Posted byブクログ

2024/07/07

・現在、地元から離れて暮らしており、母親から「親のそばに住まないなんて親不孝だ」と言われ続けている者です。 ・自分の立場を客観視できる、すごく助かる本でした。 ・体験談+解説で構成されているので、素人と専門家の両方の立場からの意見が読めておもしろい。 ・自分が親とどう関わっていき...

・現在、地元から離れて暮らしており、母親から「親のそばに住まないなんて親不孝だ」と言われ続けている者です。 ・自分の立場を客観視できる、すごく助かる本でした。 ・体験談+解説で構成されているので、素人と専門家の両方の立場からの意見が読めておもしろい。 ・自分が親とどう関わっていきたいのか、考えが整理できた気がする。 ・母親をはじめとする家族もこの本を読んで、こういう考え方を理解してほしい...。

Posted byブクログ

2024/07/06

ためらわずに公的支援に頼って、親も自分もストレスをためずに生活していくのが大事だし、結果的に良い関係が作れると思う。 介護が必要なかんじになってきたら再読したい。

Posted byブクログ

2024/05/03

介護、というとわれわれはどうしてもガッツリ親に関わって、を想像してしまう。その考えが導くのは親も子どももともだおれ、という現実。いま世の中にある「親孝行」という常識をすっと俯瞰して、相談し、頼れるところは頼るというマインドの変換が、結局は親も子どもも幸せに健やかに暮らせる、という...

介護、というとわれわれはどうしてもガッツリ親に関わって、を想像してしまう。その考えが導くのは親も子どももともだおれ、という現実。いま世の中にある「親孝行」という常識をすっと俯瞰して、相談し、頼れるところは頼るというマインドの変換が、結局は親も子どもも幸せに健やかに暮らせる、という本でした。親の価値観は元気なうちに知っておかなければなー。

Posted byブクログ

2023/12/31

何かで紹介されていて、親の介護も他人事ではないので読んでみた。 実際に介護に関わった人が自分の経験を基に、介護の例を紹介している。 これは本にするぐらいだからうまくいっている例である。親の介護は誰しも初めての経験だから、始まる前に何らかの知識は得ておくに越したことはない。 参...

何かで紹介されていて、親の介護も他人事ではないので読んでみた。 実際に介護に関わった人が自分の経験を基に、介護の例を紹介している。 これは本にするぐらいだからうまくいっている例である。親の介護は誰しも初めての経験だから、始まる前に何らかの知識は得ておくに越したことはない。 参考になったのは「地域包括支援センター」を調べておくこと、「介護保険証」を確認しておくこと、自分で介護しようとせず、プロの手を借りること。

Posted byブクログ

2023/12/13

会社でたまたま助成金関係で受けた研修で、「介護休暇は介護するためでなく、離職せずに済むよう制度を使って親の生活を整えるため」ということと包括の存在は知っていたが、それを実際にした人の話だった。 介護離職して親に虐待してしまう人がいる、というのは、育休中に赤ちゃんと2人きりで困っ...

会社でたまたま助成金関係で受けた研修で、「介護休暇は介護するためでなく、離職せずに済むよう制度を使って親の生活を整えるため」ということと包括の存在は知っていたが、それを実際にした人の話だった。 介護離職して親に虐待してしまう人がいる、というのは、育休中に赤ちゃんと2人きりで困ったり追い詰められたりしたことのある人は想像しやすいと思う。なので、バリバリ働く男性がこうなりやすいんだろうなと思った。 この本では息子と人好きな母親だけど、父親の方が家に人を入れるにしても施設に入れるにしても大変そうなので、父親バージョンの話も読んでみたい。 ともかく、育児と違い介護は何もしてなければ突然始まるので、何も知らずに突入するにはハードルが高すぎる。 親も年取ったな、と思った人は介護なんてまだまだ先と思っても一読しておいた方が良い。

Posted byブクログ